Garbage Script on Goo BLOG

某SIerの"元"研究者 兼 情報Security技術者"F.Koryu"の日常の雑記置き場

読むべき記事>Winny裁判 控訴審判決に対する識者コメント

2009-11-30 16:24:21 | セキュリティ(技術者向け)
賢人たちのリレーコラム セキュリティ「言いたい放題」:Winny判決を考える - PC Online
うん、これは読むべき記事だと思う。
しかし、ここで少し考えてみたい。そもそもこのWinnyというソフトは包丁に相当するものなのだろうか。

 どちらかというと、筆者はもっぱら殺傷の為だけに使われる手榴弾のようなものの気がしてならない。
(「賢人たちのリレーコラム セキュリティ『言いたい放題』:Winny判決を考える(PC Online)」より引用)
手榴弾かぁ……その発想は確かに無かった。色々な処で「包丁での例え話」を目にし、その都度「何か違うんだよなぁ……」という違和感を感じていたのだが、手榴弾なら納得がいく(笑)。
技術開発に萎縮を及ぼす意見に対して、反論を怖れずに私見を述べれば、「このような判決一つで萎縮してしまう技術者には、技術開発をやって欲しくない」というのが社会科学者の本音である。いや、ITの知識のある法律学者の本音と言えば良いのかもしれない。

 確かに技術者からしてみれば、「技術のことを全く理解できない法律家なんて困ったものだ」という意識があるのだろう。しかし、これは法律家からしても同じであって「法律の知識を全く持ってない、あるいは法律を無視する技術者は困ったものだ」となるのである。文系/理系などといった壁を取り払った双方への乗り入れの意欲が大事であり、今後は法律家にしろ技術者にしろ、それが求められるべきである。
(「賢人たちのリレーコラム セキュリティ『言いたい放題』:Winny判決を考える(PC Online)」より引用)
この意見に対しては、自分も同意する。(一応高等教育機関で学んではいるが)かじった程度の身とは言え、両方の領域を知る者からすれば、別に深く潜る必要は無いけれど、さわり(概論)レベルを知るだけでも全然変わる筈なんだけれどなぁ……。

(参考情報)
香母酢とライムの違いから日本の異端ぶりを読み解く - 高木浩光@自宅の日記
WinnyではなくGnutella系のクライアントである海外産である「LimeWire」と国産である「Cabos」の違いについて、スナップショット付きで説明されている。
仮にLimeWireが裁判の主題として取り上げられたならば、ここまで(しつこい程に)警告しているならば説明責任は果たしていると思われるだろうが、Cabosの場合は多分そうは思われないだろうと思われる。
(サイトやReadmeに書いてあると言っても、見ない人は見ない。起動後の画面ならば必ず一度は目にするし、仮に使った側が読んでいないと言っても「それは読んでいない貴方が悪い」の一言で片付けられるし。)

(matcha445-10)お疲れ様でした>まっちゃ445勉強会

2009-11-30 14:35:50 | セキュリティ(技術者向け)
遅くなりましたが、お疲れ様でした。

サマリと言うか、メモレベルの内容はコチラを見て頂くとして、ここでは雑感などを書いていきます。
-----
【1.各社のVMMについて】
概ね必要な機能や、VMM周辺のツールなどは揃ってきたかなぁ……という感じでしょうか。正直、余程マイナーなモノやら素性の分からないモノを除けば「用途に適するものならばどれでも良いのでは?」という感じがします。

【2.ならば、どれを選ぶのが良いのか?】
IIJさんのセッションにて「IIJ GIO」のサービスを立ち上げるに当たり「ベンダフリー(特定のベンダや製品に捕らわれない)」という事をおっしゃられていましたし、まっちゃさんの「ぶっちゃけトーク」でもチラリとおっしゃられていましたが、「特定のベンダにロックインされてしまう事はどうなのか?」という感じではありました。

