Garbage Script on Goo BLOG

某SIerの"元"研究者 兼 情報Security技術者"F.Koryu"の日常の雑記置き場

研究員→現場復帰へ

2011-03-31 21:41:07 | 雑記
まぁ、もう告知してもOKでしょう……という事で、先日ドタバタしていると書きましたが、その理由は配属されている部門が変わるため。

研究員という立場から、久々の現場復帰となります。
尤も半年は研究が続けられるので、あまり急激に環境が変わる訳ではないのですが(汗)。

リアルで本業を知っている方へ、連絡先(TEL、Mail)は変わりありませんが、配属先の名前と肩書きが変わるので、後日勉強会などで会いましたら、改めて名刺交換いたしませう。m(_ _)m


で、新しい配属先なんですが、なんか「情報セキュリティコンサルタント」なんて言うご大層な肩書きを頂いてしまいました(苦笑)。
(ちなみに、今の職場だとこの肩書きは私1人のはず……。)
研究とは別に、アドバイザー的立場として1件現場に出る事が決まっていたりしますが、その話は多分ココではできない話なので(以下省略されました)

今、改めて地震の時の事を振り返ってみる

2011-03-30 23:09:05 | 雑記
幸いにして、計画停電さえ除けば(※1)、ほぼ私の周囲は日常を取り戻しつつあります。
改めて、少し落ち着いた今だからこそ、あの時の事を振り返ってみようかと思います。
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(発生当日 - 震災発生直前)
その日は職場が入っているビルで「机上による避難訓練」というのを行いましたが、その僅か後に"本物の"災害が起こるなんて、思いもよりませんでした。


(発生当日 - 震災発生時)
なんか揺れ始めたかなぁ……と思っていたら、突如大きな横揺れに変化。
急いでデスクの下に逃げ込み、揺れが収まって出てみると……殆ど状況に変化無し(ヲ
(唯一の被害は「作業用PCが倒れていた」事で、周囲にあった検証用機器類(サーバとかNW機器とか)は微動だにせず。)

が、TVを見ると東北地方で震度7というニュースが流れているのを見て、事態の甚大さを知る事になります。


(発生当日 - 夕方まで)
まずは家族宛にメール、ただやはり混んでいたのか、向こう側が受信するまでにも時間がかかり、さらに返信してきたメールを読むまでにも時間がかかっています(※2)。
平行して自宅や家族の携帯・PHSに電話してみますが、PHS→固定電話・携帯はNG、PHS→PHSは幸いにして繋がるのを確認(尤も、相手が電話を取れる状況でないと意味がなかったりする訳ですが(※3))。

手元にPSPとワンセグチューナ-とUSBケーブルとUSB→PSP電源用の変換アダプタ、職場のデスクにはUSB-ACアダプタがあった事から、電源をつないだ状態でワンセグを見る事が可能。
で、映像には新宿駅やら東京駅やらの状況が映し出され、とてもじゃないが下手に表に出ようものなら、あのパニック状態に巻き込まれて危ないと判断、暫く職場にて待機する事に。
(幸いビルは耐震構造になっているお陰で、物的損壊はほぼ0、水道と電気は発生直後から問題無く、ガスも直に復旧したので、ビルの中にいる限りは安全だったのです。)

身の安全が確保できたので、近くのコンビニに移動し、ATMで必要となりそうな現金の引き出しと、1日分の食料と水を調達。職場でも緊急時用の水と食料を備蓄していたので、2日間ビルに篭城したとしても大丈夫な状態に。
(一番辛かったのは、職場のあるフロアまで階段を昇る事だったりします。)

幸い夕方までに家族全員無事である事を確認、そして自宅に帰るまでの公共交通機関(鉄道など)が全滅した事も確認。これで翌日朝までビル内で避難する事が確定。


(発生当日夜~翌日朝まで)
PHSのバッテリーを満充電にし、余分なバッテリー消費を抑えるため電源Off。
買ってきた食糧で夕食を済まし、ワンセグと職場のネットワーク(インターネット)で情報収集。特に役に立ったのが「Googleリアルタイム検索」、"地震"をキーワードに検索すると、Twitterなどのつぶやきがフィルタリングされた上で出てくるのが有難い。
併せて鉄道(JRや地下鉄など)会社のWebサイトを確認し、何時頃から復旧するのか、復旧した場合はどんな状況なのかを調査。
幸い、自宅最寄り駅に通じる路線が、翌朝(つまり土曜の朝)には少しずつ復旧するとの情報が得られた事から、デスク下で仮眠を取る事に。
時折余震で揺れているのは分かるんですが、休める時に休んでおかないと、本当に頑張らないといけない時に力が出なくなるので、無理やり横になっていました。

(途中トイレ等で目が覚めたのを除いて)目が覚めたのが5時前。情報収集し、少し歩いた駅から出ている地下鉄が動いている事を確認。調達した食料で朝食を取り、バッグに余った水と食料を詰めてビルを後にします。
普段だったらトラック等が走っているはずの道なのに、その時は殆ど車は走っておらず、週末+早朝という事もあり人気が無い様子から、本当に大丈夫なのかと不安になりましたとも。
尤も駅に近づくにつれて、帰宅しようとする人達も少しずつ増えてきた事から、ホッとしましたが。


