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タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

今が我慢の

2023-07-24 14:33:59 | 山歩きから
    

独りで裏山を歩いてきました。いつもより少しだけ早い出発です。

その時間は曇り、ほとんど無風でした。そのためでしょうか、蒸し暑くて、蒸し暑くて、、、、、、おまけに、、、、

中国自然歩道に入ると何か知らない虫がまとわりついて、本当に辛い山歩きになりました。

    

涸沢を過ぎたころから陽が射してきて、気分的にはいくらかは楽になりましたが、辛い山歩きには違いありません。「今が我慢の時期」と何度も言っているようですが、その思いを一番強く感じたのは今日のワンピッチ目でした。

蒸し暑いので、例によって「クソォ!」とか「暑い!」とか、奇声をあげながら歩いたのは言うまでもないことです。

    

高圧線の下を通って、もう少し先まで行ってひき返しました。明日もありますから、今日はこれで十分です。

    

    

天空カフェで休憩。この時間は風があり、チョッと肌寒さを感じるような休憩。

やはり山の風はいいですね。エアコンとは違います。ゆっくりと休憩しました。

残念なのは鳥の声がほとんどしなかったことです。ただただ風の音を聞いている感じでした。

    

帰り道、暗い森の中でオオルリがさえずっていました。足を止めてオオルリの声に注目。

何か動いたのでデジカメを向けてシャッターを押してみました。ディスプレイやファインダーを見ても鳥が見えるような状況ではありません。だから、本当に、適当にカメラを向けてシャッターを押しただけです。

帰宅してパソコンで拡大してみたら画像の端の方にオオルリさんが写っていました。思いきりトリミングして、泣く子も黙る(?)証拠写真の完成です。

    

いつもの駐車場に帰った時は晴て暑くなっていました。

今の時期に低山を歩くのはよほどの物好きでしょうが、休むことは出来ません。1ヶ月も休んでしまうと、諸事に怠け者のタカ長は歩けなくなります。それはダメなので、「今が我慢の山歩き」を継続するしかないのです。

    

今日の記録です。何だかんだと言いながら標準ペースで歩いたようです。

そんなことより週3回は山歩きすること、本当に今が我慢の時です。

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遠慮しないよ

2023-07-23 07:29:58 | 日々雑感
    

昨日の続きみたいな話題です。小学校低学年のころ友だちの家に遊びに行ったことをよく覚えています。と言っても、友だちのMだったのか、Kだったのか、それとも他の友だち宅だったのか、そのあたりの記憶はあいまいです。

友だち宅に行くと友だちのおばあちゃんがサツマイモを出してくれました。その時に言われた言葉です。

「何かを出してもらったら食べても食べなくても『ありがとう』と言わないといけないのだよ。同じ『ありがとう』と言うのならたくさん食べた方が良いでしょう」

この言葉はタカ長には強烈でした。

食べなくても「ありがとう」、1個食べても「ありがとう」、腹いっぱい食べても「ありがとう」。それなら腹いっぱい食べた方が良い。

    

その頃は食べ物が無い時代でした。特にタカ長のような「非農家」の家の食糧事情は深刻でした。それに比べたら農家には何か食べるものがあったのでしょう。友だちのおばあちゃんは気前よく食べさせてくれました。

そのようなことがあったからか、タカ長は遠慮しない子に育ちました。そしてそれは今日まで続いています。

今でも友だち宅に行ったときなど奥様に「私は遠慮することを知らないままこの歳になっていますから、、、、、」と明言することもあります。

子どもの躾けをするのは親の仕事かも分かりませんが、考えてみれば色々な人の影響を受けながら成長しているのですね。

これも子ども時代の忘れられない思い出です。


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モノトーンのお姉ちゃん

2023-07-22 10:33:38 | 日々雑感
今日は本文とは関係ない長女の写真を使っての更新です。

    

子どもをめぐる、耳を疑いたくなる報道が相次いでいます。
そのことで思い出させるタカ長自身の幼少期の思い出です。タカ長の記憶にある幼少期と言えば、終戦前後から小学校低学年の頃になるのでしょうか。

この歳になってあらためて思うのは、タカ長は多くの人に愛されて成長したと言うことです。両親や親族はもちろんのことですが、隣近所の人から村のおじさん、おばさんまで思い出せばキリがない感じです。その頃は物質的には何もない状況でしたが、村の人が寄り添って生きる暖かさは今以上にあったように思います。

    

その中でも忘れられないのが隣のお姉ちゃんのことです。長屋住まいのタカ長、隣の部屋がお姉ちゃんの部屋でした。お姉ちゃんは大家さんのお嬢さまです。その部屋にわが家みたいに出入りして、絵本の読み聞かせなど色々してもらった記憶があるのです。

昭和20年8月6日、広島に原子爆弾が投下されました。親父は隣のおじさんと女学校に行っていたお姉ちゃんを探しに行き、燃える町の中を歩きまわったと後年何回も聞かされました。

しかし、お姉ちゃんの消息は誰からも聞かされません。

これからはタカ長の推測ですが、お姉ちゃんはあの日亡くなったのだと思います。しかし、そのことをタカ長に告げると悲しむので、あの日からタカ長の前では誰もお姉ちゃんのことを口にしなくなったのだと思います。そのことがいつしか習い性になったのか、タカ長が成長してからもお姉ちゃんの消息を親父や隣のおじさんに聞いた記憶はありません。

そのためでしょうか、タカ長の記憶にあるお姉ちゃんはモノトーンで、しかも、顔がほとんど見えないお姉ちゃんです。

    

タカ長も家ではこのような感じで絵本の読み聞かせをしていました。ひょっとしたら、このやり方はあの頃お姉ちゃんがタカ長にしてくれていた形かも分かりません。でも、本当のことは思い出せません。

報道されているような、子どもを虐待する人は、幼少期に多くの人の愛情を受けないで成長した人ではないかと愚考することがあります。

その点タカ長は幸せでした。隣のお姉ちゃんだけでなく、近所の呉服屋のお兄さんや自転車屋のお兄さんなどなど、本当に多くの人に可愛がられて成長しました。

いくら感謝してもしきれないタカ長の大切な思い出です。


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三歩歩けば

2023-07-21 14:28:52 | 山歩きから
    

今日もキレイに晴れました。この時期ですから暑いのですが、今朝は湿度も下がってしのぎやすかったです。

そのような日の裏山歩き、今日は荒谷林道出合いに向けて歩きました。例によっておしゃべり歩きです。

    

来週立山に行くグループはその相談などしていたようです。

タカ長は出雲の守とマイナーな山の話。その中で山らしい山の話もしました。その山は大山の三鈷峰です。

大山北壁の展望台としても最高で、その手前のユートピアのお花畑も最高。タカ長には忘れられない山です。でも、ふもとの大山寺からの往復は時間がかかり腰が引けています。わが裏山のように登山者の少ない山ならマイペースでゆっくり行くことは可能かも分かりませんが、大山は登山者の多い山ですからそのようなわがままは出来ません。

と言うようなことやらマイナーな山のことなど話していたら写真を撮っていませんでした。

    

皆さまは荒谷林道に行きましたが、タカ長や出雲の守は手前の天空カフェまで。距離的には短くなりますが、それでも8000歩は楽に超えます。

タカ長たちのグループは広島市が行っている高齢者いきいきポイント事業に参加しています。

団地内にはその事業に参加しているグループが他にもありますが、その一つの会長が、、、、、、

「玄関を出て三歩歩けば散歩です。ポイント手帳に判を押してあげます」と言っていました。タカ長たちの山歩きはどんなショートコースでも3歩とか30歩とか言うレベルではありません。と言うことで、いつもの駐車場に来たら1ポイント、天空カフェまで歩けば立派なモノです。

と言うことで1ポイント稼いだと言いたいのですが、このポイント集めには上限があって100までです。タカ長は当然クリアして手帳を広島市に郵送しています。そのためポイントのことは単なる話題です。

    

今日の記録です。

ご覧のように3歩以上歩いていますから、今日の活動としてはこれでも十分なものです。



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特別な事情???

2023-07-20 13:04:56 | 山歩きから
    

梅雨明けが発表されました。今朝、拙宅の緑が輝いていました。気温も下がってさわやか、この天気では山に行かないといけません。

    

裏山も晴れました。夏になって、暑くなったから、、、、、、、

エアコンを使えとか、特別な事情がない限り屋外での運動を控えろとか、うるさいことうるさいこと。

何が「特別な事情」なのか具体的に示すことも出来ないのに、猛暑になると二言目には「運動を控えるように」と言うテレビ屋さんにお冠のタカ長です。

    

今日の裏山ソロ歩きは桜尾根を登って、あの峰の先にある障子岩に行くことにしました。あの尾根の向こう側は人工林ですが、手前側はご覧の緑ですから、今日はあの尾根歩きに決めたのです。

    

窓ヶ山方面もこの天気。

いつものルートから離れて倉重川を渡渉して桜尾根に入りました。しばらくぶりの桜尾根ですが、倒木で邪魔されているところはありませんでした。

しかし、人が歩かないので落ち葉は積もり、足もと注意し、クモの巣を払いながらの登りになりました。

クマさんとお見合いをしてから間もなく1年になることもあって、今日はいつも以上に奇声をあげながら登りました。「暑い」とか、「慚愧、懺悔、六根清浄」とか、とにかく奇声。でも、他に登山者はいませんから、何かを気にする必要なんてありません。

    

左側の樹間からわが町が見下ろせます。と言っても、写真では分かりませんね。

    

何でもない緑ですが、このような風景を見上げるのも好きになりました。

    

ここでは鈴が峰が見えていますが、これも樹間からの狭い風景。

右手には桜尾根と命名するきっかけにもなった山桜の大木がありますが、人工林の中にあるのでどんなに工夫してもそれらしい写真を撮ることが出来ません。今日もスルーしました。

名前を付けていない586.8メートル峰を通って障子岩に着きました。この峰に360度の展望があったらタカの渡り観察のベスト地点になりますが、残念ながら展望はゼロです。

    

    

障子岩に着いたときは雲が広がっていましたが、視程はまずまず。周防大島の嵩山などの稜線もハッキリと見えました。

ここで大休憩と言いたいのですが、一人ではコーヒータイムもナシです。

白樫尾根を下りていつもの駐車場に帰りました。

    

今日の記録です。思った通り遅いペースでした。

時間にすれば3時間の山歩きですが、その3時間の山がだんだんと大きくなってきたような気がします。この感覚は今に始まったことではありませんが、、、、、、

そのうちに裏山が北アルプスの峰のように感じられ、タカ長の足では登れなくなるのでしょうか???

と言うようなことを心配しても仕方ないので、とにかく今日の裏山歩きに集中することにします。

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