たちバド 監督日記

立花学園バドミントン部監督が、選手と過ごした日々をつづります。

フジヨネックス高尾オープン交流試合

2022年03月29日 22時24分48秒 | 大会結果
一気に暖かい日がつづいたと思ったら、桜があっという間に満開になりました。

春休みに入りました。
コロナ禍の万延防止が明けて、ここからガッツリ追い込みに入りました。
連日のように練習試合を組んでいます。
合間には福岡コーチが来て調整、また練習試合。

昨日は、本来ならば2年ぶりの山梨オープン。
それも残念ながら中止になり、代替として開催して頂いたフジヨネックス高尾オープン交流試合に参加してきました。

今回は、立花学園としてA.B.Cの3チームも出場させて頂き、なんと!部員全員で参加する事が出来ました!
立て続けに大会が中止になり、ここまで全く試合経験の無かった選手もいました。
とてもありがたい試合です!

会場は八王子エスフォルタアリーナ。とてもキレイな大きな体育館です!




試合は、団体戦2複1単のリーグ戦。3チームがそれぞれ県外の学校と5試合近くやらせて頂けました。
立花学園A 東海大高輪台A、錦城、松商学園、松戸六実、湘南台、
立花学園B 駒澤大学、市立千葉、鴻巣A、西東京選抜、川和、
立花学園C 東海大高輪台B、鴻巣B、桜町、城東B、鵠沼B、

気がついたら、苦しみながらも、3チーム共全勝!!!素晴らしい!
Cチームも他校のBチームにしっかり勝ってくることができました!!

ここまでなかなか試合経験を積ませて上げることが出来なかった選手たちが、とても楽しそうに生き生きと懸命にシャトルを追いかけてくれている姿に、とても嬉しくなりました。

帰りのミーティングでは、初めて全員が本当にいい顔をしてました。
もちろんまだまだ課題は山積である事も痛感しました。
しかし、それ以上にこれまで重ねてきた努力と練習が間違っていなかったと自信とプライドを持てた1日になりました。

コロナ禍で大会を開催して下さった先生方には本当に感謝です。
開催当日まで計り知れない苦労があった事と思います。
ありがとうございました!

さぁ、たちバド!チームがしっかりと一丸となれました。
全員でしっかり一段ずつ階段を上がっていこう!

最近、幸せに感じること…

2022年03月29日 17時51分01秒 | 日記
たちバドの監督になって、気がつけば10年以上。
巣立っていった たちバドは、すっかり社会人になって、30歳を超え、中には結婚して子供がいる者も。

ちょうどそんな世代の卒業生が出始めたここ数年。
中には結婚式に招待してくれたり、体育館に子供を連れてきたり…
新しい幸せをプレゼントして貰っています。
彼らが高校生だったのは、ほんとつい最近だったのに…早いねぇなんて言いながら。


先日も10年ぐらい前の卒業生の結婚式に出席して来ました。

そこには、かつてのたちバド同級生もいて。
当時、支えて下さった保護者の方にも久しぶりにご挨拶が出来ました。
そして何より、彼らがまだ仲間のままでいてくれている事にも嬉しく思います。

たちバドの監督でいさせてもらえている事、素晴らしい選手、保護者の方に支えられている事に改めて感謝です。
これからもたちバドの沢山のOBたちは、私にとって一番の宝物です。
私は日本で一番幸せなバドミントン部監督です。

これからも皆さんへの感謝を忘れずに、たちバドとの日々を過ごしていきたいと思います。

追伸、先日の送別会でプレゼントして貰った圧力鍋。
オフ日の今日、ようやくデビューしました!やっぱりいい!ありがとうございました!



2022たちバド送別会

2022年03月22日 13時44分56秒 | 日記
コロナ感染の万延防止措置期間の最終日となった昨日。
たちバドでは、例年よりもちょっと時期を遅らせて三年生の送別会を開きました。

たちバドの送別会は3部構成。
親子バドミントン大会(1部)・送別会(2部)・現役とOBたちのガチンコバドミントン

1部の親子バドミントン大会は、例年通り2年前に卒業したOBたちに幹事をしてもらいます。
今年は横山たちの代の出番。

参加する親子ダブルスはちょうど20組!!くじ引きをして予選リーグのスタートです!!
5ポイントの1ゲーム先取で勝負!!お父さん・お母さんたちも必死です!(笑)
















