奄美大島出身のシンガー、我那覇美奈の5thアルバム『風、光る』のレビューです。
前作『momentum』から4年も経ってしまいました。
ひっさびさのこのアルバム、4thで見せていたエレキロック路線ではなく、
原点回帰というか、戻りすぎて180°方向転換したような
静かな静かなアルバムになっています。
これまでの作品の中で、最も素直に歌っているんじゃないでしょうか。
昔のように声を張って歌っているのは、11曲目の「Sunshine」ぐらい。
シングルにもなった「風になりたい」は、我那覇美奈の優しい歌声と
穏やかなメロディがよくマッチしてて、とても癒されます。
でも、彼女が一時期ブレイクしそうになった「トラヴェリング・サンズ」の頃の
サウンドに囚われながら聴くと、最後まであまり盛り上がりの来ない展開に、
きっとガッカリしてしまうことでしょう。
映画「あずみ」の主題歌や、浜田省吾のFairlifeでの活動を通して、
ロックではない場所に、自分の居場所を見出したんでしょうかね。
私自身としては、アコースティックなロック路線だった2nd『TRAVELING SUNS』、
3rd『20』あたりが一番好きなので、やはり今作は物足りなかったですね。
ただ、今作も良い曲は多いので、それなりには楽しめます。
でも、16曲は、詰め込みすぎかな。最後の方は同じような雰囲気の曲が続いて、
かなり飽きが来てしまいました。曲数を11曲ぐらいにして、曲順を変えれば、
もっと聴きやすいアルバムになったんじゃないかなぁと思いますね。
最近では、植村花菜(過去のレビューはコチラ)あたりが、
昔のアコギ片手に歌っていた頃の我那覇美奈に似ているなぁと思うので、
我那覇のような女性ヴォーカルが好きな人はそちらもチェックしてみては
いかがでしょうか。
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前作『momentum』から4年も経ってしまいました。
ひっさびさのこのアルバム、4thで見せていたエレキロック路線ではなく、
原点回帰というか、戻りすぎて180°方向転換したような
静かな静かなアルバムになっています。
風、光る我那覇美奈, MOZ, Sin, 吉田拓郎, 深澤秀行, 溝下創, IMEHA, 春嵐, 水谷公生フォーライフミュージックエンタテインメントまるで子守唄のようなアルバム |
これまでの作品の中で、最も素直に歌っているんじゃないでしょうか。
昔のように声を張って歌っているのは、11曲目の「Sunshine」ぐらい。
シングルにもなった「風になりたい」は、我那覇美奈の優しい歌声と
穏やかなメロディがよくマッチしてて、とても癒されます。
でも、彼女が一時期ブレイクしそうになった「トラヴェリング・サンズ」の頃の
サウンドに囚われながら聴くと、最後まであまり盛り上がりの来ない展開に、
きっとガッカリしてしまうことでしょう。
TRAVELING SUNS我那覇美奈, 山野英明, 馬場一嘉, 島野聡, bice, 吉木麻里子, 高橋圭一, 松本有加フォーライフミュージックエンタテインメント我那覇が最も勢いのあった頃の名作! |
映画「あずみ」の主題歌や、浜田省吾のFairlifeでの活動を通して、
ロックではない場所に、自分の居場所を見出したんでしょうかね。
ねがい我那覇美奈, 山野英明, 井上鑑, F.T.C.C, 石嶋さやか, 馬場一嘉フォーライフミュージックエンタテインメント上戸彩主演映画「あずみ」の主題歌でした |
have a nice lifeFairlife, 岡野昭仁, 岸谷香, 浜田省吾, 我那覇美奈, 藤岡正明SE浜省の企画ユニットにゲスト参加してました |
私自身としては、アコースティックなロック路線だった2nd『TRAVELING SUNS』、
3rd『20』あたりが一番好きなので、やはり今作は物足りなかったですね。
20我那覇美奈, 深沼元昭, 石島さやか, 星勝, 堀込高樹, 高橋圭一, ハシケンフォーライフミュージックエンタテインメント渋いロックに芯の強い歌声がよく合ってた |
ただ、今作も良い曲は多いので、それなりには楽しめます。
でも、16曲は、詰め込みすぎかな。最後の方は同じような雰囲気の曲が続いて、
かなり飽きが来てしまいました。曲数を11曲ぐらいにして、曲順を変えれば、
もっと聴きやすいアルバムになったんじゃないかなぁと思いますね。
最近では、植村花菜(過去のレビューはコチラ)あたりが、
昔のアコギ片手に歌っていた頃の我那覇美奈に似ているなぁと思うので、
我那覇のような女性ヴォーカルが好きな人はそちらもチェックしてみては
いかがでしょうか。
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