◆ ジャガイモの雄しべをほぼ横方向から撮影した超マクロ写真です。足指の爪先のような外観です。黒っぽい部分が蓋のようになって開閉しているようです。
ポリ亭
関連ブログ:”高分子-ミクロの世界-”(Yahoo!ブログ)
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◆ ジャガイモの花について今後数回連載することにします。今回の写真はジャガイモの花の全体像です。5枚の花びらは株ではつながっています。中央に先端が緑色の雌しべが生えています。雌しべの花柱はそれ自体太くてしっかりしていますが,その周囲を雄しべが隙間なく取り囲んでいます。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
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◆ サケのうろこの偏光顕微鏡写真です。2枚の偏光子を直交した状態で赤色石膏板(1λ)を光路に挿入して撮影しました。ヒドロキシアパタイトが沈着している辺りが空青色に見えます。
◆ この領域では屈折率が大きい軸が右斜め上方向に配向していることは分かるのですが,ヒドロキシアパタイトの結晶の成長方位との関係は不明です。ただしヒドロキシアパタイトの結晶の方位はでたらめではなく,少なくともこの領域では一定の方位を維持しながら沈着しているということはできます。
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◆ この領域では屈折率が大きい軸が右斜め上方向に配向していることは分かるのですが,ヒドロキシアパタイトの結晶の成長方位との関係は不明です。ただしヒドロキシアパタイトの結晶の方位はでたらめではなく,少なくともこの領域では一定の方位を維持しながら沈着しているということはできます。
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◆ 前回と同じ場所のクロスニコル状態(2枚の偏光子の光を通過させる方向を直交)の偏光顕微鏡写真です。試料が光学的に均一であると真っ暗になります。この写真では全体が光学的に異方性であることが分かります。暗い領域では屈折率の大きい方向が画面の左右または上下方向に配向しています。
◆ ヒドロキシアパタイト結晶の沈着する付近が特に暗くなっているようです。隆起線がある辺りは全体として明るくなっています。しかし,両領域で屈折率の大きい方向が特定の配向性を示している兆候は明確でありません。
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◆ ヒドロキシアパタイト結晶の沈着する付近が特に暗くなっているようです。隆起線がある辺りは全体として明るくなっています。しかし,両領域で屈折率の大きい方向が特定の配向性を示している兆候は明確でありません。
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◆ 試料前後の光路におく2枚の偏光板の光を通過させる方向を平行に揃えて撮影した写真です。通常の顕微鏡写真と同様のイメージです。撮影場所はうろこの同心円環状隆起線の中央付近です。
◆ 左側の領域にはヒドロキシアパタイトと考えられる無機成分の結晶が積み重なるように成長しています。固いこの結晶が成長することによりうろこの強さが補強されていると思います。右上方向に見える隆起線の間隔はおよそ50μmです。
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◆ 左側の領域にはヒドロキシアパタイトと考えられる無機成分の結晶が積み重なるように成長しています。固いこの結晶が成長することによりうろこの強さが補強されていると思います。右上方向に見える隆起線の間隔はおよそ50μmです。
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◆ [#526]を撮影した状態で赤色石膏板を光路に入れて撮影した偏光顕微鏡写真です。空青色の領域では屈折率の大きい方向が右斜め上に向いています。前回説明しましたように,試料の屈折率にはコラーゲン分子とヒドロキシアパタイトの両方が寄与します。ヒドロキシアパタイトをのぞいた試料を作成して偏光顕微鏡測定を行えばコラーゲン分子の配向方向が分かるはずです。この実験はまだ行っていません。
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