が、実はその後の飲み会(懇親会)でも、近くの人達と色々話をしたんですが、「ロックインされる事が決して悪い事だけではない」という話に落ち着いたんですね。

どういう事かと言うと、例えば最近流行りの「デスクトップ仮想化」で、画面が出てこないケースが発生したと仮定しましょう(ベンダはバラバラとします)。
で、何処に原因があるのかをシステム管理者が切り分けをする(その上でベンダに問い合わせをかける訳ですが)んですが、このようなケースの場合、VMMが動作しているサーバ側が悪いのか、データ転送の部分が悪いのか、それとも端末が悪いのか……どれも原因となりそうなので切り分けが難しいですよね。
ならば各ベンダに問い合わせる訳ですが、多分返ってくるのは「ウチ(の製品)に関係する処なら対応しますが、それって本当にウチ(の製品)に関係しています?」という感じかと。

結局の処……
  • 仮想化環境を管理する側の力量(スキルレベル)
  • 現在の環境の状態(OSは何を主に使っているのか?、など)
  • リソースの有無(人・モノ・金)
  • 万が一の時の許容できるレベル(どの位までなら停止してもOKか?、など)
    ……の状態によっては、特定のベンダにロックインされた方がお互いに幸せになれる場合もあるよね、という話に落ち着いた訳です、ハイ。
    (特に「既存の環境」を仮想化する場合、どのOSを使っているかによってVMMの選択を誤ると、思ったよりパフォーマンスが出ないとか、トラブルが多発するとかなどの悲しい出来事に見舞われるかと。例えばWindows系OSが中心なら、やはりMicrosoft Hyper-Vにした方が良いでしょうし、Linux系中心ならXen系(今回ならXenServerやORACLE VMなど)の方が良いでしょうし、混在しているなら実績があるVMWare系に一日の長があるかと。)
    -----
    (オマケ : 懇親会で一番盛り上がった話題)
    前半はかなりマジメな話題で盛り上がったんですが……でも一番盛り上がったのは……

    「マウスのボタンはどうやって押しているの?(2本指 or 3本指 or etc)」

    ……というアレゲな話題だったり(笑)。
    ちなみに私は2本指派(左ボタンとホイール操作は人差し指、右ボタンは中指)です。他には3本指派(左ボタンが人差し指、ホイール操作が中指、右ボタンが薬指)という人や、「私トラックボール派です」とかいう人がいたり、(局所的ですが)かなり盛り上がっていました。

    ……が、まっちゃさんから「あなたたち、手つきがやらしい」と言われてしまいましたとさ。orz

  • jubeat / jubeat ripplesのサントラを買ってきた

    2009-11-29 17:35:04 | Game
    先日26日秋葉原に行ってきた時の事、その日発売のサントラ(※1)を探していると、ふとjubeatjubeat ripplesのサントラが店頭に並べられている事に気付く。
    「へー、店売り始めたんだー(※2)。」と思いつつも、その日は所持金などの問題によりスルー。

    結局今日買ってきました。
    で、全部聞きました。
    うるさいゲーセンの中で聞くのとは異なり、細かい部分とかも聞け「へー、こういう曲なんだー」と思いを新たにした曲もあり、なかなか良い買い物をしたかと。
    ---
    (※1)元々は「BORDER BREAK」のサントラを買いに行く予定だったのですが、残念ながら全滅しており、結局後日地元のレコード店で取り寄せ注文しました。
    (※2)発売当初はKONAMIのネット通販(konamistyle)限定商品でした。

    (matcha445)まっちゃ445勉強会#10

    2009-11-28 17:25:26 | セキュリティ(技術者向け)
    会場に到着(12:40頃)。随時更新予定ですしました(サマリレベルですが)。

    入り口の様子。

    (Session1.XenServer、XenDesktop ... Citrix北瀬さん)
    資料はココからダウンロードできるとの事です(後日アップロードするとの事)。

