タジティーの旅行日記

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南九州の旅⑤(宮崎県生駒高原・綾町 他)

2008年08月31日 23時48分15秒 | タジティーの旅行記(特集)

天候不順な毎日が続いています。連日大雨洪水警報・雷注意報が発令され、積算雨量も相当なものになっています。今晩も夕方に激しい雷雨に見舞われました。いつまでこの天候が続くのでしょうか。

8月12日(火)

妙見温泉・おりはし旅館を堪能した私たちは、国道223号線を霧島方面に向かいます。途中、篤姫や坂本龍馬夫妻が湯治したこともある塩浸温泉に立ち寄りました。(入浴はしませんでしたが・・・・。)

坂本龍馬夫妻は、今脚光を浴びている小松帯刀の案内の案内でこの温泉を訪れたのだそうです。ちなみに龍馬夫妻は日本人初の新婚旅行をした人で、鹿児島を訪れました。

温泉の前には立派な龍馬夫妻の銅像がありました。

↑今でも当時、龍馬夫妻が湯治した浴槽が、温泉の建物の下、川沿いに残されていました。

塩浸温泉を見学した後は、再び国道223号線を霧島方面に走ります。昨年、霧島温泉には立ち寄ったので、そのまま素通りし、宮崎県えびの高原へ。

途中、硫黄山の近くにある不動池に立ち寄って景色を眺めました。このあたりは標高が高いのでとても涼しかったです。

さらに県道1号線を小林市方面に向かっていくと、生駒高原に到着。このあたりでは、リンゴの収穫が始まっていました。

この農園では、リンゴだけでなく、右の写真のように、キウイフルーツも生産していました。

入園料が必要な農園でしたが、リンゴジュースを買って飲んだら、農園の方に、「どうぞ園内もご自由にご覧ください。」とのこと。遠慮なく、園内を散歩させていただきました。農園の隣にあったコスモス園もまだ花が咲いていないので、入園無料でした。
リンゴジュースで休憩した後、再び県道を小林市街地方面へ。
その後、国道268号線を宮崎市方面へ。途中左に曲がり、県道を少し行ったところが綾町です。

まず訪れたのが、焼酎の蔵・雲海酒造の観光施設「酒泉の杜」へ。

↑着いたところで土砂ぶりの雨。おみやげ屋さんに駆け込んで雨宿りです。雨が小降りになったので、その後、施設内にある「レストラン綾グルメ」でお昼ご飯を食べました。

食べたのが、「宮崎ハマユウポーク丼」。地元産の豚肉を使った丼は、お肉が柔らかくてとてもおいしかったです。ブライアンさんと布さんはビーフシチューをチョイス。地ビールも注文して、宮崎の味を楽しんでいました。
その後、雲海酒造の焼酎の売店をうろちょろした後、ガラス工房を見に行きました。若い職人さん達が、ガラス細工を作っていました。

酒泉の杜は、綾町の人気観光スポットの一つのようです。たくさんの観光客がおとづれていました。
その後、同じ綾町内にある「綾の照葉(てるは)大吊橋」へ。

高さ142m、長さ250mの大吊橋で歩道吊橋としては世界最大級のようです。私たち3人は、去年大分県の九重夢の大吊橋を渡っていたので、あまり感動はなかったかな?雨も降っていたので、サッサと往復して帰ってきました。

それでも、高さ142mから下の渓谷を眺めたときには、足がすくみそうでした。

下の県道から撮影した大吊橋です。やっぱりすごいですね。
その後、私たちは、綾城を見学しました。

天守閣の中には、綾の歴史に関するパネルや展示物がありました。

天守閣の最上階から眺めた綾市街地の様子です。お殿様気分になれました。
城の中にある「綾国際クラフトの城」も少し見学しました。伝統工芸品や地域の特産品が多数展示・販売されていました。時間があれば、クラフト工芸体験をしたいところでしたが、だいぶ良い時間になってきたので、綾城を後にしました。

この日の宿は、鹿児島県湧水町の栗野岳温泉なので、また、もと来た道をもどらなくてはなりません。宮崎県高原(たかはる)インターから宮崎自動車道に乗り、九州自動車道栗野インターで降りて栗野岳温泉に向けて、山道を登りました。綾町を午後3時過ぎに出て、午後5時頃には栗野岳温泉に着きました。栗野岳温泉は、去年も3人で泊まった宿。日本秘湯を守る会の会員宿です。今回は、スタンプ帳に10個スタンプがたまったので、無料招待です。その様子は、次回にお伝えしましょう。人気観光地・綾町を楽しむことのできた一日でした。
(つづく)


