『ヒーローマニア -生活-』を観てきた。
スッゴイ陳腐なゴッサムシティーで戦うヒーローたちのお話。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とか『キャプテンアメリカ vs アイアンマン』とかでアメコミヒーローでさえ、正義に迷う昨今。ヒーローじゃない僕らは迷う以上、迷うことすら放棄して自分を守ることしかしない。
正義感ヘタレ+武闘派ニート+知能派悪女+子煩悩サラリーマン
ヒーローじゃない。ヒーローマニア。
それぞれの想いがありながらも、半端な覚悟だったとしても、自分の正義を世に振りかざすと言うのは凄いことだと思う。
まぁ、知能派悪女だけは正義とかよりも自分が楽しければ、という側面が出てるけど。
自分が楽しければという姿勢は、初期の彼らは全員そうだ。自分勝手な正義を振りかざし、概ね憂さ晴らしでしかない。まさにヒーローマニア。
でも、それをヒーローの変えたのは狡猾な男と親しき人の死。
正義と言うのは相対的で、だから絶対悪と言うのもいない。
ただ、正義と悪の絶対の差と言うのは、正義を貫くのは悪よりも苛烈、という点だと思う。
正義は迷いがなくてはならない。
迷い、葛藤し、自分を責め続けなければならない。
勇気なんて生易しいものだけでは全然足りないのだ。
それが出来るのがヒーローなのだ。
そして、ゴッサムシティーでなくとも陳腐なゴッサムシティーでなくとも、生活の中でもそれができればヒーローだし、届かぬともヒーローマニアなのだとおもう。
そして彼らは日常に戻る。
いや、ヘタレなりのヒーローと、ニートなりのヒーローと、悪女なりのヒーローになる。
宇野正 as 船越英一郎がメチャクチャ怖い。
刹那的な快楽主義で、だからこそ手段を選ばない。
だけど、一瞬の快楽しか求めないから、詰めが甘い。悪と言うには陳腐すぎる。
ダンスが特殊で怖い。あんな船越は他には見られない。
どの役者さんも見たことのない姿を見せるから、見所はワンサカある。
トラロープで悪を吊るし上げろ!
スッゴイ陳腐なゴッサムシティーで戦うヒーローたちのお話。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とか『キャプテンアメリカ vs アイアンマン』とかでアメコミヒーローでさえ、正義に迷う昨今。ヒーローじゃない僕らは迷う以上、迷うことすら放棄して自分を守ることしかしない。
正義感ヘタレ+武闘派ニート+知能派悪女+子煩悩サラリーマン
ヒーローじゃない。ヒーローマニア。
それぞれの想いがありながらも、半端な覚悟だったとしても、自分の正義を世に振りかざすと言うのは凄いことだと思う。
まぁ、知能派悪女だけは正義とかよりも自分が楽しければ、という側面が出てるけど。
自分が楽しければという姿勢は、初期の彼らは全員そうだ。自分勝手な正義を振りかざし、概ね憂さ晴らしでしかない。まさにヒーローマニア。
でも、それをヒーローの変えたのは狡猾な男と親しき人の死。
正義と言うのは相対的で、だから絶対悪と言うのもいない。
ただ、正義と悪の絶対の差と言うのは、正義を貫くのは悪よりも苛烈、という点だと思う。
正義は迷いがなくてはならない。
迷い、葛藤し、自分を責め続けなければならない。
勇気なんて生易しいものだけでは全然足りないのだ。
それが出来るのがヒーローなのだ。
そして、ゴッサムシティーでなくとも陳腐なゴッサムシティーでなくとも、生活の中でもそれができればヒーローだし、届かぬともヒーローマニアなのだとおもう。
そして彼らは日常に戻る。
いや、ヘタレなりのヒーローと、ニートなりのヒーローと、悪女なりのヒーローになる。
宇野正 as 船越英一郎がメチャクチャ怖い。
刹那的な快楽主義で、だからこそ手段を選ばない。
だけど、一瞬の快楽しか求めないから、詰めが甘い。悪と言うには陳腐すぎる。
ダンスが特殊で怖い。あんな船越は他には見られない。
どの役者さんも見たことのない姿を見せるから、見所はワンサカある。
トラロープで悪を吊るし上げろ!