    ・シトリクスのキーソフト(XenApp、XenDesktop、XenServer、NesKey)
    ・XenApp:アプリの仮想化、サーバ側にアプリを導入・実行し、クライアント側には画面・結果を転送する
    ・XenDisktop:デスクトップの仮想化、サーバ側にOSを導入・実行し、クライアント側に画面・結果を転送する
    ・XenServer:サーバの仮想化、Xen(OSS)をベースに商用化したモノ、ライブマイグレーション、P2V、V2Vツールなどを用意、ライセンスは「サーバライセンス(有償版)」なお無償版(一部ユーティリティ機能をオミットしたモノ)もある
    ・デモ(DELL製のノート(メモリを8GBに拡張したモノ)にXenServerを導入し、Thikpad側を管理端末にして、実際複数台の仮想マシンが動作している所を見せた
    ・海外では10~15%のシェアがあるとの事、国内では15~20%程度(1位がVMWare)
    ・Xenをコアエンジンとし、シトリクス側が商用化
    ・基本アーキチクチャの特徴:管理用のOS(CentOSベース)を独自で持っている事
    ・仮想マシンはハイパーバイザを通じてIOを実施している
    ・その関係でLinux系OSとの相性が良いとの事
    ・16GB程度のディスクスペースがあればインストール可能
    ・管理ツール:XenCenter ... 日本語対応済
    ・XenServer自体は無償、有償部分(Essential Suite)はユーティリティに該当……但しHAを求めるなら非常に便利なツールが多い
    ・FTについてはパートナー側が用意しているが、追加HWが必要なので、ダウンタイムがどの位までOKかを考慮した上でHA or FTを決めると良い

    ・XenDesktop:Express Edition(10ユーザまで:無償)、検証目的として、それ以上のエディションは有償
    ・Enterprise Edidon以上にアプリの仮想化機能が追加される
    ・ActiveDirectory環境必須
    ・センター(サーバ)側でデスクトップ用仮想マシンを動作・管理し、端末(クライアント)からコネクションブローカー等を通じてアクセス、利用する
    ・管理コストの削減、セキュリティレベル(主に内部統制系)の向上が、主な導入目的
    ・デスクトップの仮想化の課題→マルチメディア関係、周辺機器対応、パフォーマンス、ディスク容量など←課題に対応
    ・デモ(クライアントとしてWindows7を動作させてみた)
    ・1台の端末に対して、複数台の仮想デスクトップにアクセス可能(例えば複数環境上での開発・動作検証などに活用するケースなど)
    ・実際には4+1つのコンポーネントによって構成されている(クライアント、コネクションブローカー、仮想マシン、プロビジョニング+アプリ仮想化)
    ・ICAプロトコル:テキストのやり取りくらいなら2~30kbps程度の帯域で済む
    ・仮想デスクトップから、端末のUSBメモリなどの周辺機器にアクセス可能(使わせる or NGはポリシーで設定可能)
    ・マルチメディア(動画、VoIP、3D CAD、DirectX、OpenGLなど)にも対応……これも動画によるデモ(ブレードワークステーション上の仮想デスクトップにアクセスし、3D CADビューアを起動し、更に帯域を絞ったケースでも殆ど遅延が気にならずに動作している様子)を実施