妙見温泉・おりはし旅館(南九州の旅④)

2008年08月28日 23時36分05秒 | タジティーの温泉三昧

このところずっと涼しい日が続いていましたが、今日28日は少し蒸し暑くなりました。午後からは激しい雷雨に見舞われ、夜になっても強い雨とともに、雷の音が響き渡っています。。今晩は一晩中雷雨になりそうです。轟音が響き渡り、時々振動が伝わってくるほどです。とても不気味な夜です。寝られそうにもありません。

8月11日(月)に宿泊
大隅半島を旅してきた私たちは、その晩、霧島市牧園町にある、日本秘湯を守る会の会員宿・妙見温泉「おりはし旅館」に宿泊しました。去年鹿児島を訪れるときも予約しようとしましたが、満室で予約できませんでした。創業は明治12年。いで湯の里、妙見温泉で最も古い宿です。島津家家臣の久木田五介が西南戦争より帰り、キズ湯として湯治場を設けたのがはじまりだそうです。

帳場の前に車を止め、荷物を下ろしました。駐車場は離れた奥の方にあります。

広大な敷地の中に、本館、別館山水荘、自炊棟、4つの離れがあります。
鬱蒼とした木立に囲まれ、落ち着いた雰囲気の宿です。上の写真は帳場(本館)から駐車場(露天風呂)に向かう道です。

こちらが本館入り口です。今回は本館に泊まりました。本館の建物は大正時代のもので趣がありました。本館にはたくさんの部屋があるのに通常二・三組しか泊めず、お客さんにゆったり数部屋使ってもらうようになっています。今回も私たち3人の他に一組泊まっていただけでした。顔を合わせることはほとんどありませんでした。

本館の客室は和室でとても広く、落ち着いた雰囲気の中で寛ぐことができます。私たち3人は食事用の部屋と寝室2室の合計3部屋使わせてもらいました。

客室の周りの廊下もなかなか良い雰囲気です。木造の建物は本当に気持ちが落ち着きます。食事は夕食朝食ともにお部屋でいただきました。食事場所と寝室が別なのもうれしいサービスです。まずは夕飯の紹介から。

鮎など、地元の食材を使った料理はとてもおいしかったです。


サラダも出ました。締めのお食事には天然のウナギも出ました。鯉こくや温泉水で炊いたご飯もおいしかったです。

おりはし旅館には、たくさんのお風呂があります。貸し切りの半露天の藤の湯、別館山水荘の竹の湯とキズ湯、本館の内湯、露天風呂のえのきの湯、自炊棟内湯の梅の湯の六ヶ所(男女別では11箇所)です。離れにも専用の露天風呂があるので、合わせたら相当な数の浴槽があります。泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉で、湯量豊富で全てが源泉掛け流しとなっています。

半露天の藤の湯です。鍵を借りて貸し切りで入ることができます。

山水荘の竹の湯(左)とキズ湯(右)です。キズ湯はぬるくて長湯できました。

こちらは本館の内湯です。宿の案内図には書かれていないので、事実上本館専用の内湯です。

こちらは、自炊棟の隣にある藤の湯です。打たせ湯もありました(右)。

そして、こちらは露天風呂。とても広くて開放感がありました。とっても気持ちよく入浴できました。
ブライアンさんと布さんは夕食後絵手紙を描いていたようです。私は、布団に横になったら最後。朝まで熟睡でした(笑)

8月12日(火)朝

朝食も一つ一つ手が込んでいて、とてもおいしかったです。

女将さんや仲居さんの対応も良く、とても良い宿でした。日本秘湯を守る会のスタンプを1つゲットしたので、来年はここが無料招待の宿になるのでしょうか?

