キンセンカの中央付近の縦断面の顕微鏡写真(×50)です。雄しべ自体も縦断されています。その内部では細長い糸状の構造物が壁に沿って並んでいます。これがこれまでの記事[#1261},[#1263]~[#1265]の顕微鏡写真で見えていたもやもやした毛状体になるのでしょう。
撮影日:2015年2月8日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
キンセンカの花芯の中央付近を縦断した断面の顕微鏡写真(×10)です。1mmに対応するスケールバーが右下あたりに入れてあります。黄白色の山形の基底部(何か別の呼び方があるのかお?)が写っています。中央付近に雄しべ,その周辺に内側に傾いた短い花弁,その外側に八重の花弁が生えています。
撮影日:2015年2月5日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(RITEI TAKAHASHI)
ホウセンカの花芯の一部をさらに拡大して撮影しました。スケールバーは1mmに対応しています。左下の花弁との境界付近の雄しべはきれいに5分割の割れ目が入っていますが,これは未成熟の雄しべです。成熟が進んでくると膨れ上がってくるため雄しべの天頂部の形が崩れてきています。雄しべの天頂部の直径は0.8~1.0mmです。
撮影日:2015年2月5日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
キンセンカのおよそ1/4の領域の顕微鏡写真です。雄しべの天頂部は5本の割れ目が入っています。この天頂部はやがて5分割されて内部の葯が出てきます。
撮影日:2015年2月5日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
キンセンカの花芯の件美容写真です。スケールバーは1mmに対応しています。中央付近の雄しべが開いています。ひげもじゃのような構造が見えますが,はっきりした花粉は見えません。
撮影日:2015年2月5日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
キンセンカの花の顕微鏡写真(×10)です。花芯に密集している雄しべはすべて薄緑色を呈しており,まだどれも開いている様子はありません。このてん前回の写真とは異なります。
撮影日:2015年2月5日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
キンセンカの花の顕微鏡写真(表示目盛り:×10)です。花芯では薄緑色の雄しべがびっしりと集合しています。その中央付近の白っぽいもやもやしたものは雄しべが開いたものと思います。ただし,花粉のようでもないのでよく分かりません。その周辺には小さな花弁が雄しべを包み込むように先端部を花芯の方向に曲げています。その外側では大きめの花弁が外側に向かって広がっています。
撮影日:2015年2月5日 ミクロラボΠ-ABAE ポり亭
キンセンカのさらにアップしたマクロ写真です。100mmのマクロレンズではアダプターを用いない限りこれくらいの拡大が限度です。これ以上の拡大写真はデジタル顕微鏡を用いて撮影しました。
撮影日:2015年2月6日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