    (Session2.ORACLE VM ... Oracle中島さん)
    ・OracleVMは無償で提供されているので、どんどん使って下さいとの事
    ・Xenベース
    ・構成はVMサーバ(ホスト側)とVM Manager(管理用ソフト)の2モジュール構成
    ・VM Managerは仮想マシン上に導入・利用する事も可能、また仮想マシンのテンプレート形式での提供も行っているとの事
    ・他にも幾つかテンプレートを提供している
    ・スタンドアローン形は当然として、共有ストレージ形にも対応、リソースプールを構成する(ライブマイグレーションの実行など)には、共有ストレージ形を選択する必要がある
    ・最新バージョンは2.2、基本機能は当然として、他社では有償オプション扱いになりそうな機能も無償で実装されている(例えばライブマイグレーション機能やHAクラスター機能など)
    ・ハイパーバイザとしてXen3.4を採用(他社でも活用しているとの事)
    ・ベンチマークが珍しく公的に公開されている
    ・Enterprise Managerによる一元管理:Oracle製品を管理する管理マネージャ側からでもOracleVMを管理できる
    ・ベンチマーク:ベアメタル(仮想化していない)場合と、DBを導入して負荷をかけた場合、6%程度の性能劣化で済むとの事……環境や測定結果によっては異なるが、大分良くなっている(しかもこのデータは1年前のモノとの事)
    ・VMテンプレートによる構築スタイル:VMのキッティング(OSやソフトの導入)の際、テンプレをコピーする事+αで済む & Enterprise Manager用エージェントが導入済みなので、厄介なEnterprise Manager用エージェントの導入・設定が省け、かつEnterprise Manager側で一元管理できるようになる(更にミスOPによるトラブルも避けられる)

    ・クラウドに求める要素:Oracleは10の要素があると言っているが、今回は4つのキーワードを紹介(サービス、オンデマンド、透過的なHW構成、専有空間←特にコレ)
    ・サーバ仮想化は「専有空間」を生み出すためのモノ
    ・ストレージ重要、サーバが増えてくるとストレージがボトルネックになる可能性が大(でも良いストレージは高い)、Oracleはローエンドストレージを複数台導入する方を推奨(ASM:Automatic Storage Managementによって、ストレージの分散化による性能向上に対応している)
    ・ASMには二重冗長、三重冗長に対応している……ストレージが故障した場合でも自動的に対応してくれる事で可用性を確保

    (オヤツ)
    写真は撮ったので、後でアップしますアップしました……美味しかったです。(*^_^*)


    (Session3.Windows Azure、Hyper-V ... Microsoft関田さん)
    ・Dynamic IT ... システムモデルの作成~モデルに即した自動的なリソース確保とシステム構成~運用
    ・所有:仮想化(Hyper-V)、プライベートクラウド(Dynamic data Center Toolkit) / 利用:パブリッククラウド(MSの場合はWindows Azure)……これらは適材適所で選択していく事になる

    ・Hyper-V ... Windows Server 2008から導入、クライアント側としてWindowsだけでなくLinux(SUSE、RHEL)にも対応
    ・Hyper-V 2.0の機能 : ライブマイグレーション対応、プロセッサ機能の強化(コアパーキング)、ネットワーク機能の強化(TCPオフロード、ジャンボフレーム対応、VMQ対応) ... ようやくこれで必要な機能は揃ったかな?
    ・良い点 : Windows Server 標準の仮想化基盤、高いサポートレベル、対応機種が豊富で堅牢かつ先進的なアーキテクチャ、一環した管理ツール(System Centerが対応している)

    ・Dynamic data Center Toolkit ... Silverlightで作られているとの事、海外では10社程度利用、国内ではIIJなどで利用される予定との事
    ・要:System Center
    ・管理ポータルのデモ ... Silverlightという事でWebアプリ形式、ハード構成を変更する事で、自動的に課金額も変更されるようになっている
    ・導入する場合、MSのコンサルサービスを活用するのが吉との事

