生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

ラベンダーピンク(1)全体像-マクロ写真-

2008-02-27 13:29:15 | Weblog
 ラベンダーピンクについて数回連載することにします。今回の写真は花の全体を写したマクロ写真です。花の直径は20mm程度です。花の形は複雑です。中央の赤い斑点がある部分は大きな凹が部であり,その周辺に4枚のピンクの花弁が付いています。この凹みの上部には太い花糸でつながった2本の雄しべがあります。
 赤斑点のある大きな凹部の下には小さな白色の凹みがあります。その下の縁にはY字型に分岐した雌しべが生えています。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

ポーチュラカ(8)雄しべ-超マクロ写真-

2008-02-24 20:42:47 | Weblog
 ポーチュラカの花芯には1本の背の高い雌しべと多数本の雄しべが生えています。この写真は雄しべの基部を写したものです。沢山の雄しべが中心から周辺に広がるように伸びています。
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ポーチュラカ(6)雄しべ-超マクロ写真-

2008-02-23 13:58:13 | Weblog
 ポーチュラカの花芯には1本の雌しべと多数本の雄しべが生えています。その数本の雄しべの写真です。雄しべはそれぞれ立派な葯をつけており,黄色をおびた橙色の花粉を多数つけています。花粉は球形で大きく,1個ずつが識別できます。
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ポーチュラカ(5)雌しべ-超マクロ写真-

2008-02-23 13:52:14 | Weblog
 ポーチュラカの雌しべの写真をもう一枚載せることにします。左下方で分岐しています。透明な突起が多数生えていてみずみずしい雌しべです。突起の先端に球形の花粉が付いているものと付いていないものがあります。自分の雄しべよりずっと高く伸びているのは他の花の花粉を受粉するためでしょう。
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ポーチュラカ(2)雌しべ-超マクロ写真-

2008-02-20 21:28:46 | Weblog
 ポーチュラカの雌しべは1本,雄しべより背が高くすっくと伸びています。その柱頭は7本に分岐しており,珍しい雌しべです。その先端部のクローズアップ写真を載せます。分岐の1本の先端の2mmほどは透明な沢山の突起が生えています。いかにも生命力に満ちているようです。
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ポーチュラカ(1)全体像

2008-02-19 11:00:46 | Weblog
 鉢植えのポーチュラカの花の全体写真です。10月下旬に撮影したものです。切れ目の入った花弁は5枚です。花芯の隅に雌しべが伸びていますが,なかなかユニークな形です。背は雄しべよりはるかに高く,柱頭が7個に分岐しています。他にもこのような雌しべはあると思われますが,このブログではこのような形の雌しべは初めて載せます。
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ガザニア(7)雄しべ(パノラマ)-超マクロ写真-

2008-02-17 21:11:50 | Weblog
 突起のように見えた鞘の上部がめくれて出てきた雄しべの写真です。2枚の写真を合成したパノラマ写真です。基部の少し上から太くなり茶色の花粉が全体を覆っています。緑色の先端は尖っていますが,雄しべとしては珍しい形です。
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