1月18日(水)
昨日、舞台の上(舞台照明のさらに上)にエサを置いたので、食べたかどうかの確認をしました。ところが、何も食べていませんでした。
このままでは、フクロウが弱ってしまいます。そこで、捕獲することになりました。
捕獲するためには舞台照明の上に登り、大きな網で飛んでいるフクロウを捕獲するしかありません。万が一の危険も考えたため、内田先生が捕獲することになりました。
舞台照明の上に登ると、フクロウが鉄パイプ(梁)の上に止まっていました。

これが体育館の舞台の照明の上の空間に止まっていたフクロウです。
お腹が空いているのか、こちらを見ています。

網を向けると逃げ回りました。
近くに飛んできたときに捕獲するしかありません。
1時間くらいかけて、ようやく捕獲をしました。

捕獲したときの内田先生です。
ダンボール箱の中にフクロウが入っています。左手に持っているのは捕獲したときに使った手網です。

ダンボール箱の中に入ったフクロウです。
手につけている軍手は二重になっていて、フクロウの爪やクチバシから身を守るためにつけています。本来は革製の手袋をつけますが、今回は保護したばかりなので、軍手をつけています。その理由は、フクロウの健康状態をチェックするためです。

保護をしたら、まずはこのように触ります。
すると、肉付きや体温の簡単なチェックが出来ます。どうやら低体温にはなっていないようです。しかし、保護したばかりは気をつけなければなりません。
人の出入りが少なく、暖かい部屋に移動し、出来るだけ早くエサを与えなければなりません。そこで、購入したのが冷凍のピンクマウス(生まれたてのネズミ)と鶏肉です。
しかし、まだ食べる様子はありません。

頭をなでてみました。動物は、首筋をなでてあげると落ち着くことが多いからです。首筋からは副交感神経が出ているので、その部分を刺激すると気持ちよくなるのです。
しかし、保護したばかりです。嫌がっているようにも見えます。
とにかく、暗くして安静にすることにしました。
放課後、フクロウを動物病院に連れて行きました。
鳥類は専門ではないと言いながらも、いろんなアドバイスをいただきました。ありがとうございます。
ダンボール箱では狭いので、ホームセンターでネコ用のゲージを購入しました。