各リーグの1位が決勝トーナメントに進み、見事にベスト4が出そろいました。

優勝:宮崎家  準優勝:大浦家  3位:芳野家  4位:山根家

大会後には、1・2年生と3年生での送別会。

3年生一人ひとりがたちバドでの3年間の思いを語ってくれました。

コロナ前を知っている最後の代。一番過渡期の代だったと思います。
コロナ前、緊急事態宣言、コロナ禍。
バドミントンだけでなく、日常生活、学校生活、全てが振り回され、翻弄された代でした。
それでも彼らは、その時々にその状況によく対応してくれたと思います。
むしろ私のほうが、抵抗して、順応しきれずにいると思います。
だから、私は何度も彼らに救われてきました。
合宿も遠征も中止、マスクしながら、換気扇も回しながら、窓を開けて、毎日検温をして、声は出さずに・・・・・
でも「バドミントンが楽しいっ!!」
そんな彼らに救われてきました。彼らには頭が下がります。

そして、2年ぶりに開催されたコロナ禍での茨城関東大会。
前年度の先輩たちの悔しさをしっかりと背負って。
チーム全員で掴んだハズの関東大会の切符にもかかわらず、全員で会場入りできないもどかしさと葛藤。
それでも改めて前を向いて、インターハイ予選に向けて再び一丸となれた、「強い」代でした。
そして、保護者の方もいよいよ自身の子供たちの年!にもかかわらず会場に足を運んでいただくことが叶いませんでした。
それでも、最後まで本当に温かく支えてくださいました。

改めて、3年生と3年生の保護者の皆さんに感謝です。

来月にはそれぞれの道を歩み始めます。
この3年間が、少しでも彼らの今後の人生の糧となることが出来ればうれしいです。
どうか、この3年間沢山の人に支えられ、応援されてきたことを忘れずに。
少なくとも、沢山の思い出をプレゼントしてくれた君たちのことを私はこれからも、いつまでも、ずっと、ずっと応援しています。
9人が踏み出す新たな未来への一歩が輝かしいものになりますように!!



おまけ。素敵な記念品をプレゼントしてくれました。ありがとうございました!!

ずっと欲しかったティファールの圧力鍋!!!!!笑



今、私に出来ること…

2022年03月08日 22時16分12秒 | 日記
コロナ感染の万延防止措置が延長されました。
先週末、関東では春一番が吹きました。
それでも神様は、たちバド達にまだ春の準備に入らせてくれません…。

自宅で過ごす日曜日がすっかり定着しはじめた一昨日。
近所のラーメン屋さんに行きました。

お腹いっぱいになって、幸せな気分でお店を出ると…小さな張り紙に気が付きました。


コロナ禍が様々な所に暗い影を落としています。辛いニュースを耳にすることも増えました。
それでも、みんなが支え合ってこのコロナ禍や、社会・経済の苦境を乗り越えようとしています。
弱い立場の人達に手を差し伸べようと、互いに頑張っています。

コロナ感染、ウクライナでの国際危機、みんなで乗り越えようとする人の強さを感じました。
私には何が出来るのだろう。


令和3年度第93回立花学園高等学校卒業式

2022年03月01日 19時53分16秒 | 日記
3月1日。先週末から急速に暖かい空気が広がり始め、すっかり春めいてきました。

コロナ禍は収まる気配を見せる事もなく、すでに2年が経ちました。
すっかり世の中にマスク生活が定着してしまった中で、今年もこの日を迎えました。
令和3年度 第93回立花学園高等学校 卒業式

今年は9名のたちバド達が立花学園を巣立って行きました。
今年は私自身が三年生の担任をしてたので、先週の卒業式の練習から彼らの姿を見て、1日1日とこの日が迫って来ることを感じていました。

今年も部活動賞の団体賞・個人賞を受賞しました。
クラスの生徒の卒業証書授与までは、なんとか堪える事ができましたが、やっぱり部活動賞はダメですね。
「部活動賞 男子バドミントン部」の読み上げで一斉に立ち上がる9人の姿には、やっぱり涙が溢れました。
一瞬で、彼らと過ごした3年間が走馬灯のように記憶の中を駆け巡ります。
あっという間の3年間でした。

各自最後のホームルームを終え、思い出の詰まった体育館に集まってきます。

式の中ではヤケに立派に見えた彼らが、体育館に来るといつもの彼らの顔に戻っていて、どこかホッとしました。
部としては改めて21日に送別会をやりたいと思います。

まずは今日、卒業という節目の日。新しい一歩を踏み出す彼らを心から祝福したいと思います。
卒業おめでとう。