バンコク旅行記の続き。
前回はこちら。
そう、このバンコクでの撮影はホテルから挑んだ。
今回宿泊した「ミラクル スワンナプーム エアポート」からは、
新しくできた滑走路「02L/20R」が一望できる。
この滑走路の使用パターンが正直まだ読み切れていないが、
着陸用として、風向き問わず、一部の航空機が着陸してくる。
国内線はターミナルの向きの関係で使用は極めて少ない。
そして、今回紹介するロシア勢はたまたまなのか使用が多かった。
タイは避寒地として北欧・ロシアから人気が高い。
また、ウクライナ戦争後も行き来が円滑に出来るようで、
ロシアからの便が多いのが特徴的。
バンコクよりプーケットの方が、よりマニアックなトラフィックが多いが、
1月のバンコクでも十分すぎるトラフィックだと思う。
そんな機体たちを今回ご紹介。

Aeroflot B777-300ER/RA-73132
アエロフロートのトリプルセブン。
コロナ前は成田の常連。羽田乗り入れ後エアバスに代わり運休。
あまりレア度はないのでは、と思うところだが、
バンコクでは、複数便運航。
レジの貯まるペースが2~3倍になってくると話は違う。
A350-900が入る季節もあるようだが、
今回はトリプルセブンだけだった。

S7 Airlines B737-800/RA-73410
S7航空のB737-800。
日本乗り入れ時代はずっとA320だったのでやはり珍しい。
日本から直行便のあったモスクワ、ウラジオストク以外にも、
様々な地方から飛んでくる。
そして、意外と距離があるのにB737,A320シリーズが飛んでいるのが特徴的。

Aeroflot B737-800/RA-73096
アエロフロートの小型機なんて、
ヨーロッパに行かないと見れないと思うところ。アジアで見れます。
撮影時間や使用滑走路の都合で、全部押さえられたわけじゃないけど、
一定数、いま日本で見られないロシア機をゲットできた。
早く戦争が終わって、自由な行き来が出来ればと思ったり、
戦争が起こっている傍ら、バカンスしている人がいるんだと感じたり、
世界は不条理だなと思いつつロシア機を取り上げた。
色んな国のキャリアが乗り入れているという点で、
タイという国の地政学的な意義を感じる。
そんな切り取り方で撮影記を続けて行こうと思う。
つづく
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