黒部川扇状地は 水と風のとおり道…

自然の不思議をさがす「小さな旅」が好きです

生地のたいまつ祭りとスニーカー履いた「めんだら」

2016-10-27 14:44:38 | 四季つれづれ

夏のような暑さのあとの新川生地地区の秋祭りです。

十年ぐらい前までは、このころになるとぐんと寒くなり

たいまつ祭りになると「こたつ」が登場したものですが…

生地のそれぞれ町内が順番に館(やかた)を作る当番制。

細長い漁師町を練り歩き、たいまつを作り、神社で火祭り。

団塊世代が元気なうちは続きそうですがなかなか準備も

大変です。

 

猿田彦というお神輿のお祓い役は「めんだら」といいます。

子供はもちろん大人でもちょっと恐くて威厳があったはず。

今日の「めんだらは」スニーカーをはいてなんだか軽い!

飾り付けられたトラックの上の大黒様のニコニコ顔に

そこはかとなく郷愁を感じた秋祭り。

   

 

 

 

 

 

 

 


樋口恵子さん84才、歯切れの良さは変わらず!

2016-10-21 16:31:10 | 四季つれづれ

10月14日、誘われて樋口恵子さんのサンシップ講演会へ。

77才で大動脈瘤手術をのりこえたとは思えぬ説得力

のあるお話。90分休憩なし。話したいことが湧き出る感じ

でしたが最後にまとめられた100才時代を生きるための

7つのポイントを箇条書きしますね。

1、一点接着

  全部同じ考えでなくてもよい。一点でも共通理解があればよい。

2、リアルタイム

  現在今の時間だけでけっこう。過去は問わない。

3、ナットウ(納豆)ワーク主義

  一人3つはちがったサークルに入る。納豆のようにネバネバと

  くっついていろいろなグループとネットワーク。リーダーは特に。

4、事務に人を得る。(市川房江さんから直伝)

5、人生をおもしろく。イベントでは出番をたくさん作る。

6、行政と民間は協調と緊張。

  民間は行政の下請けではない。

7、夢と情報

  人生100年。これからは全員がボランティアに参加する時代。

  「個」として持てる能力を発揮する。情報を得て地元で年代を超え、

  多様な居場所を作っていく。

 講演のテーマは「人生100年、すべての人に居場所と出番」でした。


吉峰イベント終了しました。

2016-10-17 17:24:26 | 観光・店・イベント案内

気持ち良い透き通るような青空が三日間続きました。

10月16日森を楽しむ「もりたの」の会の参加者は11名。

健康に良い「ウオーキング」と心に優しい「癒しの時間」と

「森のお勉強」をミックスした当会のイベントは、このたび

森林のプロ…吉峰の森林研究所の長谷川幹夫さんを

講師にお招きしました。

昔から観察会では聞いた知識が右から左へ抜けていく私。

言葉では無理と思っているので、今日は体験型にしました。

テーマの一つは香り「クスノキ・クロモジ・シロモジ・ダンコウバイ・ミズメ」

など12種類。終点の「木の実の家」あたりで各自が自分で

クロモジの小枝をカットして飲んだクロモジ茶はとてもさわやか。

甘い香りでおいしかったですよ。

身近な森でたくさんの不思議を知りました。初めて森へ

入った人や山道ウオーキングに慣れない人も、山仕事

をしているベテランさんも楽しんだ秋の一日。

ランチは「カモミール」プチケーキとサラダ、コーヒーと

たっぷりきのこパスタで780円。おいしくてリーズナブル。

「もりたの」の会は自由度も高く、ランチのあとは吉峰温泉

でくつろぐ人、雄山神社前立社壇へ参詣する人、よしみね

交流館で花や小物を買う人、いろいろでした。

写真はうまくアップできなかったので次回に。

 

さて、このブログもなんとか一か月を過ぎ、お友達から

順に紹介しようと思います。アドレスで伝えにくいと話したら

タイトル教えてググってもらえばよいよ、ときいたので少し

ググりやすいように変えてみました。

 


絢爛豪華な金魚たち。アートアクアリウム

2016-10-09 20:24:49 | 四季つれづれ

2000年前に中国で発見され、日本へ来たのは500年前の

室町時代。わずか1種類のフナのかたちから、目の前の

ゴールドフイッシュの乱舞までの道のりは?。

私も含めて老若男女すべての人がスマホをかざす不思議

な光景。金沢に用事があったので21世紀美術館で金魚展

を見てきました。そのあと、金沢の落ちついたカフェで気を

落ち着けて帰宅。まずは金魚とアート

10月14日まで。木村英智プロデュース

人格をもったような金魚↓

おびただしい金魚をみたあと目に優しい金沢の街路樹。

しいのき迎賓館を過ぎた 漆塗りの店 NOSAK(能作)

の4階のカフェでひとやすみしました。

ほんのり色づいた紅葉葉楓を窓から見下ろせましたよ。

漆塗りのコーヒー碗と和菓子がおいしかったです。

次回伺ったときはちがうメニューを賞味したいと思います。

 


宇奈月セレネでコンサート。テーマは水と森と精霊の声

2016-10-03 19:12:41 | 観光・店・イベント案内

宇奈月セレネ美術館の水林史さんコンサートに行ってきました。

水林さんは上市在住。1999年ごろから活動をスタートし、現在は

出産子育てを経てアコースティックユニット「ジラフ」のボーカルを

しながら富山と東京を行き来しつつコンサート活動中。

水林さん、佐藤有介さん、曽爾テラワキさん

10月1日のメンバーは、飛騨在住の楽器いろいろの曽爾テラワキさん。

ベースの佐藤有介さん、ギターの地主直之さん。豊かな音色の四人組。

水林さんのお声は空の上から聴こえてくるような優しく透明な声。

魂が浄化されるような感じでしょうか。小さめな声で話される宇奈月

地元話や宇宙や星の話がふつうに心に沁みます。

今回のコンサートは前日に急にお誘いがあったので何の予備知識もなし。

登場された水林さんとメンバーの衣装が、テーマからの予想とずいぶん

ちがっていて思わず「大丈夫かな?」と思ってしまった私。

でも、大丈夫。テラワキさんのアボリジニの風笛、、初めからぐっと魅き

こまれました。他にも海外の民族楽器や飛騨のひのきで作った手作り

楽器などたくさんあって楽しかった。音楽を通すと世界はひとつなのね。

 セレネ美術館 小ホールにて

歌声も美しかったけど、佐藤有介作詞作曲の「はじめての雪」の歌も

よかったです。CD(春のスケッチ)を買いました。

「朝のきりん」 の2だいめと4だいめ

 ★きりんにのって たびにでかけよう わたあめのような 雲をおいか

けようほら ほら もうすぐでとどくよ かぜよ ふかないで☆

 ★きりんにのってゆこう どこまでも ぼくらを包む ひろいこの宇宙

ほらほら 地平線のむこうから 朝がくる うたいはじめる この

いとしい世界☆

水林さんは地元の保育園やお寺、カフェなどでソロ活動もなさってる

そうです。どこかで告知されていたらどうぞ聴いてみてください。

水林さんの上市のお宅の欅の木は「オオルリ」など渡りの鳥たちの

中継木になってるそうです。ライブの案内には「剱岳の麓、清らかな水と

風と山林に住む、愛らしい精霊の歌」と書いてありました。

私は久しぶりにきいた「宮沢賢治 星めぐりの歌」が帰ってからも

頭の中にリフレイン♪♪