おはようございます。
あおぞら文庫＆無農薬栽培国産菊芋直販店の
高城商店です。
冬は、とわのお別れが
多い季節のようでもあります。
Ｔさんの家には、まだあどけなさも残る
9歳の子とちょっと大人になりかけた
11歳の子がいます。
その子たちを含めたご家族全員が
亡くなったおばあちゃんに、
毎日お線香をあげるそうです。
なぜそこまで出来るのか？と考えました。
それは故人のお人柄なんでしょうね！
お孫さん達を、赤ちゃんの頃から可愛がり、
子供達は横座りしているおばあちゃんの
お膝の中にスポット入り、居心地良さそうに
横寝になる時もありました。
そんなおばあちゃんとのお別れは、食事も
喉を通らない様子で、辛く胸が引き裂かれる
思いでしたでしょうね。
私はその子たちの無言の瞳を見て
深い深い悲しみを知りました。
ある日9歳の子がポロポロ涙を流していた時
おばあちゃんは、分かるようにお話しし、
ぎゅっと胸に抱きしめてあげたそうです。
その子は頭では理解していたのですが、
感情のコントロールがまだ出来なかった
ようです。
しばらくしてから、胸の中の子は泣き止んだ
そうです。
仏壇に毎日手を合わせるのは、
心に刻まれたおばあちゃんへの
深い愛情があればこそ。
響き合う 家族だったんですね！
おばあちゃんは、子供さんたちの心を
豊かに、そして思いやりのある優しい子に
育ててくれたんですね！
それこそ世界で一番素晴らしい、遺産を
残して下さいました。
幼少期の経験は、子供の人間形成に
大きな影響を与えるそうです。
心を育む最高の教育は、授業では
なく、このような実生活の中に
あったんですね。
お金では買えないもの、目に見えないもの
それこそ黄金の輝きに見えます。
素晴らしいおばあちゃんでしたね！
今日一日が 皆様にとりまして
良い日になりますように！
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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