9月に入り、暑さがぶり返して来ました。蒸し暑い毎日が続いています。夢のような南九州旅行から早くも1ヶ月がたとうとしています。本当に月日がたつのは早いですね。
8月12日(火)宿泊
宮崎県綾町を観光した私たちは、宮崎自動車道を使って、急いで鹿児島県内に戻りました。この日の宿は、鹿児島県姶良郡湧水町にある、日本秘湯を守る会の会員宿「栗野岳温泉・南州館」です。ここまで上がってくると、下界とは違って涼しかったです。
去年も3人で泊まりました。ブライアンさんと私は、日本秘湯を守る会のスタンプ帳にスタンプを10個ためていたので、栗野岳温泉を無料招待にすることができました。
宿に到着すると、女将さんや仲居さんが出てきて、
「去年もこの時期に泊まりに来ていただきましたよね。」
と、私たち3人を覚えてくれていたようでした。
南州館の玄関です。案内されたのは去年泊まった部屋と全く同じ場所でした。
荷物の整理をした後、早速お楽しみの入浴です。
まず入ったのは桜湯。硫黄泉で、硫黄のにおいが鼻につきます。去年初めて来たときに、この宿で一番のお気に入りのお風呂になりました。
乳白色のお湯はとっても気持ちよかったです。
入浴後、まだ夕食まで時間があったので、蒸し風呂にいってみました。
去年は行ったときは、結構長く入っていられたのですが、今年は熱くて長い時間入っていられませんでした。自分の吐く息までもが熱風となり、鼻のあたりや口の周りがやけどしそうな感じでした。
掛かり湯や水風呂の水を浴びてさっぱりしました。
入浴の後は、お楽しみの夕食です。昨年同様別室の個室での食事となりました。
毎度のことながらボリュームたっぷりのお食事です。最初は生ビールで乾杯し、あとは布さんが持ってきた焼酎やワインをいただきながら、楽しい食事のひとときを過ごしました。
去年は仲居さんの配慮で、布さんは鹿児島の甘口醤油を、ブライアンさんと私は辛口醤油を用意してくれていたのですが、私も鹿児島の醤油は慣れているので、今回はこちらから、「鹿児島の醤油でいいですよ。」と申し出ました。甘口の醤油は特にお刺身を食べるときに抵抗がある人が多いようですが、私は全然気になりません。おいしくお刺身もいただきました。
どの小鉢も手の込んだ料理でとてもおいしかったです。品数の多さとボリュームたっぷりでもう満腹です。中でも上の写真右上の方にある、茶碗蒸しの上に温泉粥がかかったものはとってもおいしかったです。そういえば去年も出たっけなとその時思いましたが、何度食べてもおいしい味です。
最後はデザートのメロンとご飯とお吸い物。ご飯はお酒が終わるころを見計らって、火をつけたので、ちょうどよく炊きあがりました。2時間半も楽しく話をしながら、飲んだり食べたりしていました。
部屋に戻ると私は、運転の疲れかそれとも飲みすぎか・・・・。すぐに寝てしまいました。ブライアンさんと布さんは絵手紙を描いていたようでした。
8月13日朝
朝ぶろは宿の裏にある竹の湯へ。
桜湯と違う泉質(明礬緑礬泉)のドロ湯です。うたせ湯もありました。朝からお風呂に入れるなんて幸せです。
↑他にも新館の内湯がありましたが、今回は写真だけ。
竹の湯入浴の後、宿の裏にある八幡地獄に散歩に行ってきました。登り始めて5分ほどで八幡地獄を見ることができます。
遊歩道の入口には注意を促す看板が・・・・。
去年はこの写真の向こう側から眺めましたが、今年は違う遊歩道を歩いて裏側から八幡地獄を見物しました。ブクブクとお湯が吹き出し、空高くまで蒸気を上げていました。大地の鼓動を感じました。これだけ噴き出しているのですから、宿にも豊富な温泉が供給されるわけですね。
散歩の後は、朝食。
入浴と散歩したあとでおなかがすいていて、とても美味しかったです。
朝食後、出発までにもう一度お気に入りの桜湯に入りました。気持ちよかった!
2年連続の宿泊となりましたが、ここに来て本当に良かった!来年も泊まってみたいなあと思ってしまうのは私だけでしょうか?
栗野岳温泉をあとにして、私たちはブログの友、キュウママさんを訪ねて九州自動車道を熊本方面に向かうのでした。
(つづく)