    ・パブリッククラウド ... どの提供ベンダにも共通するのは「巨大なデータセンター(メガデータセンター)」、MSがシカゴに立てたのはサッカーコート(フットボールコート)の10個以上の大きさ、消費電力はメガワットクラス、コンテナ形式のユニットで1つのユニットにつき1,800~2,500台のサーバ(ブレード?)が導入、200台のコンテナを置く事ができるとの事
    ・コンテナ形式(水冷)→データパック形式(空冷)への切り替えも予定されているとの事
    ・Windows Azure : クラウドOS(ホスティング、ストレージ、サービス管理、開発環境) + クラウドDB(MS SQL Azure) + サービス統合(旧:.NET Service 新名称は長いので、省略)
    ・ユーザ側が仮想マシンである事を意識しなくても良いように、運用管理の自動化が行われている ... そのため幾つかのモジュールは通常な製品とアーキテクチャを変えている部分もあるとの事
    ・とにかく沢山のサーバがあり人手で管理しようとすると面倒なので、ファブリックコントローラと呼ばれる管理システムを構築した ... MSのDC向けにチューンされているとの事で、単体販売は考えていないとの事(と言うか、そのまま適用するのは難しいのでは?、との事)
    ・そのお陰で、AzureユーザはHWの事を意識しなくても良いようになっている
    ・ファブリックコントローラーの役割 : ノードの割り当て→OSとロールのイメージを配置→設定→ロールの開始→ロードバランサーの設定→必要数のロールを維持
    ・Azureのデモ
    ・Tech・Days 2010でAzureの話とかします(2010/2/23~24)

    (Session54.IIJ GIO ... IIJ堂前さん)
    ・急遽繰り上げ
    ・IIJでもクラウド始めます ... IIJ GIO(ジオ)という名前です
    ・仮想化を使ったバーチャルサーバからスタート
    ・パブリッククラウドとプライベートクラウド、両方に対応
    ・数分でプロビジョニング(パブリック側)
    ・WAN(VPN)などからも接続可(プライベート側)

    ・クラウド = 大量のサーバ + 大量のストレージ + ネットワーク
    ・ストレージはコストを抑えるため、ミドルレンジクラスのモノを沢山活用する方向
    ・サーバ側は管理負荷の低減と故障率を下げるためディスクレス、ネットワークブートとの事
    ・ネットワークプロバイダという事でネットワークにコダワリ有り、VMからは必要なネットワークだけが参照可能、他のユーザさんとの間にL2レベルでの境界を実装している
    ・L2ネットワークから外部収容ネットワークに接続でき、FWやアプライアンス、VPN接続回線などとも接続できる
    ・クラウド基盤内に、APIを作成、構成管理DBと連携して、容易に管理できるようにしている
    ・特定の製品には拘らない
    ・急遽セキュリティのお話
    ・仮想化 + L2 VPNによって、論理的に分割される事で、他の人とデータは混じらない
    ・ハイパーバイザの安全性:ベンダさん頑張る(笑)

    (Session45.VMWare vSphere ... VMWare各務さん)
    ・遅刻~(なので順番が入れ替わった)
    ・セキュリティ系のお話は12/3にソリトンさんとの共同セミナでお話しますとの事
    ・今回はクライアント(VMWare View)のお話からスタート
    ・vSphere + vCenterの上で動作する
    ・WAN・LAN・ローカルを問わない
    ・モバイル戦略(VMWare Mobile Virtualization Platform)
    ・クラウドの選択肢は「境界線を決める」事、多すぎると高くつき、少なすぎると機能が足りない
    ・適切な境界線はユーザの満足度を上げる
    ・境界線を決めるポイント→信頼して、任せる境界線 / 自分用にしたい 境界線
    ・vShpere4を利用したデータセンター→台数の削減 / 消費電力の低減
    ・VMotion + DPMによって、リソースの最適化 & アイドル時の消費電力の削減
    ・Long Distance vMotion : 最大200km間(遅延5m sec)の移動に対応
    ・vShpere ... 最新版ではWindows 7にも対応しました
    ・プロバイダ向けにセルフポータル用システムを提供予定
    ・vApp
    ・サービスとしてのVMWareのプラットフォーム(PaaS)

    (おまけ:まっちゃさんよる雑感)
    ・あまりに「ぶっちゃけトーク」なので省略(ヲ
    ---
    次回は1月下旬~2月頃、開発系の話題を予定、詳しくはサイト & MLをご確認下さいとの事だそうです。

