冬の旅行も後半になりました。地獄谷温泉、野沢温泉を訪れた私たちは、もと来た道を新潟方面に北上し、新潟県十日町市・旧中里村の清津峡温泉に向かいました。
ここで今回の旅の地図を再び。
2008年12月28日(日)に宿泊したのは、上の地図にあるように、湯沢町や塩沢(南魚沼市)に近い、日本秘湯を守る会会員宿・清津峡温泉「清津館」です。日本三大渓谷の一つで柱状節理の岩壁が美しい「清津峡」のすぐ近くにあります。
清津館の正面玄関。秘湯の宿にしては近代的な建物です。
部屋で休憩した後、早速貸し切りの露天風呂へ。宿泊客は1回に限り無料でした。(写真は翌日天気がよいときのもの)
雪景色の清津川を眺めながら、のんびり入浴しました。年末は雪不足でわずか数日前までは、雪がほとんど無かったそうです。寒波到来でこのような雪景色に。ラッキーでした。
内風呂にも後で入りました。泉質は単純硫黄泉。ほのかに硫黄の臭いがしました。
入浴の後はお楽しみの夕飯です。大広間でいただきました。
地の物をいかしたおいしいお食事がずらりと並びました。ご飯はもちろん魚沼産コシヒカリ。ふきのとうの天ぷらもとってもおいしかった。
翌朝(12月29日月曜日)の朝食は食堂でいただきました。
朝からボリュームたっぷり。温泉がゆが特においしかったです。自分で焼く目玉焼きというのもなかなかよかったです。
宿の女将さんに見送られてチェックアウト。昨日までの悪天候(雪)が嘘のような快晴。
清津川の雪景色がとてもきれいでした。
山を下りて、南魚沼市(旧六日町)へ。大河ドラマ「天地人」でも出てきた「上田庄(うえだのしょう)」、そして、坂戸城は正にここあります。上杉景勝・直江兼続の生誕の地でもあります。雪深く、坂戸城に行くことはあきらめましたが、雪がなくなったらぜひ行ってみたい場所であります。
上杉景勝・直江兼続らが育った地域。八海山がとってもきれいです。天気が良くなって本当に良かったです。手前の平らなところはもちろん田んぼです。秋にはおいしいお米ができるのでしょうね。
あちこちドライブしたあげく、たどり着いたのが、八海山泉ヴィレッジ。地ビールの八海山ビールの工場があり、売店やレストランがあります。有名な清酒「八海山」とも関係があり、八海山日本酒もたくさん売っていました。
売店に立ち寄り、「八海山」のお猪口と、手軽に使えるニンニク調味料を購入してきました。(ビールは飲まずに帰ってきました・笑)
お昼時になり、南魚沼市塩沢にある「中野屋」というそば屋で、越後名物「へぎそば」を食べました。
越後湯沢駅前に本店があり、何度かこのブログでも紹介しましたが、今回はその支店「塩沢店」でいただきました。のどごしさわやかでとってもおいしかったです。もちろんこの量を一人でたいらげました。お腹いっぱいになりました。これで3日連続昼食はそばとなりました。どのそばもとてもおいしかったです。
私たちはこの後、旅の締めくくりで、いつもの行きつけの宿、群馬県川場村の富士見荘に向かいます。南魚沼市からは一時間程度もあれば十分着く距離です。
その模様は次回(最終)で。