タジティーの旅行日記

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酪農体験をしてきました!

2008年07月26日 14時48分04秒 | タジティーの旅行記(特集)


7月25日(金)、仕事の研修で静岡県富士宮市朝霧高原を訪れました。朝霧高原は富士山麓にある標高800mの高原で、高原を吹く風がとても気持ちよかったです。朝霧高原にある牧場を訪れて、酪農体験をしました。

酪農家のお話をうかがった後、まずは、乳搾り体験。牛の体を触ってみると、とてもあたたかく温もりを感じました。乳頭を手で握って、乳を搾りました。



手では搾りきれないので、後半は搾乳機で搾りました。あっという間に11リットル近くもタンクにたまりました。絞りたての牛乳はとても温かかったです。


牛舎の近くにはジャージー種の子牛もいました。かわいいかったです。


牛舎に入って、えさやり、ブラッシング、掃除などの体験をしました。
ブラッシングをするととてもうれしそうでした。ブラッシングする前に体をチョンとたたいてあげると安心するのだそうです。えさは、干し草やとったばかりの牧草。喜んで食べていました。掃除は糞を運ぶ溝に入っていない糞を溝に入れていくことが中心でした。(下の写真の中央の溝に入れる)

牛舎にはたくさんの牛がいました。ほとんどは、黒と白のホルスタイン種。乳牛として飼育されています。つまり、全てメスです。年に1回人工授精をさせて、子牛を生み、乳が出るようにします。しかし、長くても5歳くらいまで。乳が出なくなるそれ以降は、オス牛同様、肉牛として扱われます。牛の一生は5年程度が平均だそうです。写真中央の溝に糞や尿が落ちるようになっていて、溝の中には自動的に糞尿が運ばれるような装置がついていました。これらの糞は、施設に運ばれ、発酵させて牛糞(肥料)になります。

ホルスタイン種が多い中で、ひときわ目立つ、ジャージー種。

牛舎での作業の後は、屋外でバター作り体験です。絞りたての生乳は放置しておくと、二つの層に分離します。そのうち上の方に分離した脂肪分を多く含む液を取り、
それを瓶などに入れて、何回も振ります。そうするとそのうちバターができあがります。

できたばかりのバターに塩をかけて混ぜ、パンにつけて食べました。搾りたての牛乳とともにいただきました。高原のさわやかな空気の中、自分で作ったバターをパンにぬって食べるのは最高でした。おいしかったです。

この後酪農家から、生命を大切にすることや食べ物を大切にすることについての話を聴きました。

帰りに、神奈川県海老名市内にある牛乳工場を見学して、研修は終わりました。貴重な体験をたくさんすることができました。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初バター (ブライアン)
2008-07-27 23:37:57
絞りたての生乳からバターを作るのをやってみたいです。あとお馬のお世話もやってみたいです。
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ブライアンさん (タジティ)
2008-07-28 23:12:42
酪農体験は2回目。牛は、軽く胴体をたたいてあげることで、安心し、ブラッシングも気持ちよく受けてくれました。牛の気持ちがちょっぴりわかった気がします。可愛いと思いました。バターはできたてでとってもおいしかったですよ。濃い牛乳だったら、自宅でもできるようです。(搾りたてより、脂肪分が均質化されているので、振ってもなかなかバターになりにくいようですが。
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贅沢な味 ()
2008-07-29 18:47:24
絞りたての牛乳と、作りたてのバター、どちらもさぞかし美味しかった事でしょう。
最高の贅沢でしたね。
牛のお世話は、大変でしたか?
そう言えば森美術館で、あの牛を半分に切ったアート?熱心に見ていらっしゃいましたね。
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布さん (タジティ)
2008-07-29 19:54:19
涼しい高原の空気の中で、牛乳とバターは本当においしかったです。牛のお世話は、ちょろっとさわりの部分しかやっていないので、大変ではありませんでしたが、酪農家の方々は何十頭もの牛を世話するのですから大変だろうなと思いました。自分の気持ちが牛に伝わったと感じられたときはとてもうれしかったです。森美術館の牛は衝撃的な展示物でしたね。
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