    そう言えば……

    2009-11-27 15:46:13 | 雑記
    明日(11/28)はまっちゃ445勉強会(#10)の日でしたね、とまるで他人事のように言ってみる(マテコラ)。

    いやね、今も本当にキャンセル待ちの方じゃないかと思うくらい、ギリギリの申込みでしたから。
    (申込みフォームに入力→送信し、メールを確認してみると、MLにてヴァルカンさんから「埋まった」とのメールが先に流れていたと言う……正直今回はダメかなぁ……と思っていたら、どうやら本当にギリギリ滑り込みセーフだったようで。)

    で、今回は「仮想化」がテーマ。いやー、コレが無いと今本当にお仕事が出来ませんって位お世話になっています。なので楽しみ^2。

    重要 (Important)も上から2番目なんだけれどねぇ(苦笑)

    2009-11-12 13:37:02 | セキュリティ(技術者向け)
    とりあえずコレを読んで欲しい。で、MS09-067に関する説明の最後の段落を読んで欲しい。
    「表示がされるから危険性は低い」というのは、ソフトウェアの危険性をユーザーに転嫁して解決したことにする、言って見れば作り手の責任回避でしかないと筆者は思うのだがどうだろうか。ちなみに、セキュリティ企業のSecuniaでは、マイクロソフトが深刻度“重要”としている「MS09-067」の危険度を、5段階で上から2番目の「Highly Critical」としている。一方、マイクロソフトが深刻度“緊急”としている「MS09-063」は、Secuniaではワンランク低い「Moderately Critical」と評価している。
    (「11月のマイクロソフトセキュリティ更新を確認する(Internet Watch)」より引用(ポイント部分に下線を追加))
    で、今度はコッチを見て欲しい。
    これでもピーンと来なかったアナタは(ry

    ……はい、そうです、重要 (Important)もMS側が定義したレーティングに従えば、上から2番目なんだけれどねぇ(苦笑)。
    重要(Important)だから軽んじている訳じゃないんですよ、ちゃんとレーティング定義を読めば、実は(緊急(Critical)ほどじゃないにせよ)結構危険なセキュリティホールと認識していると考えられるはずなんですけれどねぇ(※1)。

    これが警告 (Moderate)だったら「評価低すぎませんかねぇ、MSさん」と言っても良いかもしれないけれどサ。
    ---
    (※1)と言うより、緊急(Critical)が「あまりにも危険過ぎる」という事で別格なんですが。高中低の三段階評価において、高にも当てはまらないくらいの特別な評価である認識した方が正しい。

    月刊MS 2009/11号

    2009-11-11 17:01:21 | セキュリティ(技術者向け)
    2009 年 11 月のセキュリティ情報 - Microsoft
    今月は6本、緊急、重要が3本ずつになります。

    まっちゃさんの処
    でもサラリと書いていますが、自分もMS09-065がこの中では一番危険だと思います。何せ……
    その代わり、通常、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内の攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせ、その Web サイトにユーザーを誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。
    ……ですから(今のネット経由の攻撃方法のメイン処ですし、ヤバいリンクを踏ませてドカンというのは)。

