DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[紙ピアノ / MinxZone] 半径2mのかわいらしい世界

2011年06月03日 | 音楽レビュー
良いバンド、見つけました。MinxZoneというバンドです。

女性ヴォーカルの男女3人組ですが、結成からなんと11年目にして、ようやくメジャーデビューという苦労人です。

そんな彼女達の作る音楽は、自分の身近にある日常が題材になっているものが多く、それだけによりリアリティが感じられます。まさに自分の身の回り半径2mぐらいの世界といった感覚です。

そんな中でも、最も異彩を放つのは1曲目の「紙ピアノ」。

「紙に書いたピアノ 私だけの音色
 嬉しい音 悔しい音 出ない音なんかなかった」

貧乏で、ピアノを買ってもらえずに、紙に書いたピアノで遊んでいたという実体験が元になっているようで、曲を最後まで聞くと、前向きな気持ちになれる可愛らしい歌です。

●紙ピアノ / MinxZone


紙ピアノ
クリエーター情報なし
avex trax

雰囲気的には、初期の大塚愛のような可愛らしさがあるなぁと思います。あと、Elephant Girl(レビューはコチラ)や、チュールあたりが好きな人なら気に入るんじゃないかな。

●やさしさを考えてみる / チュール


ココロノウタ(初回生産限定盤)
チュール
KRE


さぁ、ZinxZoneの今後が楽しみです。頑張って続いていって欲しいなぁ。。。

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


コメントを投稿