たちバド 監督日記

立花学園バドミントン部監督が、選手と過ごした日々をつづります。

2024 夏季校内合宿

2024年08月12日 21時13分05秒 | 日記
佐賀インターハイから帰って来て、直ぐに校内合宿を実施しました!


今年の夏は、インターハイ、JOC県予選、田邉の国スポ関東ブロック、西相地区夏季大会、全国私学、と予定が満載。
その間を縫うように強化合宿を実施。

合宿の初日は長崎県に原爆が投下された8月9日。
スタート早々の11時。練習をいったん止めてラケットを置いて全員で黙とうしました。
これも大切。
バドミントンが出来ることに感謝。

初日の午前中はサーキットトレーニングから。
午後からは初日から引退した三年生とOB達が続々とやってきてくれます。

1日目はシングルスをメインに。OBで学生コーチの桑原が指導を手伝ってくれます。

今年のたちバド1年生9人は、中学までになかなか勝ち上がることの出来なかった選手や初心者も。
しっかりと時間をかけてフットワークとラケットワークを自分の体の中に落とし込んでいきます。

ガッツリ足を動かし続け、きつい中でノーミス練習。
1日目終了は22時。すっかり足はフラフラです。

2日目には福岡コーチも合流。

ノック、ノック、ノックの後に、2対1、3対2・・・





夕方18時。羽打ち午後練習が終わったと思ったら・・・
福岡コーチが「ダッシュするよ」(^_^)
新キャプテン田邉の顔が引きつる(^-^;

夕ご飯。
今年から新たにご協力いただいた地元のお弁当屋さん。

お弁当に添えてくださったメッセージに心が温まりました。

夜練習。
福岡コーチはさらに「午後練習の復習するよ♪」

OB達はノリノリです♪


体育館の時計の針は21時30分
羽打ち練習を終えた2年生レギュラーたちが「もう足は動きません・・・」と目で訴えてくる。
そんな様子を見た福岡コーチが一言。「足はきつそうだから、腕にしよっか♪」

手押し車で往復、往復、往復(手押し車ってそんなにバリエーションあったのね笑)
前日に引き続き、夜練終了は22時。

3日目。最終日。
一緒に泊まり込んでくれたOB達ももうクタクタ。朝ギリギリまで死んだように雑魚寝。

1・2年生達は日課の早朝ランニング。

どこか地方の合宿所ですか??いえいえ、立花学園の昇降口前です笑


最終日は2日間の練習を活かして、OB達がゲーム形式練習の相手をしてくれます。
お昼12時。
合宿の締めのメニューに入ります。恒例のトム&ジェリーリレー。
感覚がなくなりかけた足に鞭を打って猛ダッシュ。
もちろん負けチームにはペナルティー。
そして最後は3日間の集大成。OBも入って全員で「愛する母校、立花学園~🎶」の大合唱しながらスクワット。


歌い終わった瞬間に、田邉が「終わったぁ~」と叫んで体育館に倒れ込みました。

2泊3日の合宿でしたが、今年も沢山のOBが来てくれました。
沢山の保護者が洗濯のお手伝いに来て、大量の氷、inゼリー、夜食のおにぎりの準備までして頂きました。

ここまで1年生たちと2年生には、バドミントン・練習に対する意識に天と地ほどの差があると感じていました。
そもそも中学までに県大会に出る、県大会で勝つことすら出来なかった1年生たち。
入部をしたものの、ここまで「立花学園バドミントン部」が分かっていなかったと思います。
「インターハイを目指す」って口にしつつも、どこか別の世界の話で、非現実的で他人事。
それを刷り込むように話して聞かせて、感じさせていく。
ようやくほんの少しだけ変化が出てきたような気がします。

とても有意義な合宿となりました。
バドミントン技術はもちろんのこと、心・体、大きく成長できました。

初めてインターハイ出場を果たした今年だからこそ、今まで以上に周囲の人への感謝の気持ちを持った選手・チームになってほしいと思っています。
これまで以上に、保護者の皆さん、支えて応援してくれるOB達、スポーツショップ、お弁当屋さん、お布団屋さん、沢山の人に支えられてバドミントンが来ていることに心から感謝です。
いつも立花学園バドミントン部を支えていただき、本当にありがとうございます。
これからも皆さんへの感謝を忘れず、皆さんの思いを背負ってプレーをしていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。

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