MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

『ヒーローマニア -生活-』。

2016-05-19 01:51:54 | 映画日記
『ヒーローマニア -生活-』を観てきた。

スッゴイ陳腐なゴッサムシティーで戦うヒーローたちのお話。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とか『キャプテンアメリカ vs アイアンマン』とかでアメコミヒーローでさえ、正義に迷う昨今。ヒーローじゃない僕らは迷う以上、迷うことすら放棄して自分を守ることしかしない。

正義感ヘタレ+武闘派ニート+知能派悪女+子煩悩サラリーマン

ヒーローじゃない。ヒーローマニア。
それぞれの想いがありながらも、半端な覚悟だったとしても、自分の正義を世に振りかざすと言うのは凄いことだと思う。
まぁ、知能派悪女だけは正義とかよりも自分が楽しければ、という側面が出てるけど。
自分が楽しければという姿勢は、初期の彼らは全員そうだ。自分勝手な正義を振りかざし、概ね憂さ晴らしでしかない。まさにヒーローマニア。
でも、それをヒーローの変えたのは狡猾な男と親しき人の死。

正義と言うのは相対的で、だから絶対悪と言うのもいない。
ただ、正義と悪の絶対の差と言うのは、正義を貫くのは悪よりも苛烈、という点だと思う。
正義は迷いがなくてはならない。
迷い、葛藤し、自分を責め続けなければならない。
勇気なんて生易しいものだけでは全然足りないのだ。
それが出来るのがヒーローなのだ。
そして、ゴッサムシティーでなくとも陳腐なゴッサムシティーでなくとも、生活の中でもそれができればヒーローだし、届かぬともヒーローマニアなのだとおもう。
そして彼らは日常に戻る。
いや、ヘタレなりのヒーローと、ニートなりのヒーローと、悪女なりのヒーローになる。

宇野正 as 船越英一郎がメチャクチャ怖い。
刹那的な快楽主義で、だからこそ手段を選ばない。
だけど、一瞬の快楽しか求めないから、詰めが甘い。悪と言うには陳腐すぎる。
ダンスが特殊で怖い。あんな船越は他には見られない。

どの役者さんも見たことのない姿を見せるから、見所はワンサカある。

トラロープで悪を吊るし上げろ!



2016年05月18日のつぶやき

2016-05-19 00:00:00 | twitter



  • RT @hanako__bot: 何の取柄もなく人に好かれないなら死んじまえ 悪いことは言わない 生きたところで負け犬 だらだらといつまでも生き続けるより思いきりよく燃え尽きよう 生きるなんてどうせくだらない(映画「ファントム・オブ・パラダイス」より)
    Posted at 11:59 PM




  • 【ta9yahのクズ度】
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    〈ta9yah〉のクズ度
    #あなたのクズ度が分かる
    https://t.co/r55pv1QeAR

    Posted at 06:04 PM




  • どこからどこまでをブラック企業にするか、なんて論じている時点でこの国自体がくすんで見える。
    Posted at 06:02 PM




  • https://t.co/LrZSlKHayE
    首相は、行政府の長だ!
    何でもありか?

    Posted at 05:45 PM




  • #ブロック覚悟でいう
    大地震が起こる度に、
    「私のところじゃなかった」
    と、
    「何でわたしのとこじゃないの?」
    と、思う2種類がいる。

    みんな瓦礫の下の人なんて正直どうでもいい。
    チャリン
    と募金箱にジャリ銭入れて終わり。

    Posted at 05:41 PM



  • https://twitter.com/kaoritokuyama