ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「感染列島」

2009-01-23 20:26:04 | Weblog
MAX THEATER 上越にて。

なんとこの映画館にはメンズ・デーなるものがあり(というか新潟県全体か!?)男性は1000円で鑑賞OKなのである!!

ということで旧友と誘い合わせて(いい年こいて男二人!!)行ってまいりました!

国産ウイルス・パニック物!感染列島!

昨今はCGやVFXっていうんですか、進歩に目覚しいものがあり、邦画といえどもあなどれない時代に

なってきた事はとても喜ばしい限りでありますが・・。

謎の新型ウィルスに日本が襲われます!!

1月のある日、市民病院へ一人の急患が運び込まれた。
救命救急医の松岡(妻夫木聡)が対応。
高熱、痙攣、多臓器不全。新型インフルエンザの症状に似てはいるが、何かが違う。全てのワクチンが通用せず。吐血、及び眼窩からの出血おびただしく、心停止後除細動を施すも再鼓動なく、死亡。

徐々に感染は広がっていきます。入院患者にも感染者は広まっていく。
同僚の医師・安藤(佐藤浩一)も感染。松岡の懸命の処置も空しく、死亡・・。

WHOよりメディカルオフィサー小林栄子(檀れい)が派遣されて来る。

松岡は小林と衝突しながらも、未知の感染症へ共闘の体制を模索する・・。

果たして感染爆発(パンデミック)を阻止できるか・・・!?


近い未来に起きてもおかしくないストーリーですね。

かなり期待していただけに、ちょっと残念という感じは否めないですね・・。

まず、ウィルスの原因になる南方の島の描写が、何故かイマイチ説得力がないんですよ・・。
いきなりゾンビみたいな集団が起き上がってきたり、みつけた病死体の血痕のメイクが雑だったり・・・。

それと、国仲涼子扮する看護師の発病のしかたが、あまりにも唐突で・・。
そんないきなり倒れるかい!!舞台じゃあるまいに!

この手の映画はリアリティ命ですからねぇ・・・!

それともう一点、せっかくのスペクタクルに恋愛ネタは興ざめもいいところです。

WHOから来たメディカルオフィサーが主人公の元カノ・・・ええ~~~・・!!
パニック大作なんだからそれはないでしょ~~・・・(T_T)/~~~。泣きたくなりましたよ・・。


なにやら、制作前に「感染爆発(パンデミック)を題材とした映画を作る」と、カンヌ映画祭で発表したところ、世界20数ヵ国から配給のオファーがあったそうな・・・。

「明日、地球が滅びようとも 君は今日、林檎の木を植える」

ラストの詩(マルチン・ルター)だけが妙に心に残りました・・・。

脚本・監督 瀬々敬久

出演 妻夫木聡 藤 達也 国仲涼子 池脇千鶴 カンニング竹山 三石研
   檀 れい 佐藤浩一 田中裕二(爆笑問題)金田明夫 キムラ緑子
                 
                                   他