うーん、なるほど。かなり原作に忠実(これは監督がインタビューでも答えている)。
お菓子に関するセリフなんかはもうほとんど原作のままだ。
カットされたエピソードは、百貨店に期間限定で出店する部分と、スヨンに娘がいた話かな?
あと、アレンジされた部分も多少はあったけど、ほとんど原作の趣旨は忠実に守られていた。
キャラクターに関しては、ジニョクはほんと漫画そのもの。ソヌは原作では髪が短くて草食系男子っぽい感じなんで、ちょっとルックスは違う。でも、「あっ、こめん」とか「ヤバ!」という時の表情は口をあんと開けて、漫画に描かれている表情と同じなのが笑えた。
スヨンは漫画の方がかっこよすぎて、映画の方が不器用さが出ていて良かったかも。
ギボムは、漫画でのルックスとかなり違うけど、性格的にはしっかり演じられていたな。
願わくば、ジニョクを誘拐した男のキャラは漫画の方が美形の初老男性でよかったのに、適任の俳優が居なかったのかしら?
あと、車ね。原作ではフェラーリかなんかに乗ってる。
そうそう、男だけのクリスマスのケーキは原作でも粗末なものだったから、それに習ったのね。
実は漫画はほとんど読まない私。今回本当に超久しぶりで読みました。文庫本の3巻セットは字が小さくて読みにくかったわ。
さて、この作品を構想したよしながふみさんは、やはりとても頭のいい人だと思った。よくもまあ、こんな話を作り上げたなあと感心しました。おそるべしコミックです。
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