「10年前にいただいた絵手紙みつけました。昔も今も勇気
もらいます」と数枚の絵手紙のコピーをもらってびっくり。
60歳の私、勢いがあったな、と思います。
そうそう「人生一度きり!」
昨日私はボランティアをしているつむぎ倶楽部の本棚の整理を
していました。2006年8月号の雑誌「いきいき」だから15年前
の1年分。処分する前にとパラパラめくってみたら茨木のり子
さんの追悼特集が目に止まりました。
2006年2月17日79歳で逝去。
「倚りかからず」とか「自分の感受性くらい」とか多くの筋の
通った有名な詩が多い。
今回は「みずうみ」という詩のなかにでてくる数行が心にささり
茨木さんの美しい写真と共に11ページの特集をスクラップ。
途中から…挿入
「お母さんだけとはかぎらない
人間は誰でも心の底に
しいんと静かな湖を持つべきなのだ
田沢湖のように深く青い湖を
かくし持っているひとは
話すとわかる 二言 三言で
続く 」
現代の腐敗したネットの海にゆきかう言葉の対極にある
であろう筑摩書房「言の葉」を捜してみようと思います。