DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

あれ?ロットングラフティーがベガス化!?

2012年08月16日 | 音楽レビュー
京都の老舗ミクスチャーバンドとして有名なロットングラフティーですが、今回出たシングル「D.A.N.C.E.」ですが、彼らにしては何やら異色な感じがします。

●D.A.N.C.E. / ロットングラフティー

D.A.N.C.E/灯
クリエーター情報なし
PINE FIELDS RECORDINGS


最近、ミクスチャー畑にもエレクトロ化の波が進出してきていて、その典型が今人気急上昇中のFear, and Loathing in Las Vegas(レビューはコチラ)だと思いますが、上記のロットンの曲を聴いて、ベガスみたいになってきたなと思っちゃいました。

ロットングラフティーの良いところは、過去のレビューでも触れたように(レビューはコチラ)、ゴリゴリのミクスチャーで男気あふれるサウンドの中に、BOφWYを感じさせるようなメロディのカッコ良さが持ち味だと思ってました。

でも、この曲を聴いて、派手派手なエレクトロに感化されてしまっているように感じて、ガッカリしました。とてもエレクトロをロットン風に取り入れて消化したと感じられませんでした。

かつてはこんなにカッコ良かったんですけどね。

●e for 20 / ロットングラフティー



と、そんな比較対象として取り上げたFear,and Loathing in Las Vegasですが、今月待望の2ndフルがリリースされました。

●Ley-Line / Fear, and Loathing in Las Vegas

All That We Have Now
クリエーター情報なし
バップ


私はまだちゃんと聴けてないですが、これまた凄い内容になってそうですので、ヘヴィロック/ミクスチャー好きは要チェックだと思います。

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


コメントを投稿