    何はともあれ、まずはMicrosoft Updateを実施しましょう。


    「1.5次記憶装置」ってヤツですな

    2009-11-04 16:39:08 | 雑記
    日本 IBM、x86 サーバーに内蔵できる SSD 実装拡張ボードを発表 - japan.internet.com
    まっちゃさんの処経由。
    そこまでSSDにしなくてもRAMディスクにすればよいのでは?と思ったのは僕だけ?
    うーん、先日行って来たOSC 2009 Tokyo/Fallの某セッション(※1)にてちょろっとだけ出てきた話ですが……
  • 1次記憶(メインメモリ)と2次記憶(ディスク)の中間に位置する事から、その人曰く「1.5次記憶装置」と呼称
  • RAMディスクだと常に通電させておかないとデータが消える(※2)のに対して、SSDなら電源が切れてしまった場合でもデータの保持が可能
  • 磁気ディスクと比較して、アクセスが高速である(特にランダムアクセス)
  • メインメモリ上に展開するには容量的には厳しいが、高速に処理させる必要があり磁気ディスクでは辛いケースには良いのでは?
    ……との事。なので……
    入札期限間際のオークション、商品発売時の注文ページなど、一時的にアクセス集中が予想される Web サイトのバックエンド DB システムなど、データの高速読み書きを必要とするアプリケーションに最適だそうだ。
    (「日本 IBM、x86 サーバーに内蔵できる SSD 実装拡張ボードを発表(japan.internet.com)」より引用)
    ……とあるように、DBのように簡単に消えてもらっては困るデータの保存場所として用いられる事を想定しているのではないかと。

    いや、単純に処理速度だけで言えばオンメモリDBって手もあるんでしょうが、不慮のトラブルによりディスクにデータを退避させる前に電源が切れてしまったというケースで言えば、電源が切れた場合でもデータ保持が可能なSSDの方に軍配が上がるかと思われます。
    ---
    (※1)仮想化絡みのセッション。
    (※2)過去にもDRAMを活用した外付けのRAMドライブが販売された事がありますが、ハードのメンテ等により電源が完全に切断された場合の備えとしてバッテリーを付けたモノもありましたよね。

  • 久方ぶりに写真をアップ(5)

    2009-11-02 00:33:49 | DOLL
    最後は、折角オーガスト作品つながりという事で、フィーナ姫と瑛里華さんのツーショット。

    瑛里華さんのオリジナルの衣装である修智館学院制服ですが、27cmにしては良く出来ている方だと思います。寧ろ60cmと違ってサイズ的制約がある中としては、凄いと思います。これもいつかは写真をアップできればと思います。

    という事で、DOLLカテゴリでの写真公開はこれにて一段落。

    久方ぶりに写真をアップ(4)

    2009-11-02 00:28:55 | DOLL
    これももしかしたらお迎え後初披露かもしれませんが……衣装こそ「月は東に日は西に~Operation Sanctuary~(はにはに)」の「蓮美台学園制服」に変えていますが、「FORTUNE ARTERIAL」の突撃副会長こと「千堂瑛里華」嬢の27cmドール。

    久方ぶりに写真をアップ(3)

    2009-11-02 00:24:47 | DOLL
    で、先ほど2前目の写真から、もう少し寄ったのがコレ。

    最初発売日が9/29という、ある意味中途半端な日なので「何でだろう???」と思っていたんですが……後で調べたらフィーナ姫の誕生日が9/29という設定だった事が分かり納得。

    久方ぶりに写真をアップ(2)

    2009-11-02 00:18:48 | DOLL
    2本目は、先日9/29に発売された「夜明け前より瑠璃色な Moonlight Cradle」の27cmドール「フィーナ・ファム・アーシュライト(フィーナ姫)」の写真。
    オリジナルのボディはAZONE製ピュアニーモアドバンスFボディなんですが、それをオビツ製ボディに換装しています(スタイルだけで言えばピュアニーモの方が良いんですが、ポーズの取りやすさで換装しています)。

    多分今回がお迎え後、初披露かと。

    久方ぶりに写真をアップ(1)

    2009-11-02 00:09:32 | DOLL
    「DOLLカテゴリ」ではかなり久方ぶりの投稿。
    写真はぼちぼち撮っていたんですが、なかなかRAWデータの現像が進まず。orz

    ようやく暖めていたネタ(※1)が実現したので、軽く撮影してみました。まずは恒例すずなさんから。どこぞで手に入れた「Fate/hollow ataraxia」の「魔法少女 凛」の衣装を着せてみた版から。
    ---
    (※1)ブツ取り用の簡易撮影スタジオの事。100均のアイテムを中心に、安価に仕上げてみました。コレについては改めて「写真」カテゴリで記事を上げようかと考えています。