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生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

イワシのうろこ(2)中央付近のパノラマ写真(A-D領域)

2007-04-19 22:35:17 | Weblog
 前回のブログで示した「うろこ」の中心領域(A~D)のパノラマ写真を載せました。A~Dの領域はここでは横になっています。A付近(写真の左側)には縞々模様が見えますが,D付近(右側)では比較的平坦な形が見えます。このそれぞれの部分をもう少し拡大して眺め,構成成分である高分子鎖の配向方向などを検討した結果を次回から示します。
ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭 参照:”高分子-ミクロの世界-”(Yahoo!ブログ)

イワシのうろこ(1)全体像と撮影場所

2007-04-19 22:04:26 | Weblog
 カレイの皮膚を包丁で擦るとじゃりじゃり音がして「うろこ」が剥がれてきます。以前のブログに載せましたように,カレイの「うろこ」1個は数本の釘のような形をしたもので皮膚に刺さっているので,それを無理に剥がすときの音がしているのです。
 一方,イワシの「うろこ」はちょっと手で擦っただけで簡単に取れてしまいます。写真は乾燥したイワシの「うろこ」の全体像と撮影場所を示しています。「うろこ」はC付近で上下に分離しやすく,またBより上の縁から内部には数本の亀裂ができています。
 イワシの「うろこ」は写真のAまたはDのどちらかが皮膚の表面に埋まっている程度なのかも知れません。今回は剥がれ落ちている「うろこ」を観察したので,全体像のAかDのどちら側が皮膚につながっているのか確かめられませんでした。
ミクロラボ Π(パイ) ポリ亭 参照:高分子-ミクロの世界-(Yahoo!ブログ)