高尾山下

最近は備忘録的に過去の旅行の記録をアップしています。

Life on Manchester? ④

2020年07月19日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

マンチェスターを訪れるきっかけは、『時空刑事1973/Life On Mars』だったわけですが、
他にマンチェスターがロケ地になっている作品は?と調べたところ、
『悪魔の墓場(Non si deve profanare il sonno dei morti/Living Dead at Manchester)』 がありました。
1974年公開の、イタリア・スペイン合作のホラー映画です。
日本での公開は1975年、日本で最初に劇場公開されたゾンビ映画なのだそうです。

ロンドンで骨董店を営む主人公が、休暇でバイク旅行に出かけ、いろいろあってゾンビに遭遇、
実はそのゾンビは…というような内容です(←超テキトウ)

ロンドンの骨董店という設定ですが、撮影はマンチェスターでした。

冒頭、店内から見える外の風景。

欄干が当時と変わっていないのがわかります?

しかし、このお店のあった場所は…

…更地になっていました(悲)

 

店の前からバイクで走り出す主人公。

この店の場所がわかったのは、左にマンチェスター大聖堂が映っていたからです。

 

あと一つ、この橋がどこか知りたいなぁ。たぶん今も変わってないような気がします。

 

(墓地のロケで撮影隊が好き放題にやって、地元の人に顰蹙を買い「二度と来るな!」と
言われた…というようなエピソードをどこかで読んだような気がしますが、うろ覚え…)

 

マンチェスター大聖堂

 

オープンエアで賑やかに飲食する人たちでいっぱい。

左奥はThe Old Wellington、右はSinclare's Oyster Bar、どちらも歴史ある有名なパブ。
The Old Wellingtonは1552年の建築!

 

こちらのパブは、お花がたくさん飾られて可愛いです。

さて、ランチタイム。
私もパブへ入ってみました。

The Bank 、というお店です。

イギリスで食べるサーモンは美味しい!

このThe Bank、元は銀行だった建物をリノベーションしたのでBankなのだと
今の今まで思い込んでいたのですが、調べてみたら、元は図書館でした。
この建物はポルティコ図書館として1803年に新古典主義様式で建てられたもので、
第2*級指定建造物に指定されています。
現在は2階が図書館とギャラリーになっているそうで、ううむ、知っていたら見学したのに!

サーモンとビールで満足したので、再びブラブラと…

チャイナタウン


ロンドンに次ぐ大規模な中華街、というけれど、そんなに広いとも思えず。
時間のせいか、人通りもまばらでした。夜になると、賑やかになるのかしら?

 

あてもなく歩いていて、こんな像を見つけました。

なんなんだ?と見てみると、Archimedesってあります。アルキメデス!
風呂に入っていてひらめいた時のアルキメデス??

めっちゃスゴイひらめき顔www

テキトウに歩いていて通りがかったので、場所がどこかわからなかったのですが、
マンチェスター大学理工学部のあるところでした。

 

一旦ホテルへ帰り、チェックインをすませて、買い物に出かけました。

マニア・オタク立ち寄り必須の、Forbidden Planet です!
HPに無いので、ここはロンドンの店舗とは別系列なのかな?

この棚、ドクターフーのコーナーなんですよ!
これ全部ください!って、言えたらなあ~

フィギュアもありましたが、ドクターのは無かったです。

ジブリは人気ありますねー。

 

悩みに悩んで、3冊購入!


シリーズによって、ターディスは内部だけじゃなく外側も少しづつ変わっていってるんですね。

 

Forbidden Planet の近くには、もうひとつTravelling Manというマニアが好きそうなお店がありました。



 

さて、夕食です。
次にイギリスへ行ったら、絶対また食べたい!!と思っていた、
Nando's (ナンドス) のペリペリチキンをテイクアウト。
嬉しくてハーフチキンにしたら、ちょっと多かった。
サイドはサラダとスパイシーライス。このスパイシーライスも大好き!