おりはし旅館を出た私たちは、この後霧島温泉を抜けて、宮崎県のえびの高原や生駒高原、綾町を目指します。
(つづく)


南九州の旅③(大隅半島)

2008年08月25日 17時06分13秒 | タジティーの旅行記(特集)

今日の関東は、またまた雨。肌寒い日が続きます。気温も22度前後でしょうか。早く青い空がみたいなと思う今日この頃です。

8月11日(月)


山川港近くの「くり屋旅館」を早めに出た私たちは、山川根占フェリーの乗船場に向かいました。雨の降っていなかった「くり屋旅館」から車でわずか数分しか離れていないのに、こちらは滝のような雨。今年の夏はスコールのような熱帯性の降雨が多いですね。
雨が小降りになってきたところで、乗船手続きをしに行きました。

今回乗船したのは、山川根占フェリー(鹿児島交通)「ぶーげんびりあ」号です。指宿市山川港と南大隅町根占港を50分で結びます。第1便(8時発)のフェリーに乗船しました。

海上(錦江湾)はおだやか。でも開聞岳は雲に隠れたまま。
根占港に着き、大隅半島に上陸。国道269号線を佐多方面に南下します。

途中、台場公園の薩英戦争砲台跡に立ち寄りました。生麦事件を発端に、イギリスと戦争をするなんて、薩摩もすごいことをしたものです。
根占港から1時間ちょっとで佐多岬に到着。佐多岬を訪れるのは2回目。およそ20年ぶりになります。

佐多岬ロードパーク(有料道路)は、今は無料になっていた。北緯31度線が横切ります。

駐車場の近くには、本土最南端の公衆電話が・・・・。

大きなガジュマルの木もありました。ここまでくると生えている植物が全然違います。

佐多岬へは駐車場の前にあるトンネルを通っていきます。入り口で300円払います。

途中の神社の参道の樹木は、もはや日本という感じがしませんね。
さらに歩いていくと・・・・・。

佐多岬の展望台が見えてきました。本土最南端ももう少しです。

ようやく到着しました。本土最南端。佐多岬灯台はこの奥です。険しい道が続くので灯台までは行けません。

望遠レンズで撮影した佐多岬灯台です。ここが正真正銘の本土最南端ですね。
佐多岬展望台は、かなり老朽化が進んでいて、お金をさらに払ってまで、登る気にもなりませんでした。

展望台のすぐ下からは、こんなにすばらしい景色が・・・。開聞岳はやはり雲に隠れていた・・・・・・。
佐多岬を後にして、大隅半島の山間部へ。

佐多岬からわずかな距離なのに、酪農地帯が広がります。20年前にも訪れましたが、風力発電の風車はありませんでした。お昼はこの酪農地帯で育てられた豚をいただきました。さたでいランドという施設のレストランでお昼を食べました。

本土最南端ならぬ、本土最南豚!!周りの牧場で育てられた豚です。本土最南豚の野菜炒め定食をいただきました。お肉がとても柔らかくておいしかったです。

さたでいランドからは薩摩半島や錦江湾の景色がよく見えました。またまた登場開聞岳。おっ。今度はかなり見えてみますね。
県道68号線を北上し、錦江町内に入ったところで国道448号線を内之浦方面に進みます。

20年前に訪れたときよりも道がものすごく良くなっていてびっくり。遠いというイメージのあった内之浦(肝属郡肝付町内之浦)もあっという間に着いてしまいました。
内之浦といえば、内之浦宇宙空間観測所。国産ローケットを数多く宇宙に送り出している場所として有名です。今は、ほとんど種子島宇宙センターの方が多いようですが・・・・・。

ロケットの発射設備です。錆び付いてしまっていて、今は使われているのかどうか・・・。

ロケットの展示もありました。奥の建物は宇宙空間観測所の建物でしょうか。静かで誰もいないような感じでしたが、発射台の周りをうろちょろしていると、場内放送が・・・・。ちゃんと人がいて働いていたのですね(笑)資料センターも見学できたようですが、時間がないので先に進みます。

内之浦から高山(こうやま)に抜ける立派なトンネルを抜けて、かつては県内第二の都市とまで言われた鹿屋市へ。その後504号線を通って霧島市方面へ。鹿児島空港からほど近い、妙見温泉に向かいました。11日の宿「おりはし旅館(日本秘湯を守る会)」があるところです。
山川根占フェリーの一便に乗れたおかげで、大隅半島を効率よくまわることができました。
(つづく)


キュウママさんからの贈り物

2008年08月24日 17時31分41秒 | 友情の輪
熊本のキュウママさんからステキなプレゼントが届きました。夏にぴったりの扇子。そして扇子を入れるケース。ハンカチです。

