たちバド 監督日記

立花学園バドミントン部監督が、選手と過ごした日々をつづります。

令和4年度 卒業式&送別会

2023年03月15日 11時30分23秒 | 日記
松田山の早咲き桜が一足先に満開を迎えた頃、今年も立花学園では新たな旅立ちの日を迎えました。

令和5年3月1日 立花学園高等学校 第94回 卒業式。
今年は9名のたちバドが巣立っていきました。


そして、毎年恒例の3月の2週目の日曜日、改めて送別会を開催しました!!
たちバドの送別会は、毎年「親子バドミントン大会」とセット。
大会の進行は卒業2年目のOBがやるのが伝統になっています!

普段、応援ばかりの息子たちと保護者の方がダブルスを組んで試合に臨みます。
今年は22組の親子ダブルスでリーグ戦!!










見ている以上にバドミントンがきついスポーツだと、保護者の方も実感(笑)
それでも、息子たちに叱咤激励されながら、お父さん・お母さんも必死にシャトルを追いました!

最後は上位1チームによる決勝トーナメント。優勝から3位までの3組が表彰となりました!!

優勝 石川親子(2年)、準優勝 渡辺親子(3年)、3位 小島親子(3年)

親子バドミントン大会の後、いよいよ送別会。


3年生一人ひとりから、後輩たちへ。
3年間の思いとともにエールを送ってくれました。
そして、後輩たちを代表して、キャプテンの沖本から3年生へお祝いの言葉と春に向けた決意を伝えました。

最後は、3年生主将の小島が代表して、3年間支えてくれた保護者の方へ感謝の言葉を伝えました。
3年間、選手によっては小学生の頃から、ずっとバドミントン選手生活を支え続けてくれた保護者へ。
しっかりと思いを伝えてくれました。
私としては、この瞬間が一番大切。

最後に少しだ私も3年生に最後のミーティングをさせてもらいました。
その中で一番伝えたかったのは、これからも人生も周囲に対し感謝の気持ちをもって生活をしてほしいということ。
まさにコロナと共にあった3年間の選手たちでした。
だからこそ、これまでにはない強さを覚えた選手たちでした。
コロナ以前とは全く異なる高校バドミントン界となりましたが、それに強く適応し、新しい立花学バドミントン部を見出してくれました。
限られた場所・時間のなかで、楽しみ、上達する方法を模索し、自分たちで必死にもがこうとしていました。
そして、自分たちの力で切り開こうとする新しい姿勢を後輩たちに示してくれました。
強い三年生たちでした。

関東大会二回戦敗退での悔しがり方、インターハイの県予選敗退での悔しがり方、これまでにないほど勝ちにこだわった代でした。
いつだったか、地元のタウン誌のインタビューで答えたキャプテン小島のコメントが思い出されます。
「今までの先輩たち以上に勝ちにこだわりたい」と。
言葉通りの気迫のこもったプレーは、1・2年生たちの目にしっかりと焼き付いています。

そして、そんな選手たちを保護者の方に三年間支えていただきました。
ほんとうにありがとうございました。感謝でいっぱいです。

立花学園男子バドミントン部、私の中では選手も保護者の方も間違いなく日本一です。
そして、卒業しても応援し、支え続けてくれるOB、保護者もいます。
これが立花学園男子バドミントン部の全てであり、宝であり、財産です。
そんなチームを私はしっかりと責任もって大切に大切にこれからも育てていかなければいけないと、身の引き締まる思いです。

この3年間で、小島がキャプテンとして円陣を組んだのは5回。
OBたちも入って大きな円陣を組むと、小島の声と呼応してチーム一丸となった声が体育館に響きました。

今年巣立っていく9名のたちばど達!!
小島!植木!大成!颯太!牧石!匠海!綾部!空!叶夢!
卒業おめでとう!!\(^o^)/


卒業生・保護者の方から素敵なプレゼントを頂きました!
今年の3年生一人一人の顔を思い浮かべながら、大切に大切にヘルシーに(笑)、使わせていただきます!

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