最近 iPadにNHK のらじる☆らじるのアプリを入れて「聴き逃し」を選んで聞いています。朗読は「新日曜名作座」などレベルが高い。音楽番組は色々あるしバラエティも多種多様。
先日バラエティの区分で「みんなでひきこもりラジオ」というのがあり何気なく聞いてみてびっくりしました。
引きこもり歴10年とか 「自分は死にたいけどあなたは生きてください」とかのメッセージが読まれています。アナウンサーは栗原望(くりはらのぞむ)さん、若い男性です。引きこもっている方の手紙も読まれました。
実際にハガキやメールを出したりしている人は一歩前へ出る勇気がある人、そうじゃなくて暗いトンネルの中にいてこのラジオを聴いている人がどれだけ多いのかしら、と想像すると胸が痛い。50歳以上の人も何人もおられました。月に1回第一金曜日の午後8時05分から1時間。
3年前くらいから放送されていた模様。初めて聞いていて最後の挨拶に耳を疑いました。栗原さんは「来月の3月3日生きてまた会いましょう」と言いました。
きっと「生きて」と言いたい何かがあったのでしょう。
戦後生まれの団塊の世代の私は戦争のない年月を生きてきました。 まさかの戦争 誰でも良かった、という殺人の動機や無差別の大量殺人など、とても想像できない 時代ではありますが、それでも知らなければいけないことがあります。