先日の南九州旅行の際、鹿児島から宮崎県北部高千穂に向かう途中の8月13日、布さんとブライアンさんと三人でキュウママさんのご自宅(熊本県宇城市)に立ち寄りました。その際、愛犬キュウちゃんとお会いしたり、キュウパパさんのピアノの演奏を聴いたり、キュウママさんの手料理をいただいたり、楽しいひとときを過ごしてきました。天草や三角港に近いこの土地は、お魚がおいしいところ。地魚のお料理がとってもおいしかった!2週間近くたった今でも忘れられない味です。

お世話になったキュウママさんから本当にステキなプレゼントが届きました。まだまだ暑い日が続きそうですから、扇子を持ち歩いて使おうと思います。


キュウママさん、ステキなプレゼントを

ありがとうございました!

南九州の旅②(鹿児島空港~山川・くり屋旅館)

2008年08月24日 17時12分52秒 | タジティーの旅行記(特集)
今日の関東地方は雨の一日。気温も20度前後で急に涼しくなりました。半袖だと肌寒いくらいです。

8月10日(日)

鹿児島空港で布さんとブライアンさんと集合した後、早速旅行が始まりました。まず向かうのは、薩摩半島。去年行っていなかった野間半島や坊津を目指します。溝辺鹿児島空港インターから九州自動車道を南下。指宿スカイラインの谷山インターで下車し、一般道を吹上浜方面に向かいます。途中吹上浜海浜公園の駐車場に立ち寄りますが、海岸までかなりの距離があることがわかり、断念。すぐにドライブを再開します。南さつま市(旧加世田市)の中心部を過ぎ、車は野間半島へ。辺りの景色が急に変わってきました。

東シナ海の雄大な景色が広がります。

ドライブのおやつは「まるはち」の黒砂糖のパンケーキ。とってもおいしかった!

野間半島の先端野間池付近の海は青々としていてとてもきれい!このきれいな海でダイビングをしている人がたくさんいました。気持ちよさそうでした。


坊津付近のリアス式海岸は、とても美しく、いつまでも眺めていたい風景です。山の上には風力発電の風車がたくさん見えます。ここ坊津は、遙か昔、遣唐使船の発着場でもあり、鑑真などの異人さんがたくさん漂着した土地。歴史を感じさせる場所でもあります。
ゆっくりと景色を眺めている間もなく、車は去年鰹のびんた定食をいただいた枕崎市を素通りして、指宿方面の国道226号線をひた走ります。間もなく開聞岳が姿を現しました。

今年は去年より山頂付近まで見ることができましたが、やっぱり雲がかかっていました。ふーっと息を吹いて吹き飛ばしたいくらいですが、開聞岳の全容を眺めることは次回への課題となりました(笑)何度見ても開聞岳は美しいですね。
間もなく車は指宿市山川の山川港に到着しました。この日の宿、「くり屋旅館」があるところです。


日本最南端の有人駅、山川駅前にある、日本一安い旅館です。一泊素泊まり新館が2774円。旧館は1674円と格安。安すぎて不安がありましたが、とてもきれいな宿で、立派な温泉浴場もあって、とても良い宿でした。食堂を併設しているので、夕食は自分の好きなものを選んでいただきます。

夕食でいただいたのが、宿の名物「かつおのたたき定食」。鰹のたたきはタマネギで隠れていますが、新鮮な鰹のたたきがたっぷりいただけて、これで950円。生ビールと一緒にいただきました。とてもおいしかったです。

宿の目の前には山川港が。翌朝第一便(8:00発)の山川根占フェリーに乗るために、この宿を取ったのですが、とっても良い宿でした。宿には、中高生がスポーツの合宿で訪れていました。毎年たくさんの学校の合宿に使われる宿でもあるようです。
安いだけあって、クーラーは、コイン制。2時間百円なので、暑くなるたびにコインを入れて、クーラーをかけ安眠しました。
朝食は朝7時から。8時のフェリーに乗るので7時前には食堂に行って朝食をいただきました。

これでなんと!300円!大満足の朝食でした。
我々3人は朝食後すぐに宿を出発し、山川港の山川根占フェリー乗船場に向かうのでした。錦江湾を渡って大隅半島の根占に向かい、大隅半島(本土)最南端の佐多岬を目指します。
(つづく)


