今日の関東地方は、真夏のような暑さです。川場村から帰ってきて、記事を作っています。川場村の涼しさと空気のよさが恋しくなるほどです。夕方からは、またまた雷雨になりました。
8月13日(水)
栗野岳温泉を後にした私たち3人は、九州自動車道栗野インターチェンジから上り線に乗って、熊本方面を目指します。
えびのジャンクション、人吉を経て、熊本県宇城市へ。途中宮原サービスエリアに立ち寄って、熊本名物
「いきなり団子」を食べました。
布さんが私とブライアンさんに「ぜひ食べてみて!」とご馳走してくれました。中には、サツマイモとあんこが入っていてとってもおいしかったです。
その後、松橋インターで下車して、近くのコンビニでキュウママさんとキュウパパさんと待ち合わせです。この日はまず、キュウママさんのお宅を訪問しました。キュウママさんとは去年鹿児島県の霧島アートの森でお会いして以来、1年ぶりの再会です。
キュウママさんのお宅では、愛犬のキュウちゃんが熱烈歓迎!
最初は、網戸の外にいたのですが、キュウパパさんの一言で、室内へ。
小布さんからのお土産・わんちゃん用バームクーヘンをいただいてキュウちゃんはうれしそうに食べていました。私たち3人は、初めて目の前で見るキュウちゃんが可愛くて可愛くて、カメラを向けて写真撮影大会。なかなか目線が合わずに何度も何度も撮り直しをしていました。しばし、キュウママさんやキュウパパさんとお話しした後、私たちのリクエストに応えて、キュウパパさんが楽しいジャズのピアノ演奏を聴かせてくれました。とっても上手で、私たちはもうノリノリでした。その間にキュウママさんは、お昼ご飯の用意をしていてくださったようです。
鯛の頭煮・太刀魚の塩焼きなど、天草の海の幸でもてなしていただきました。
とってもおいしかったです。キュウママさんありがとうございました。
昼過ぎにキュウママさんのお宅を後にして、我々3人は宇城市松橋から国道218号線を東に向かい、九州横断の旅を続けます。
まず立ち寄ったのは、美里町にある
霊台橋(れいたいきょう)。1847年に架けられた石橋で、単一アーチの橋としては日本一の規模を誇る橋です。国の重要文化財に指定されています。
この地域にはこのような石橋があちらこちらに残っていて、江戸時代末期、肥後の名工の技術の高さを感じます。
続いて山都町にある
通潤橋(つうじゅんきょう・
道の駅通潤橋)にも立ち寄りました。
1854年に作られた石橋(水路橋)で、国の重要文化財に指定されています。中央の細い部分から両側に放水口があって、定期的に観光放水が行われています。予約をすると放水してもらえるといううれしいサービスもあるようですが、1回5000円かかるそうです。この橋は両側の台地を水路で結び、水田等に水を供給する灌漑施設として今も利用されています。
この道の駅通潤橋には、古民家が移築されており、見学することができました。
また、
通潤橋史料館があり、通潤橋や他の石橋に関する資料の展示を見ることができます。
その後私たちは、国道218号線をさらに東進し、
道の駅清和文楽邑(山都町)にも
立ち寄りました。
九州で唯一の専用劇場文楽館では、江戸時代末期から伝わる文楽人形芝居が上演されています。(時間がなくて、観覧はしませんでした。)
隣接の物産館では、山菜や地元で採れた健康野菜を使った郷土料理を味わうレストランや体験施設がありました。
ここではアイスクリームを食べました。
何のアイスだと思いますか?
正解はトマトのアイスです。トマトの色を出すには相当のトマトを使わないと出ないそうですが、食べてみるとトマトの味がとても良く出ていました。とてもおいしかったです。
さらに、国道218号線を東進すると、ようやく宮崎県五ヶ瀬町に入ります。
そこで目にしたのは・・・・・。
雲海酒造の焼酎工場でした!そういえば綾町の酒泉の杜は雲海酒造の観光施設でしたね。宮崎や鹿児島県内に蔵を持つ、大きな会社です。
我々は五ヶ瀬町を素通りして、この日の目的地、宮崎県高千穂町に向かうのでした。
(つづく)