宇奈月セレネ美術館の水林史さんコンサートに行ってきました。
水林さんは上市在住。1999年ごろから活動をスタートし、現在は
出産子育てを経てアコースティックユニット「ジラフ」のボーカルを
しながら富山と東京を行き来しつつコンサート活動中。
10月1日のメンバーは、飛騨在住の楽器いろいろの曽爾テラワキさん。
ベースの佐藤有介さん、ギターの地主直之さん。豊かな音色の四人組。
水林さんのお声は空の上から聴こえてくるような優しく透明な声。
魂が浄化されるような感じでしょうか。小さめな声で話される宇奈月
地元話や宇宙や星の話がふつうに心に沁みます。
今回のコンサートは前日に急にお誘いがあったので何の予備知識もなし。
登場された水林さんとメンバーの衣装が、テーマからの予想とずいぶん
ちがっていて思わず「大丈夫かな?」と思ってしまった私。
でも、大丈夫。テラワキさんのアボリジニの風笛、、初めからぐっと魅き
こまれました。他にも海外の民族楽器や飛騨のひのきで作った手作り
楽器などたくさんあって楽しかった。音楽を通すと世界はひとつなのね。
歌声も美しかったけど、佐藤有介作詞作曲の「はじめての雪」の歌も
よかったです。CD(春のスケッチ)を買いました。
「朝のきりん」 の2だいめと4だいめ
★きりんにのって たびにでかけよう わたあめのような 雲をおいか
けようほら ほら もうすぐでとどくよ かぜよ ふかないで☆
★きりんにのってゆこう どこまでも ぼくらを包む ひろいこの宇宙
ほらほら 地平線のむこうから 朝がくる うたいはじめる この
いとしい世界☆
水林さんは地元の保育園やお寺、カフェなどでソロ活動もなさってる
そうです。どこかで告知されていたらどうぞ聴いてみてください。
水林さんの上市のお宅の欅の木は「オオルリ」など渡りの鳥たちの
中継木になってるそうです。ライブの案内には「剱岳の麓、清らかな水と
風と山林に住む、愛らしい精霊の歌」と書いてありました。
私は久しぶりにきいた「宮沢賢治 星めぐりの歌」が帰ってからも
頭の中にリフレイン♪♪