お薦めカメラ - Goo Blog テーマサロン
まず始めに、カメラは嗜好品であり、生活必需品でない事。そして大分安くなったとは言え、それでも決して安い買い物ではないという事を念頭に置いた上で、この先の文章をお読み下さい。
(あと、言うまでも無く「アマチュア」の方が対象です、あしからず。)
カメラを選ぶ時に色々なポイントから選ぶ事になります。それは機能だったり価格だったり重さだったり、又は何を撮るかとか……。
ただ、個人的には何を撮るかというより、どの位力を入れて撮るか(撮るという行為に対するスタンスや情熱)と、撮る頻度・枚数で選ぶのがベターだと思います。
(その1:どの位力を入れて撮るか?)
「写真を撮る」と一言で言っても「作品作りをする」のか「日常の記録として撮るのか」で大きく性質が変わります。
作品作りをする(所謂「フォトコン(フォト・コンテスト)」に出品したり、印画して飾ったりするなど)なら、一眼レフやそれ以上(中判・大判カメラ)がベターでしょう。特にボケ味を生かした撮影や当倍以上のマクロ撮影をしたいならばなおさらです。
そうでなく、日常の記録(例えばメモ代わりに撮影したり、ちょっとした事を気軽に撮影するなど)として撮るならば、一眼レフは日々持ち歩くには大きすぎますので、コンパクトカメラの方が良いでしょう。
(その2:撮る頻度・枚数は?)
少ない枚数だけれど毎日のように撮る、又は週1回程度だけれど1回の撮影に数百枚も撮影するならば、イニシャルコストはかかるけれどランニングコストに優れるデジカメの方がベターでしょう。
対して時々しか撮らない(例えば旅行や何らかのイベントの時など)、枚数も精々50枚程度なら、銀塩(フィルム)カメラの方が長く使えます。
(デジカメは廃り流行が激しく、数年過ぎたら部品在庫が無くなり修理できないなんて事もあります……一方銀塩はクラシックカメラに代表されるように、丁寧に扱えば結構長く使えるものです。)
(その3:デジカメ限定・画素数について)
デジカメを購入する場合、一番分かりやすい指標として「画素数」が挙げられますが、単純に多ければ良いというものじゃありません。例えばCanon EOS-1Ds MarkIIは1670万画素という超弩級の画素数を誇りますが、扱いが非常に難しく、素人が使えば手ぶれボケボケの写真を増産するしかない機械になります。実際私も1度触った事がありますが、撮る度に息を止めて集中しなければならない位に扱いが非常に難しかったです。
(ちなみに価格はボディだけで90万弱、当然レンズやフラッシュ等は別売りのプロ向け機材です。)
一般的にはプリントするサイズによって、画素数の目安が決まると言われてます。
プリントアウトしない(Webに掲載など):300万画素以下でも十分
L版程度:300~400万画素あれば十分
A4程度:500~600万画素あれば十分
A3程度:600~800万画素は欲しい
それ以上:最低800万画素、出来ればそれ以上は欲しい
(番外:付加価値で選ぶ)
初心者向けでお勧めしたいのが「手ぶれ補正機能付き」のカメラ。特に室内などの暗い場所での撮影が多い場合は、この機能の有無で撮影のし易さは大きく変わります。
あと、言うまでもありませんが軍資金と機材に投資できる額によっても変わります。一般的に、レンズ一体型のカメラは自由度は少なくなりますが、機材への投資額は少なくて済みます。一方一眼レフは機材を自由に交換できる事が最大の利点ですが、当然機材を揃えるには、相応の投資が必要です(特にレンズ……モノによっては車が1台買えてしまうようなモノもあります)。
この文章で、貴方にとって良いカメラと出会えたならば幸いです。
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(おまけ:被写体でカメラが決まるケース)
被写体でカメラが決定する場合もあります。
例えば……
野鳥撮影:特にフィールドスコープを取り付けて撮影する場合、そのスコープと接続できるマウントがあるカメラに限定されます。特にレンズ一体型のカメラは要注意。
天体撮影:これも望遠鏡に取り付けられるカメラに限定されます。またCanon EOS 20Daのように天体撮影に特化したカメラもあります。
水中撮影:浅い所ならば防水タイプのカメラでOKですが、例えばダイビングしながら、となると防水用ハウジングが用意されているカメラに限定されます(カスタムハウジングを作ってもらうという手もありますが……)。
子供:意外かもしれませんが、動き回る子供の撮影はレスポンスが早いカメラでないと思い通りの絵が撮れない事もままあります。この場合はレスポンスの早い一眼レフの方が有利です。最近各社で登場している廉価版デジタル一眼レフ(と標準レンズ)は子供を撮るお母さんをメインターゲットにしているケースが多いです(例えばCanon EOS Kiss Digital NやNikon D50など……D50にはずばり「こどもスナップモード」というのが用意されています)。
まず始めに、カメラは嗜好品であり、生活必需品でない事。そして大分安くなったとは言え、それでも決して安い買い物ではないという事を念頭に置いた上で、この先の文章をお読み下さい。
(あと、言うまでも無く「アマチュア」の方が対象です、あしからず。)
カメラを選ぶ時に色々なポイントから選ぶ事になります。それは機能だったり価格だったり重さだったり、又は何を撮るかとか……。
ただ、個人的には何を撮るかというより、どの位力を入れて撮るか(撮るという行為に対するスタンスや情熱)と、撮る頻度・枚数で選ぶのがベターだと思います。
(その1:どの位力を入れて撮るか?)
