ここ数日関東地方は夏のような暑さが戻ってきていますが、湿度が低く、カラッとした暑さです。敬老の日を含めた3連休になりましたが、今のところ、どこにも出かけずにのんびりしています。石垣島地方には大きな台風が接近していますね。本土に影響がなければよいのですが・・・・。
8月13日(水)
私たち3人は、熊本県の肥後の石橋を見学した後、夕方四時頃宮崎県高千穂に入りました。
まずは、道の駅高千穂に立ち寄り、観光案内所で観光マップをゲット。案内所の係員さんにこの日の宿泊場所「ぶどうの樹」と高千穂観光のお勧めの場所を案内してもらいました。高千穂峡のボートは、本日は受付を終えたとのこと。ボートは翌日の朝に乗ることに。「荒立神社(荒立宮)の宮司さんにぜひ会ってきてください。」と何度も言われた私たち。まずは、荒立神社に行ってみることにしました。
なぜ何度も勧めるのかわからないまま荒立宮に到着。ごく普通のこぢんまりとした神社。神話の時代、猿田彦(サルタヒコ)と天細女命がここで婚姻し、大急ぎで回りにあった荒木で宮を建てたと伝えられ、それで『荒立神社』という名前になったとのこと。
お社もごく普通です。中央の輪になった縄(茅輪・ちのわ)を八の字にくぐって参拝です。社務所に行って見ましたが、宮司さんはご不在の様子。あきらめて帰ろうとしているときに、宮司さんが帰ってきました。布さんが声をかけて、少しお話をうかがいました。
とっても温厚な感じでステキな方でした。近くにいるだけで、そのことが伝わってきます。見るからに御利益がありそうな方です。3人とも握手をしてもらいました。
私と握手をしたときには、「とっても立派な手をしているね。」と、声をかけてくださいました。後で聴いたり、ネットで調べた話ですが、荒立宮は、パワースポットとして有名なところで、全国から宮司さんを訪ねてたくさんの参拝客や芸能人が訪れるのだそうです。この宮司さんは、興梠(こうろぎ)さんという方で、いわゆる人が「見える!」のだそうです。宮司さんに自分のことを質問すると、優しく丁寧に答えてくれるようです。色々なブログやホームページで紹介されていました。色々な方が宮司さんに会うように勧めているのも納得です。さて、私は特に自分のことは質問しませんでしたが、宮司さんが私に声をかけてくれた、「とっても立派な手をしているね。」はどのような意味があるのでしょうか?人が見える宮司さんが仰ったのですから、将来いいことがあるのでしょうか?楽しみです。
荒立神社の後は天岩戸神社へ。天照大神がお隠れになったことでも有名な天の岩戸があるところです。
たくさんの参拝客が訪れていました。私たちはお社を参拝した後、天の岩戸を見に行きました。社務所に案内を申し込まないと、見ることができないご神域です。
天の岩戸への入り口です。
御神域に立ち入る前に、お祓いを受けます。社の後ろにある岩戸川の対岸の中腹に「天岩戸」の洞窟があります。長年の風雨でだいぶ痛みが激しいようで、とても近づける感じがしませんでした。
天照大神を、巖から出てもらうため、神々が集まって相談したといわれる天安河原(あまのやすかわら)まで歩いていきます。
遊歩道を歩いていくとやがて岩戸川が見え、川沿いを歩いていきます。
洞窟・仰慕窟(ぎょうぼいわや)が有り、その中に天安河原宮があります。あたりには石がたくさん積み上げられていました。天の岩戸にしても、天安河原にしても、私が小学校5年生の時に両親につれてきてもらって以来のこと。でも、当時のことは今でも覚えています。天の岩戸や天安河原はイメージ通りの場所でした。それだけ印象深い場所なのでしょう。
参拝をしているうちに、なにやら雲行きが怪しくなってきました。何とか降られずにこの日の宿「欧風宿 ぶどうの樹」に到着。
文字通り、ヨーロッパ風のたたずまいです。
食堂や部屋もなかなかいい感じです。お部屋は二部屋からなり、部屋と部屋の間に小さな廊下。その左右に、トイレとお風呂が付いています。
夕方6時から、お楽しみの夕食が始まりました。
前菜の盛り合わせ。そして、野菜のスープ。
川鱒のエスカベージュ。そして、兵平衛酢(へべす)のシャーベット。
牛肉のブレゼとデザートのクリーム・ド・ブリュレ。そして、ライス(写真省略)。
ビールやワインとともにいただきました。オーナーさんの人柄がとても良く、色々説明してくれました。料理の食器もとても良くて、どの料理もとてもおいしかったです。
夕食後、宿泊客の夜神楽見物希望者が集まって、オーナーさんの車で高千穂神社まで送迎してもらいました。その前に夜の高千穂峡を見物しました。
玉垂の滝はライトアップされてとてもきれいでした。
高千穂峡の真名井の滝もライトアップされてきれいです。翌日、ボートに乗ってこの滝を見物します。オーナーさんから、翌日のボート乗り場の受付場所も教えてもらいました。そして、高千穂神社へ。
夜の高千穂神社は、観光夜神楽見物の観光客が大勢訪れていました。
(観光夜神楽の内容はこちら)
夜神楽会場(神楽殿)にもたくさんの人が。(夜神楽のムービーが見られるサイト)
夜8時から9時まで毎晩奉納されています。神話をもとに構成された神楽は内容もよくわかり、とても楽しかったです。
オーナーさんに宿まで送ってもらい、この日も夜はぐっすりと眠りました。
高千穂は見所満載。翌日はいよいよ高千穂峡のボートに乗ります。
(つづく)