南九州の旅①(自宅から鹿児島空港)

2008年08月23日 16時46分41秒 | タジティーの旅行記(特集)

8月9日~20日まで、夏の旅行に出かけました。今年の夏も、布さんを訪ねて、鹿児島に出かけました。これから数回シリーズでその旅の模様をお伝えします。いつ完結するかは、未定です(笑)。どうぞ、見捨てずに末永くおつきあいください(笑)。

8月9日(金)


鹿児島までの交通手段は、去年と同じ自家用車。大阪南港からフェリーで鹿児島県志布志港を目指します。10日に布さんとブライアンさんと鹿児島空港で待ち合わせることになっていたので、前日9日の出発です。

午前6時、大阪南港に向けて自宅を出発しました。午後5時半過ぎ出港の「サンフラワーきりしま」号に乗船するために、余裕を見て早めに出発しました。

圏央道入間インターから、中央道、東富士五湖道路を経て、静岡県御殿場へ。御殿場から東名高速道路に入り、大阪を目指します。途中浜名湖サービスエリアで、浜名湖を眺めるまでは順調だったのですが、愛知県豊川付近で事故大渋滞に遭遇。やむなく豊川インターで国道1号線に降りては見たものの、こちらも大渋滞。二つ先の岡崎インターに行くまで一時間半以上かかりました。岡崎インターから再び東名高速に乗り、愛知県の伊勢湾岸自動車道、三重県の東名阪自動車道、名阪国道(国道25号)、奈良県の西名阪自動車道を経て、大阪府の近畿自動車道長原インターで降りて、一般道を大阪南港に向かいました。走行距離は530kmでした。渋滞のおかげで、昼食をゆっくりとる間もなく、大阪南港かもめフェリーターミナルに午後3時半過ぎに到着しました。


乗船手続きを済ませて、しばし車内で待っていると、4時半頃には船内に入れることになりました。

乗船したのは、ダイヤモンドフェリー「サンフラワーきりしま」号。大きな客船です。

船内には、売店やレストラン、浴場など施設が充実しています。この日はお盆前ということで、満席でした。

自分の寝台に荷物を置いた後、早速入浴しました。大阪南港停泊中なので、海の景色は楽しめませんでしたが、気持ちよく入浴できました。入浴後のビールがおいしかったこと。

ビールを飲んでくつろいでいるうちに、大阪南港を午後5時半過ぎ、定刻通りに出港しました。もといた岸壁がだんだん離れていきます。写真に写っているフェリーは、宮崎行きのカーフェリーです。しばらく景色を楽しんでいると、レストランの営業が始まりました。

レストランはバイキング方式。ずらりと食べ物が並びます。朝からあまり食べていなかった私は、おなかがすいて、たくさんの食べ物を取りました。上の写真のようにたくさんお皿一杯に取ったので満腹になりました。もちろんこの後デザートも食べました。夕ご飯を食べ終わると、すぐに眠たくなってきました。530kmの運転の疲れもあったのでしょう。でも、外の景色が眺めたくなり、船から関西空港方面を眺めました。そうしたら、陸の方では、花火大会が行われているらしく、小さな花火が上がっていく様子が見えました。(実際はもちろん大きいのですが、遠くから見ているので小さく見えます。)それよりも圧巻だったのは、稲光と落雷の様子。大阪平野や紀伊半島の山々が一望できる海上にいたので、あちこちで地面に向けて、雲から落雷している様子が見えました。大きな積乱雲の下では頻繁に落雷が起きていて、花火よりずっと迫力があってきれいでした。これには甲板にいた他のお客さんも歓声を上げていました。その後、自分の寝台に戻り、深い眠りにつきました。

8月10日(日)

朝目覚めてみると、宮崎県沖の海上に到達していました。

志布志港到着1時間前には、日南海岸の最南端都井岬が。今回の旅行期間中に訪れる場所です。まずは、海上から眺めました。
そして、16時間の航海を経て、午前9時半過ぎ、志布志港に到着。九州に上陸しました。

志布志港の青空はとてもきれいでした。
志布志から県道を通って霧島市方面に向かいました。鹿児島空港に午後1時頃待ち合わせていたので、少し余裕がありました。途中上野原遺跡(縄文の森)に立ち寄り、見学しました。まずは、展示館から見学しました。9500年前の遺跡の様子や南九州の成り立ちがよくわかりました。

