おはようございます。
神奈川県 あおぞら文庫＆
キクイモ専門店の高城商店です。
▲左奥が”あおぞら文庫”
青野原には、毎日利用できる
図書館がなかったので、あればいいな～！
というのが長い間の夢でもありました。
誰かにお願いしても いつになるか
わからないし、それなら自分で
作ろうということにしました。
家族全員賛同し、協力してくれた
お陰です。
あおぞら文庫の看板の書体は、
尊敬する茨城県のＴさんに書いていただき、
それをＡさんにお話ししたら、木に
掘って下さるというのです。
青根のｋさんに
金子みすゞさんの「 わたしと小鳥とすずと 」
を筆字でお願いしたら、素敵な木彫りで
仕上がってきて、私では危ないからと、
それをＳさんが脚立に上って額を
取り付けてくれました。
あおぞら文庫の開館祝いにと
贈呈してくださり、大変
恐縮致しました。
また、私の好きな良寛さんの詩
「花は無心にして蝶を招き・・」
を、刺繍文字で作品にしてくだった
ｗさん。
（全員先生の敬称略）
テーブル、いす、ペンキ、写真、
本、カーテン、パズル、本棚、
ノート、鉛筆、ソファー、額
などなど・・
何から何まで 親しい人たちが
これはどう？ これもどう？
使う？・・・と。
ほんとに たくさんの必要品が
あれよあれよという間に 集まって
きました。
ＮＰＯ法人なら別ですが、
個人の場合 予算はすべて
プライベートマネーですから
本当にどんなに助かったか
知れません。
希望者で作品作りをする時は、
材料費だけで、講師の先生は、
ボランティアをかってでて
くださいました。
地元住民の方の他、千葉県、茨城県、東京都
など県外からもご協力頂きました。
また地元の保育所、小・中学校の先生方
ちょっと前の区長さんからも、励ましの
お手紙をいただいたり
私物の本などたくさん寄贈して
いただきました。
そういえば小学校の先生のお母さん
からも寄贈していただきました。
児童文学者、歌人、大学の先生など
大勢の作者からもたくさん、本を寄贈して
いただきました。
Ｔさんは 出版の度に 私には、
”一番最初に送りますから”と
何回も届けてくださいました。
こんなことでは、日本の子供たちの
教育はダメになってしまう！と
文部大臣に文句を言った側面もある
情熱の教育者でもありました。
こんなに大勢の方々から お声をかけて
頂くとは 思ってもいませんでした。
ほんとに、涙が出るほど嬉しいです！！
長い間には、心が折れそうに
なることもありました。
でも、細々ではありますが
ここまでやってこれたのは
皆様の様々な形でのご支援が、
私の文庫活動の励みになり、
力づけられたからなんです。
皆様との出会いに感謝！
ご協力に心から心より
感謝申し上げます！
小学生、中学生から 80代の
高齢者の人達まで心を寄せて
いただいて、ほんとに
思い出のいっぱい詰まった
あおぞら文庫になりました。
今、少子化 過疎化で
文庫の利用者はほんとに限られて
きました。
絵本など私が選んでお勧めする
こともあります。
時代の流れを感じていますが
地域をどのようにしていくか！
大きな課題です！
まだまだ教えて頂いたり、遊んで
いただいたりしたかったのですが
もう何人もの方が別の世界に
旅立たれました。
私も 近い年になり、すべてが
愛おしく感じられます。
二度とない人生！
皆様との関わりの中から
更に学ばせて頂きたいと思っています。
どうぞ よろしくお願いいたします。
あおぞら文庫・・高城
