黒部川扇状地は 水と風のとおり道…

自然の不思議をさがす「小さな旅」が好きです

コロナ禍の整理、意外に宝物みつけることもあり

2020-09-05 14:53:06 | 四季つれづれ
「10年前にいただいた絵手紙みつけました。昔も今も勇気
もらいます」と数枚の絵手紙のコピーをもらってびっくり。
60歳の私、勢いがあったな、と思います。
そうそう「人生一度きり!」



昨日私はボランティアをしているつむぎ倶楽部の本棚の整理を
していました。2006年8月号の雑誌「いきいき」だから15年前
の1年分。処分する前にとパラパラめくってみたら茨木のり子
さんの追悼特集が目に止まりました。
2006年2月17日79歳で逝去。
「倚りかからず」とか「自分の感受性くらい」とか多くの筋の
通った有名な詩が多い。

今回は「みずうみ」という詩のなかにでてくる数行が心にささり
茨木さんの美しい写真と共に11ページの特集をスクラップ。



途中から…挿入
 「お母さんだけとはかぎらない
 人間は誰でも心の底に
 しいんと静かな湖を持つべきなのだ

 田沢湖のように深く青い湖を
 かくし持っているひとは
 話すとわかる 二言 三言で
                             続く  」

現代の腐敗したネットの海にゆきかう言葉の対極にある
であろう筑摩書房「言の葉」を捜してみようと思います。