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燧灘の島々の桟橋から先生や卒業生を島総出で見送る季節が訪れる。
島の全員が涙を流し 連絡船が見えなくなるまで桟橋から離れない。
私は3月の季節になると島の桟橋の光景を思い出す。
いつまでも忘れる事が出来ない。
そしてblobを書きながら森昌子の先生を口遊んでいる。
初恋の人は、腕白どもは、そして恩師は幸せにしているのだろうかと?
故郷の思い出は尽きない。
一、淡い初恋 消えた日は
雨がしとしと 降っていた
傘にかくれて 棧橋で
ひとり見つめて 泣いていた
おさない私が 胸こがし
慕いつづけた ひとの名は
せんせい せんせい それはせんせい
二、声を限りに 叫んでも
遠くはなれる 連絡船
白い灯台 絵のように
雨にうたれて 浮かんでた
誰にも言えない 悲しみに
胸をいためた ひとの名は
せんせい せんせい それはせんせい