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DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[LAST SCENE / 愛内里菜] 有終の美!早くここに辿り着いて欲しかった!

2010年11月14日 | Being / GIZA 関連
先日、引退を表明した愛内里菜のラストアルバム『LAST SCENE』を聴きました。素晴らしいアルバムでしたよ。

LAST SCENE(初回限定盤DVD付)
クリエーター情報なし
GIZA

アルバム全体的に、優しくて穏やかな時間が流れています。ここ数作の迷走が嘘のようなクオリティだと思いました。(『THANX』のレビューはコチラ『DELIGHT』のレビューはコチラ)

特に「Sing a song」のクオリティが半端ない!フュージョンチックなアレンジが心地良い、各プレイヤーの熱の篭ったプレイが聞ける力作だと思います。ここんとこのGIZA関係の楽曲の中でも、これほど力の入っている楽曲はなかったように思います。まさに引退する彼女へのハナムケのように感じました。

●Sing a song / 愛内里菜


「MERRY-GO-ROUND」は、「Full Jump」あたりの伸びやかで力強いポップロックを彷彿させる良曲ですよ♪「TIME」「Priority」でも彼女のパワフルなロックヴォーカルが聴けます。

また、「Love me」「HANABI」「37℃」などゆっくりめの曲が後半に多いですが、どれも彼女の伝えたいという気持ちが伝わってくる曲ばかりです。アレンジも彼女の歌の邪魔をしない適度なアレンジで好感が持てます。
「IN MY SHOES」では、引退を目前に、これまで自分の辿ってきた道のりはこれで良かったのかと振り返っていて、グッときてしまいました。

●LAST SCENE メドレー / 愛内里菜


アルバム全体的に、とても落ち着いていて聴きやすく、ようやく彼女にふさわしい場所に辿り着いたんじゃないかと思いました。願わくば『PLAYGIRL』の後に『DELIGHT』の路線に行かずに、こっちの路線に早く移行していれば、もっと大きく羽ばたけたんじゃないかと、個人的には思っています。

でも、最後の最後で、この傑作を生み出してくれて良かった。やっぱり彼女は素晴らしいヴォーカリストでした。引退は非常に残念でなりませんが、またいつか音楽界に復帰してくれることを祈っています。

10年間の活動、お疲れさまでした。そして、素晴らしい歌を残してくれてありがとう!

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