「写真を撮る」と一言で言っても「作品作りをする」のか「日常の記録として撮るのか」で大きく性質が変わります。
作品作りをする(所謂「フォトコン(フォト・コンテスト)」に出品したり、印画して飾ったりするなど)なら、一眼レフやそれ以上(中判・大判カメラ)がベターでしょう。特にボケ味を生かした撮影や当倍以上のマクロ撮影をしたいならばなおさらです。
そうでなく、日常の記録(例えばメモ代わりに撮影したり、ちょっとした事を気軽に撮影するなど)として撮るならば、一眼レフは日々持ち歩くには大きすぎますので、コンパクトカメラの方が良いでしょう。
(その2:撮る頻度・枚数は?)
少ない枚数だけれど毎日のように撮る、又は週1回程度だけれど1回の撮影に数百枚も撮影するならば、イニシャルコストはかかるけれどランニングコストに優れるデジカメの方がベターでしょう。
対して時々しか撮らない(例えば旅行や何らかのイベントの時など)、枚数も精々50枚程度なら、銀塩(フィルム)カメラの方が長く使えます。
(デジカメは廃り流行が激しく、数年過ぎたら部品在庫が無くなり修理できないなんて事もあります……一方銀塩はクラシックカメラに代表されるように、丁寧に扱えば結構長く使えるものです。)
(その3:デジカメ限定・画素数について)
デジカメを購入する場合、一番分かりやすい指標として「画素数」が挙げられますが、単純に多ければ良いというものじゃありません。例えばCanon EOS-1Ds MarkIIは1670万画素という超弩級の画素数を誇りますが、扱いが非常に難しく、素人が使えば手ぶれボケボケの写真を増産するしかない機械になります。実際私も1度触った事がありますが、撮る度に息を止めて集中しなければならない位に扱いが非常に難しかったです。
(ちなみに価格はボディだけで90万弱、当然レンズやフラッシュ等は別売りのプロ向け機材です。)
一般的にはプリントするサイズによって、画素数の目安が決まると言われてます。
プリントアウトしない(Webに掲載など):300万画素以下でも十分
L版程度:300~400万画素あれば十分
A4程度:500~600万画素あれば十分
A3程度:600~800万画素は欲しい
それ以上:最低800万画素、出来ればそれ以上は欲しい
(番外:付加価値で選ぶ)
初心者向けでお勧めしたいのが「手ぶれ補正機能付き」のカメラ。特に室内などの暗い場所での撮影が多い場合は、この機能の有無で撮影のし易さは大きく変わります。
あと、言うまでもありませんが軍資金と機材に投資できる額によっても変わります。一般的に、レンズ一体型のカメラは自由度は少なくなりますが、機材への投資額は少なくて済みます。一方一眼レフは機材を自由に交換できる事が最大の利点ですが、当然機材を揃えるには、相応の投資が必要です(特にレンズ……モノによっては車が1台買えてしまうようなモノもあります)。
この文章で、貴方にとって良いカメラと出会えたならば幸いです。
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(おまけ:被写体でカメラが決まるケース)
被写体でカメラが決定する場合もあります。
例えば……
野鳥撮影:特にフィールドスコープを取り付けて撮影する場合、そのスコープと接続できるマウントがあるカメラに限定されます。特にレンズ一体型のカメラは要注意。
天体撮影:これも望遠鏡に取り付けられるカメラに限定されます。またCanon EOS 20Daのように天体撮影に特化したカメラもあります。
水中撮影:浅い所ならば防水タイプのカメラでOKですが、例えばダイビングしながら、となると防水用ハウジングが用意されているカメラに限定されます(カスタムハウジングを作ってもらうという手もありますが……)。
子供:意外かもしれませんが、動き回る子供の撮影はレスポンスが早いカメラでないと思い通りの絵が撮れない事もままあります。この場合はレスポンスの早い一眼レフの方が有利です。最近各社で登場している廉価版デジタル一眼レフ(と標準レンズ)は子供を撮るお母さんをメインターゲットにしているケースが多いです(例えばCanon EOS Kiss Digital NやNikon D50など……D50にはずばり「こどもスナップモード」というのが用意されています)。