韓国のチキンもいいけれど、Nando's 、早く日本に上陸してくれないかなあ。
切に希望します…(祈)

 

大好きなものを食べて、二日目終了です。

(続く)


Life on Manchester? ③

2020年07月19日 | 旅行/マンチェスター(2019年7月)

二日目。ロンドンの朝は曇り空。


ホテルの部屋にて、軽く朝食。

大好きな人もいれば、大嫌いな人もいる、噂のマーマイト!
そのマーマイト味のビスケットがあったので、食べてみました。
塩気の強い固焼きクッキーというかんじで、私は好き!パッケージも可愛いです。

 

ドーハから乗り継ぎでマンチェスターへ行く便もあるのに、
わざわざロンドンに寄ったのは、列車に乗ってみたかったからです。

 

マンチェスターへの列車は、ユーストン駅から出ています。

…そういえばユーストン駅の近くには、ドラマ『シャーロック』でおなじみのカフェ、
Speedy’s (スピーディーズ)があるのでした。

これは2018年にロンドンを訪れた時の。(写真だけで入ってません)

今、左側にブループラーク(イギリス国内で、著名な人物がかつて住んだ家や歴史的な
出来事があった場所に設置されている、青い丸い銘板)が付いてるのに気付いて調べてみたら、
イタリアの革命家・Giuseppe Mazzini (ジュゼッペ・マッツィーニ/1805-1872)が暮らした場所でした。

 

ユーストン駅は、ロンドンから北方へ向かう路線のターミナル駅ということもあって、
コンコースも広々としています。

マンチェスターへは、ちょっと奮発してVirgin Trains で一等車の切符を買いました。
一等車(1st class)にするとラウンジが利用できて、コーヒーや紅茶、パン、果物などの軽食が
無料で好きなだけいただけます。
駅のトイレは有料ですが、ラウンジ内のトイレは無料。

Speedy’sで朝食にするのも良かったのですが、そうしなかったのは、
一等車では車内で朝食のサービスがあるからです。

 

ジャーン!!

メニューがいくつかあるうちから、フルブレックファストにしました。
…これが食べてみたくて、わざわざ列車での移動にした食いしん坊です(笑)

ちゃんとアツアツのがサーブされるのが嬉しいし、トーストはパンの種類が選べます。
ミルクティーもいただいて、大満足の朝食でした。

ネットで調べると、サイトで予約した後、駅でチケットを発券するとあるのですが、
Virgin Trains のアプリで予約してEチケットにしたら、ラウンジに入る時や、車内の検札の時には
スマホの画面を見せるだけでOKでした。

ファーストクラスだけに正規運賃はお高め、でも早割(たしか3か月前から予約ができる)や
オフピークの時間にするなどで、五分の一くらいの金額になったりもします。
サイトでの予約の際、窓側or通路側、座席の向きが進行方向or逆、荷物置き場が近い方が良いかどうか等々
希望を入力できるのですが、私は半額くらいの割引運賃だったからなのかなんなのか、
一等車に席は確保できているけど、新幹線のように座席が指定されているわけではなかったので、
ラウンジでまったりしていて発車ギリギリに乗車したら、座りたかったタイプの席に座れず、
ボックス席に別の乗客と相席する形になってしまいました。
目的の列車が乗車可能になったら、さっさと乗車するのがよろしいようです。



(窓が汚いんですよ)


通過する駅や、のどかな景色を車窓から眺めているうちに、
2時間くらいでマンチェスター・ピカデリー駅へ到着。
ロンドンは曇りだったけど、マンチェスターは晴!
ホテルに荷物を預けて、さっそく街へ出かけました。


マンチェスター市庁舎(Town Hall)へやってきました。
内部が美しく、見どころいっぱい!ってことで期待していたのですが…

…入れなかった(トホホ)



で、お隣の中央図書館へ入ってみました。

美しい装飾がたくさんあって、閲覧室でないスペースにも腰掛けるところがたくさんあるので、
街歩きで疲れた時に一息いれるのにも良さそうです。トイレも無料だし(←)

 

ひと休みしたところで、街歩き再開です。

(続く)