1月16日~17日
今年で 12回目?15回目?
北海道雪崩事故防止講習会・樋口和生の了解をいただいて
2002年ころからはじまった講習会です。
何回目かもわからないくらい続いている”雪崩事故防止講習会”
今年は、ICI石井スポーツ登山学校とコラボ企画とさせていただき
登山初心者向き講習会として募集させていただきました。
おかげさまで、今年は19名の参加と8名のスタッフで実施をさせていただきました。
1日目:机上講習と実技
山形県新庄市にある防災科研雪氷防災研究所新庄支所支所長・小杉士から雪氷のお話と雪崩の発生メカニズムについて、
ガイドが雪崩事故対策について、
山形県東根市にある北村山公立病院・脳外科・國本健太医師から
雪崩事故に伴う傷病について、
山形県村山市村山消防署・笹原宏文救急救命士から
現場でのFAについてとそれぞれの立場から
雪崩事故への予防・事故後の対応について話していただきました。
野外で、雪の観察、ピットチェック方法、スコップ操作、ビーコン操作、埋没体験などを体験していただき、
夜は、
翌日のレスキュートレーニングについてどのように対応するべきかグループディスカッションと続きました。
2日目:レスキュートレーニング
全体を4グループにわけ、
雪崩現場を想定した
幅20m長さ80mほどのエリア2面に
それぞれダミーを2体埋めて、
雪崩事故を想定した現場を再現してレスキューの練習、
最後は、医師と救急救命士、ガイドによる、
要救助者の現場での取り扱い、
安全地帯への搬送方法など多くの装備を使わないでシンプルに行う方法を学んでいただきました。
登山をはじめたばかり、雪山に今シーズンからはじめようという方
にとって刺激的な2日間となったのではないでしょうか!!
おかげさまで、和気藹々のなか今年も雪崩事故防止講習会無事に終了させていただきました。
この講習会が役に立たないことを願い、
みなさまにおかげさまと感謝!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます