ヒメオドリコソウの上部に笠が被さったような片ちん花弁の下には雄しべが生えています。その花弁の縁付近にフォーカスしました。しべの周りにはもじゃもじゃと短い「毛」が生えています。このような「毛」が生えているとたとえ雨が降っても直接水がしべに接触しにくくなります。「毛」は無為に生えているのではなく,しべの保護という役割を果たしているのだと思います。雄しべが生えている様子は,記事[#1205]の超マクロ写真の方がよく分かります。笠のような形の花弁の裏側に4個は生えているようです。
撮影日:2011.4.28
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
撮影日:2011.4.28
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