展示館の屋上から遺跡(国の史跡)を眺めました。霧島連山がよく見えます。

当時の住居を復元した竪穴式住居です。

発掘した様子がそのまま保存されている「遺跡保存館」も見学しました。
1時間ほど見学し、鹿児島空港に向かいました。

鹿児島空港に着いたのは午後0時半過ぎ。空港の軽食コーナーでお昼を食べました。軽食堂を出ると、すぐに布さんから声をかけられました。東京でお会いして以来、1ヶ月ぶりの再会です。お孫さんのくう~君をだっこしていました。くう~君は人見知りせず、私がだっこしても泣いたりせず、うれしそうな顔をしていました。小布さんとも1年ぶりの再会です。30分後ブライアンさんも東京からの飛行機で到着し、全員集合。我々3人の旅はここから始まるのでした。これから楽しい1週間の旅が始まります。
(今回の地図)


(つづく)


東京港に着岸!

2008年08月20日 05時36分06秒 | 携帯からリアルタイム旅行日記
長い34時間半の航海を終え、東京港に着岸しました。全体を通してあまり揺れることなく、快適な航海でした。本もたくさん読めて、ゆったりと休養する事もできました。久しぶりに見る東京の景色は懐かしさというか新鮮に感じられます。写真は着岸直前に撮影した有明フェリーターミナルとお台場を望んだものです。左からテレコムセンターやフジテレビ、パレットタウンの観覧車がよく見えます。自宅に到着するまであと少しです!

徳島港入港!

2008年08月19日 09時51分40秒 | 携帯からリアルタイム旅行日記
北九州新門司港から14時間半。午前9時半に徳島港に入港しました!天気は晴れ。ここに二時間停泊します。出港は午前11時半。18時間かけて東京港を目指します。これまでほとんど揺れることなく、快適航海でした。写真は船から徳島市中心部を望んだものです。大きな吊り橋がかかっています。船内では、お風呂に入ったり、読書をしたり、昼寝したり、景色を眺めたり、ビールを飲んだり(笑)しながら、のんびり過ごしています。こんなにのんびりした時を過ごすのは、なかなかないものです!

さようなら九州!

2008年08月18日 17時48分29秒 | 携帯からリアルタイム旅行日記
8日からの長旅も終わりに近づいてきました。午前中に薩摩川内をたち、今は北九州市門司区の新門司港にいます。ここから徳島経由東京行きのオーシャン東九フェリーに乗ります。19時出港、34時間の船旅で東京に着きます。東京港有明フェリーターミナルに着くのは20日早朝五時半です。明日19日は終日船の中。お風呂に入ったり、読書をしたり、昼間からビールを飲んだり(笑)、大海原を眺めたりして過ごそうと思います。外洋に出ると揺れるかもしれません。以前このフェリーに乗った時は途中大きく揺れました。そうなったら寝ているしかありません。とにかくのんびりしようと思います。あと一時間で出港。数々の楽しい思い出を胸に出港します。布さんをはじめ、お世話になった皆さん、ありがとうございました!さようなら九州!また必ず来ますよ!ありがとう九州!(涙)

出水市湯川内温泉

2008年08月17日 19時42分15秒 | 携帯からリアルタイム旅行日記
おりはし旅館以来、熊本、宮崎、鹿児島県を旅行していましたが、なかなか投稿できずに日にちがたってしまいました。今は鹿児島県薩摩川内市の父の実家でのんびり過ごしています。詳しい旅の模様は、自宅に帰ってからお伝えする予定です?今日は鹿児島県出水市の山奥の秘湯、湯川内温泉かじか荘のお風呂に日帰り入浴してきました。湯川内温泉は今から240年前に発見され、島津家御用達の温泉として利用され、明治以降一般市民も利用できるようになった温泉です。泉質はアルカリ性の単純硫黄泉。宿の建物は木造でひなびており、秘湯ムードたっぷりの温泉です。写真のようにお風呂の雰囲気もとてもよく、エメラルドグリーンのお湯は39℃とぬるめでとても気持ち良かったです。いよいよ明日18日、自宅に向けて出発です。九州の旅も終わりに近づいてきました。