(帰宅まで)
いつもの帰宅ルートは、その時点では使えなかった(まだ動いていなかった)事から、「できる限り近づける所(駅)まで移動し、無理そうならタクシーか、最悪徒歩で帰宅で帰宅する」という作戦で行く事に。

まずは地下鉄を2本乗り継いで、いつも乗っている路線の途中駅まで移動、そこで普段乗っている路線に乗り換える事にし、実際にそこまでは何とか順調に移動する事に成功。
問題はその乗り換え駅に到着した時で、その路線に乗るために人が殺到していたという事(※4)。幸い自分は比較的早めにその路線に乗れる事に。尤も余震続きで徐行運転していた事もあり、平時の2倍以上の時間がかかったのですが、それでも徒歩で帰るよりは全然マシ。

結局自宅に着いたのが、土曜の昼頃。早速風呂に入り、布団に潜り込む事に。


(帰宅、その後)
日曜、そして月曜は電車が動かず、職場に出社する事は不可能。
東京方面に出られるのが、羽田空港行きのシャトルバスのみという状況(※5)で、ある意味その瞬間は陸の孤島という状況。
この時既に例のガソリン買い溜め組がGSに殺到し、アホみたいな長蛇の列が発生していましたね。
(幸い自分は、足代わりの原付のガスを入れていたお陰で、こんな列に一度も並ばすに済んだ訳なんですが。)

母方の親戚(ほぼ全員が福島(※6)に住んでいる)やら、ゲーセン仲間やらの無事を確認したのもこの時。

火曜から職場に出社できたんですが、列車の本数は少なく、早朝に出勤して、昼過ぎに帰宅を始めるという状況が暫く続く事に(※7)。

普段通りに出勤体系に戻ったのは、実は本当につい数日前からだったりします。


(改めて振り返って……)
やはり「判断するために必要な、正確な情報」を、速やかに得られるかが鍵だったのかと思います。
ワンセグによる情報、ネットによる情報...etc...、それらを早い段階で入手できた事もあって、比較的落ち着いて避難できたのかなぁ……と思います。

Twitterなどのソーシャルメディアが……と取り上げていた所もありましたが、比較的早い段階で「これはどう考えてもデマじゃないのか?」というような情報も流れていた(そして実際にデマだった)のを確認していた事から、やはり「メディアリテラシーの基本」である「複数メディアによる裏取り」が重要だよね、という思いを新たにしました。
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(※1)……なんですが、幸いにして自宅はまだ一度も発生していません。隣町では停電が起きていたので、行われてはいない訳ではないんですが……。
(※2)帰宅後、父親から聞いて知りました。
(※3)母親がPHSなんですが、後で聞くと、仕事の関係上電話に出られる状況ではなかったとの事。
(※4)あの時は本当にひどかった……こう言っては何ですが、アレゲ祭りの列が如何に行儀が良いかを痛感しましたヨ。
(※5)月曜、最寄り駅まで出かけた時に確認。普段はそれほど並ばない列が、その時は長蛇の列になっていました。
(※6)福島市内は1家族、それ以外の親戚は会津側なんですが、幸いにして全員無事でした。
(※7)会社からの指示のお陰で、そのような変則・時短であっても平常勤務したのと同等の扱いだったのです。

やはり来ましたね>英雄伝説 碧の軌跡

2011-03-24 20:55:46 | Game
(2011/3/30 23:05 誤字脱字を修正(奇跡→軌跡) o... rz 新しい環境のIMEの辞書がまだ学習していないから……)

英雄伝説 碧の軌跡 - 日本ファルコム
Falcomからのメールニュースで今日(3/24)「何か」の発表があるという事は事前に知っていたんですが、やはり来ましたね、「英雄伝説 零の軌跡」の続きたる話が。

早速トレイラーを見ましたが……ははん、なるほど、だから零の軌跡の話の始まりは(以下 憶測と言う名の妄想のため、省略)

発売は9/29予定、恐らく零の軌跡とほぼ平行して開発していた(※1)のではないかと。
いずれにせよ秋に向けて楽しみが1つ増えたという事で(笑)。
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(※1)要は「空の軌跡FC/SC」と同じ関係で、最初から前・後編の2作として分けて出すものとしていたのではないかと。実際、零の軌跡のエンディングの最後に「次作に続く」的なキーワードが出ていましたから。

無事帰宅>地震

2011-03-12 11:32:46 | お知らせ
先ほど、避難先であった職場から無事帰宅できました。
自宅の方は小物が多少散らばっていたくらいで、大きな被害はなし。

改めて暖かい所で暖かい白いご飯が食べられる事と、暖かい風呂に入れる事の大切さを噛み締めています。

また余震が続いており、(大)津波警報・注意報も解除されていない事から、決して水辺には近づかないで下さい。
本当に命あればこそなんで。