酔いどれ写真家の怠慢な日常

タイトル変更して、リニューアルしました。

注意

2013-05-26 00:09:21 | 写真



知り合いがある公園で写真を撮っていたら、公園事務局かなんかの人に注意を受けたらしい。


別に誰かを追いかけ回して撮ってたとかではなく、普通に撮っていたら誰か(公園にいた人らしい)にチクられてその人が来て注意を受けたようだ。


自分も彼と同じで街中で撮るスタイルなので思うことはたくさんある。


自分ももし街中でカメラを向けられたらあまりいい気はしないけど、追いかけて来るとかよっぽどのことがないかぎり普通に一瞬で通り過ぎるただの出来事。


例えばものすごく香水や加齢臭が強い人とスレ違って一瞬「おえ~」となるのと同じ。


そのことでいちいち臭いとか本人に文句を言う人はいないだろう。


街中で何か面白い風景やいい瞬間を探している、とても感覚的で抽象的で純粋な撮影行為だ。


特定の光景や人物を狙っているわけじゃない。


その件はさらにめんどうなことに発展する。


その人は警察官を呼べと騒ぎだして、警察官が実際来たらしい。


警察官にカメラの画像を確認させ、当然まったく問題なかった。


そしてその本人も写ってないことを告げられると、事を大袈裟にし過ぎて引くに引けなくなったのだろう、俺はいいけどこの人たちがかわいそうだから、この画像に写っている人たち全員に謝罪して画像を全部消去しろと言いがかりをつけてきたらしい。


まだ完全に解決してないそうだけど、この件の最大の問題は公園側がトラブルをさけるため、園内撮影行為全面禁止を検討したりするかもしれないことだ。


公園でカメラを持てない時代になったら、どこで写真撮るんだよ。


弁護するわけじゃないけど、その知り合いの写真は自分の知るかぎりとても美しい写真です。


逆行の噴水にポツンと人のシルエットとか、池のそばのベンチに座る老夫婦の後ろ姿とか、公園の砂場の置き忘れられた遊具とか。


被害者妄想もいいかげんにしてほしい。




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