Garbage Script on Goo BLOG

某SIerの"元"研究者 兼 情報Security技術者"F.Koryu"の日常の雑記置き場

悪くは無い、寧ろ良い事だと思う。が……

2010-02-23 11:07:08 | セキュリティ(技術者向け)
Winnyでの著作権侵害に警告メール、ISPと権利者団体が3月1日から - Internet Watch
うん、悪くは無い、寧ろ良い事だと思う。が……
取り組みの流れは、まず権利者団体がツールを用いてWinny上のファイルを入手し、団体に加盟する会員が保有する著作物であるかを確認。権利侵害が確認された場合は、IPアドレスの情報に基づいてISPに警告メールの送付を要請し、要請を受けたISPがユーザーに対して当該ファイルの削除などを求める警告メールを送付する。
(「Winnyでの著作権侵害に警告メール、ISPと権利者団体が3月1日から(Internet Watch)」より引用)

メールって、ISP側から発行されているメールアドレス宛への電子メールでしょうね。
これだと「読まずに捨てた」とされる可能性があるのではないかと……。
(ISPのメールアドレスは分かりにくいから、普段はフリーメール(Yahoo!メールとかGMailとか)を使っていて、ISPのメールアドレスは無視・放置していますって人もいるのではないかと……。)

多少コストはかかるが、書面(郵送)による警告の方が遥かに「効く」と思うんですけれどね(ISPと契約している人(親)は使っていないが、家族(子供とか)が使っていますなんて事もあるかと思いますし、その場合電子メールより書面の方が警告の度合いが強いと思うんですけれど)。

医療費控除……の続きの続き

2010-02-08 15:15:34 | 雑記
実は先週末(2/5)、お休みを頂いて最寄の税務署まで行ってきました。

結論から言うと「事前準備さえしておけば、30分程度で申請完了するくらい簡単」……とは言え、少しだけウラがあるんですが。

[1.事前準備]
領収書、レシートの類を引っかき集めて、整理・計算(これは1月の頭頃に完了していた)。その際、病院・薬局毎に集計する必要があるのと、計算間違いが無い事を検算するのを忘れないようにするのに注意するくらい。
なお領収書・レシートは1年毎に紙袋に入れておく事。

それとサラリーマンの場合、会社から源泉徴収票を12月分の給与の時にもらっているはずなので、それも忘れないように手元に用意しておく(つーか、無いと提出書類が書けないはず)。

国税庁のWebサイト上から必要な書類のPDFデータをダウンロード→印刷。予め買っておいた参考書とWeb上の情報を頼りに計算、記入の繰り返し。
(実はこの後書きますが、今回書いた書類(申告書)を提出した訳じゃない……んですが、この段階で計算、記入しておくと楽。)

あと、還付金を口座振込にする場合、口座番号も忘れずに控えておく事。

[2.当日]
最寄の税務署を調べた上で、そこまで移動。書類の一部が書きあがっていなかった(分からない処があった)ので、作成会場として指定されていた階まで移動。
平日の午前中にも関わらず、結構沢山人がいました……これが2/15以降(※1)だと恐ろしい事になるのだとか……。

会場には記入用のテーブルと、ノートPC(e-Tax用の入力端末)が置かれた机が並べられており、スタッフ(職員)がサポート係として待ち構えておりました。
早速スタッフをとっ捕まえて質問……分かりやすく回答して頂きましたです。
そして最後の質問。

私「申告書AのPDFを印刷した時、6枚出てきて、後ろ2枚は下書き用なのは分かったんですが、3・4枚目にも記入する(※1)んですか?」
ス「ええ、1・2枚目と同じ内容を記入して下さい。」

orz か、書く必要があったのね……こりゃ面倒だなぁ……と思っていたら……

ス「そこまで書かれているのでしたら、是非PCから申請してみませんか?」
私「是非」

図らずもe-Tax初体験と相成りました。
自宅などからe-Taxによる申請をするには、「住民基本台帳カード(ICカード)」と「ICカードリーダ」が必要になります(※2)が、税務署の端末からならそれらは不要。

税務署の端末からのe-Taxによる申請の流れは次のとおり。
1.個人識別情報の登録(初回のみ)
2.源泉徴収票に記載されている情報を基に、Webフォームに必要事項を入力
3.医療費控除の場合、医療費の明細書の作成のため、必要事項を記入(私のように事前に用意している人は計算した合計金額のみ入力でOK)
4.還付金額を確認
5.(2回目以降)1.で登録・発行された識別番号を入力
6.データ送信
7.完了後、提出用の書類を印刷

これを年度毎に実施する事に(今回は過去3年分なので、3回実施)。

印刷された資料(2部印刷)のうち、1部を提出、もう1部は控えとして自分に渡されます。

私「あれ、捺印しなくて良いんですか?」
ス「ええ、e-Taxで申請された分については捺印は不要ですよ。それと今年から窓口まで持っていかなくてもOKですよ。」

捺印不要、作成後にわざわざ窓口まで持って行く必要もなし(※3)となると……凄い楽かも。

私「2/15過ぎると混みますか?」
ス「ええ、毎年結構混みますね。還付申告なら2/15以前からでも受け付けていますので、是非早めの申告をオススメします。」

この時期なら(時間帯などにもよりますが)マンツーマンで対応してくれる(※4)ので、還付申告のみの方は2/15以前にお近くの税務署へ行く事をオススメします(※5)。
---
(※1)控え分の書類になります。
(※2)その為もあって、ICカードリーダを購入した方に対しては、最大5,000円の還付が受けられるとの事。
(※3)税務署によって異なる場合がありますので、事前にご確認を。
(※4)PCの操作が不慣れな方に対しては、スタッフによる代理操作も受け付けているとの事(実際そういう方が自分の近くにいました)。
(※5)更に最近は郵送による申請も受け付けていますので、お好きな方をどうぞ。