生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1065] モロヘイヤ(4)-超マクロ写真-

2010-11-14 15:52:11 | Weblog
モロヘイヤの花芯部の超マクロ写真です。雄しべの天頂部はボール状で花粉が付着しています。しかし,雄しべの葯の形としては特異的です。本ブログでもあまり出てこない形です。雌しべも生えているのかも知れませんが,この写真では識別できません。
撮影日:2010.10.1
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#1061] コスモス(20)-超マクロ写真-

2010-11-11 09:55:50 | Weblog
◆ コスモスの花芯部の超マクロ写真です。雄しべも雌しべもない領域をねらって撮りました。この領域にはひょろひょろした細長い突起が多数本生えています。どのような役割をするものなのか分かりませんが,花の一部には違いないので撮影しました。
◆ 今回でコスモスに関する記事はひとまず終了します。
撮影日:2010.1021
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[#1060] コスモス(19)-超マクロ写真-

2010-11-11 09:42:28 | Weblog
 コスモスの花芯部の超マクロ写真です。この写真には花冠の中から突き出してきた雄しべ(上)と雄しべを突き破って出てきた雌しべ(下)が写っています。雄しべは茶褐色の鞘に収まっています。葯は全体として三角錐型で5本の星型の凸部があり,花粉が付着しています。この時に虫が飛来すれば自分の花粉を他の花の雌しべに運んでくれるでしょう。もし,そのようなチャンスがなかったとしても,下の写真のように雌しべが雄しべの中から出てくるので,自家受粉は可能ということになるのではないでしょうか。1個の花の中でこのような状態の雄しべと雌しべが共存しているので,コスモスの生活力は旺盛といってもよいでしょう。ただし,以上の説明は植物学にはド素人の考えなので,間違っていたらご指摘ください。
撮影日:2010.10.21
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[#1059] コスモス(18)-超マクロ写真-

2010-11-11 09:31:48 | Weblog
 コスモスの雌しべの超マクロ写真です。2本に分岐してくるりと巻いている部位の向こう側にフォーカスしました。巻いている部位の両側の縁に小さな突起が並んでいます。雌しべの巻いている部位の断面は角が丸まった矩形状であり,円柱状ではないようです。
撮影日:2010.10.21
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[#1058] コスモス(17)-超マクロ写真-

2010-11-10 09:06:07 | Weblog
 コスモスの雌しべの柱頭部を拡大した撮影した超マクロ写真です。2本に分岐した雌しべの先端には箒のように細長い突起が多数本生えているのですが,その先端に花粉が付着しています。雌しべの先端に生えている細長い突起は花粉を付着させるのに非常に有効です。雌しべの柱頭部が全体として短い突起で覆われている場合は過去にも見てきましたが,この超マクロ写真のように雌しべの先端に生えている多数本の突起が花粉を捕捉している状景を撮影したのは初めてです。
撮影日:2010.10.21
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[#1057] コスモス(16)-超マクロ写真-

2010-11-10 08:59:05 | Weblog
 雌しべの柱頭をやや上方から撮った超マクロ写真です。雌しべは日本に分岐しており,くるっと巻きこむように曲がっています。手前側の分岐にフォーカスしました。くるっと曲がっている分岐の先端部には箒のように多数の細長い突起が多数本生えています。
撮影日:2010.10.21
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[#1056] コスモス(15)-超マクロ写真-

2010-11-04 16:26:04 | Weblog
◆ 前回の写真を撮影した部位を2倍に拡大して撮影した超マクロ写真です。雌しべのくるっと巻いた内側に花粉をため込んでいるように見えます。手前付近にフォーカスしているのですが,巻いている部位の両縁周辺には小さな突起が生えています。全体として見れば,雄しべの葯の三角錐のぼんやりした「形」も見えてきます。
撮影日:2010.10.21
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