女優のブレイク・ライブリー(Blake Lively)が『世界で最も魅力的な女性』
私が7~8年前から注目している人の体験談です。
「ヒトやモノを抱える経営の限界を感じた」。
ソニーは世にないものを望む消費者に、松下電器は安定性を求める消費者に応えていくのが重要でした。前者がイノベーターであり、後者がマジョリティーです。それぞれ、何をよしとするのか、ポイントが違うわけです。ところが、コンピューターの世界では、イノベーターの影響力がすさまじい
P&GのCIO(最高情報責任者)に会った時に、社内のシステムについて面白い話を聞けました。社内で画像データを共有するのに、オンラインアルバムサービス「Flickr(フリッカー)」を使っているのだそうです。
社内の情報共有は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「Facebook(フェースブック)」を使っていると当時は言っていましたね。「情報漏洩の問題はいったいどうなっているのか」と尋ねると、彼の回答は「社内の情報共有システムで、FlickrやFacebook以上のものはP&Gは作れない。それを利用できる。これに対して、情報漏洩はモラルの問題だ」というものでした。
インディビジュアル化が最近また加速しているなと思うのは、タスクがどんどんマイクロ化していっているから、できる個人にはものすごいプロジェクトのタスクが積み込まれていく。うまく表現できないんですけど、単純な個人化というわけではなく、すごい人のところにはすごい仕事がいっぱい溜まっていく。
今までの企業の競争優位性がレバーになって、みんながそこに集まっていた。そのレバーがもう利かなくなっているということだと思うんですね。
リソースとしてカネとかモノとかヒトの数とか事業活動の定義とされてきたことのパワーがなくなっている。企業にしても、カネをいっぱい持っていることが競争優位性にならないと。
これからはサラリーパーソン大競争時代ではなくて、ビジネスパーソン大競争時代ですよね。
ビジネスパーソンとしてのスキルを身につけることが重要なんだろうなと思います。
自分の立ち位置をどう築いていくかという感覚があるといいのかなという気がしますね。自分のバリューは、どこに自分がいると高められるのか。それは、自分の会社や部署で自分が際立っているのはこの能力だから、そこを伸ばしていくという志向性とも言えます。
個人の知を上手に活用することで、5年で4億人のユーザーを抱えて売上高は1兆円を稼ぐけれども、社員数は20人しかない。そして、経常利益率が50%どころか、80%。こんな訳の分からない会社が生まれかねない。
私が7~8年前から注目している人の体験談です。
「ヒトやモノを抱える経営の限界を感じた」。
ソニーは世にないものを望む消費者に、松下電器は安定性を求める消費者に応えていくのが重要でした。前者がイノベーターであり、後者がマジョリティーです。それぞれ、何をよしとするのか、ポイントが違うわけです。ところが、コンピューターの世界では、イノベーターの影響力がすさまじい
P&GのCIO(最高情報責任者)に会った時に、社内のシステムについて面白い話を聞けました。社内で画像データを共有するのに、オンラインアルバムサービス「Flickr(フリッカー)」を使っているのだそうです。
社内の情報共有は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「Facebook(フェースブック)」を使っていると当時は言っていましたね。「情報漏洩の問題はいったいどうなっているのか」と尋ねると、彼の回答は「社内の情報共有システムで、FlickrやFacebook以上のものはP&Gは作れない。それを利用できる。これに対して、情報漏洩はモラルの問題だ」というものでした。
インディビジュアル化が最近また加速しているなと思うのは、タスクがどんどんマイクロ化していっているから、できる個人にはものすごいプロジェクトのタスクが積み込まれていく。うまく表現できないんですけど、単純な個人化というわけではなく、すごい人のところにはすごい仕事がいっぱい溜まっていく。
今までの企業の競争優位性がレバーになって、みんながそこに集まっていた。そのレバーがもう利かなくなっているということだと思うんですね。
リソースとしてカネとかモノとかヒトの数とか事業活動の定義とされてきたことのパワーがなくなっている。企業にしても、カネをいっぱい持っていることが競争優位性にならないと。
これからはサラリーパーソン大競争時代ではなくて、ビジネスパーソン大競争時代ですよね。
ビジネスパーソンとしてのスキルを身につけることが重要なんだろうなと思います。
自分の立ち位置をどう築いていくかという感覚があるといいのかなという気がしますね。自分のバリューは、どこに自分がいると高められるのか。それは、自分の会社や部署で自分が際立っているのはこの能力だから、そこを伸ばしていくという志向性とも言えます。
個人の知を上手に活用することで、5年で4億人のユーザーを抱えて売上高は1兆円を稼ぐけれども、社員数は20人しかない。そして、経常利益率が50%どころか、80%。こんな訳の分からない会社が生まれかねない。