8月9日は長崎へ原爆が落とされた日。
黒部市美術館で私たち宇奈月朗読の会の三人による語りの会が開催
されました。絵本「あの夏の日」は悲惨な被ばくの様子さえも
美しい色合いになっています。しかし、河田さんが低い落ち着いた
声で淡々と読みすすめられたので、その日の様子がまざまざ
と想像できるのです。私は絵本のめくりを担当していました。
じっとめくっていると背中が冷たくなってくるようなのです。
あらゆる媒体を通じてもっともっと「戦争があって、広島と
長崎にアメリカが原爆を投下したという事実」を伝えるべきでしょう。
団塊の世代は戦後生まれです。その世代が何も発信しないのは
まずいと思う今日このごろです。
宇奈月の中央公民館では原爆展の写真展示をしています。
知らないことが多いです。
私は「母親というものは」と「生まれた赤ちゃんとおはなししようよ」
を読みました。絵本の原画をバックにした美術館という場所が良く、
情感がこもった良い朗読会となりました。
ジェイクもいます。
9月23日までの間 展示しています。(月曜休館)