Garbage Script on Goo BLOG

某SIerの"元"研究者 兼 情報Security技術者"F.Koryu"の日常の雑記置き場

非常に面白い>氷菓

2012-05-08 00:17:22 | 
アニメの方から入って、コミックス、そして原作である小説という感じで「逆順」に渡り歩いていますが、そこはそれという事で(マテ)。

で、感想ですが「非常に面白い、気が付いたら一冊読み終えていた、そしてもう一度読みたい」です。
ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、最後の結論に達した時、正直ゾクリとしました。

ミステリーと言うと、どうしても殺人事件モノが素人にも分かり易いド定番なんですが、本作はそういった血生臭い話は一切出てきません。が、ちゃんとミステリーなのです。そういうジャンルのミステリーもあるんだよ、という入門書的な一冊かと思います(分量的にも200ページ程度なので多くないですし、サクっと読めてしまうのも入門書的かも)。

多分近日中に2巻以降も買い揃えて読んでしまうかと思います。

買ってしまった>アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

2009-08-03 10:07:42 | 
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 - ハヤカワ・オンライン
小島先生の処経由で出ている事を知り、週末地元の書店で購入。何か久々にハードカバー本を買ったような気が(ヲ(※1)

続編モノなので、予め前2作(※2)を読んでいないと楽しめない(話の大筋が掴めない)のは仕方がないとして、普通の人が抱く「SFのイメージ」とは全然異なり、メカメカしい描写は少なく、どちらかと言えば人間の内面的な描写の方が多い事から、「SFってどうも……」という方でも読めるかと思います。

この話の続きが非常に気になるのだが、続編が出るのは一体何時の事やら(汗)(※3)。
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(※1)普段は物理スペースの関係上、文庫版を優先して買う事が多いので。
(※2)「戦闘妖精・雪風<改>」および「グッドラック 戦闘妖精・雪風」の事、いずれも文庫版が出ています。
(※3)前作「グッドラック 戦闘妖精・雪風」の初版リリースから10年程過ぎているので、次は2019年か(マテコラ)。

久々に「本」カテゴリでUp

2006-10-03 00:46:30 | 
つーか、本当に久々だわ~。>本カテゴリでのエントリ

まぁ、色々と買って読んではいるんですけれどね、つい忘れてしまうのですヨ。orz

昨日はライトノベルと漫画本を1冊ずつ購入。

ライトノベルの方はファミ通文庫(エンターブレイン)の「式神の城III -ワールドタイム・トラベラーズ-(海法紀光:著)」……なんですが、現在ゲーセンで稼働中の同名ゲームとは全く異なるストーリーです、ハイ。
(零香に薙乃は出てきますが、それ以外の新キャラは全く出てきませんし、舞台は東京ですし……。)
面白いは面白いんですが……一言……。

「ダラ○アスかよっ!!(笑)」

……多分今回の話のツボは、シューティングゲームLoveな人じゃないと分かんねーぞ、こりゃ。
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漫画本の方はメディアワークスの「夜明け前より瑠璃色な(原作:オーガスト 作画:脳みそホエホエ)」……原作を遊んだ事が無い人でも多分大丈夫だと思う。
一部原作のシナリオとは異なる箇所もありますが、あまり違和感は感じなかったです。

おまけは何気にオーガスト作品の歴代キャラ(ヒロイン)が全員集合しているんですが(笑)。
(最初に気付いたのは結先生と恭子先生(共に「月は東に日は西に」)、でよーく見ると処女作「バイナリィポット」から登場する全キャラが登場していた……と。)

個人的にもIT技術者には読んで欲しいかも……

2006-03-22 12:16:27 | 
ひそかな自作ITブーム:高度な自作本が売れるわけ (RBB) - goo ニュース

この記事でも触れられている「CPUの創りかた」は自分も実際に購入して読んだんですが、結構面白かったです。

CPUにしろOSにしろ、現在の主流となっているモノはあまりにも重厚長大化が進んでいるので「よく分からないモノ」という印象を持っている方も多いのでしょうが、実はこれらのモノも「人の手によって生み出されているモノ」、つまり「よく見てみると、十分に理解する事ができるモノ」である事を思い出させてくれる一冊だと思います。

特にこれからIT系技術者を目指す方には、是非一読して欲しいなぁ……と思います。

「我語りて世界あり」(by 神林長平)

2005-09-26 12:35:05 | 
久々の「本」カテゴリー。
実は「週末遊戯録#16」で読んでいた本というのがコレ。そのイベント会場近くの書店で見かけて購入。
基本的にはショートストーリーの連続なので、神林作品としては読みやすい……のか?
この人の作品は読んでいて本当に面白い。軸となる部分(=作者として伝えたい事)を大量の言葉が覆っているのだが、それを1つ1つ剥がしていき、物語の最後にその軸が見えた時の快感と言ったらもう……。
「これぞ本を読む醍醐味」ってのが凝縮しているからなぁ……基本はSFなんだけれど、難しいカタカナ語は殆ど出てこない(これも神林作品の最大の特徴)ので、SFが苦手な方でも結構楽しめると思います。

「機械たちの時間」読んでみた

2005-06-13 22:21:40 | 
タイトルの通り、神林長平の「機械たちの時間」を読んでみた。
面白い、疾走感のある内容、これは一字一句じっくり読んで楽しむ作品ではない。目を通して飛び込んできた文字を、左脳を介さず直接右脳でイメージ化しながら読むべき作品である。

少なくとも、自分の「読み方」と非常にマッチした作品だ。結局帰りの電車の中(1時間弱)で95%、残り5%は自宅で読めてしまったのだから。

ふと思った事>ネタです

2005-05-24 22:29:28 | 
通勤途中に「マリみて」を読んでいて思った事。

マリみての舞台は(Fan Siteを回ると分かりますが)、三鷹(M駅)や吉祥寺(K駅)などの調布市周辺がモデルとなっている。

一方、層はやや変わるが、「フルメタル・パニック!」の舞台も仙川や深大寺などの調布市周辺がモデルとなっている。
(路線こそJR中央線(マリみて)と京王線(フルメタ)と異なるが、ほぼ同じエリアである。)

……と言う事は、もしこの2つの物語の世界が同時に存在していたとしたならば、同じ調布周辺で、一方で「ごきげんよう」と優美な世界が繰り広げられ、その近くで下駄箱の爆破(※)やらハリセンが呻るやらのドタバタが繰り広げられている……想像すると、ある意味笑えるよなぁ。
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(※)「放っておけない一匹狼(ローンウルフ)?」の「南からきた男」を参照の事。もしくはアニメ版「ふもっふ」の同タイトルでも可。

まとめて記す

2005-05-13 00:58:34 | 
最近「本」カテゴリでネタを書いていなかったんですが、結構本は買っていたりします。
面倒なんで、ここでまとめて記します。
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(小説編)
1.魔道士の魂 1巻 消えゆく魔法(テリー・グッドカインド:著)
真実の剣シリーズ第5部、たった1日でこの展開とは……、ジェットコースタームービーも真っ青って感じ。

2.マリア様がみてる 妹(スール)オーディション(今野緒雪:著)
マリみての最新作、あー、この娘をこんな処で出すんだーという感じ。伏線の張り方上手いよなぁ……。

3.シャイニング・ティアーズ 双竜の騎士(加納新太:著)
同名ゲームのノベライズ……とは言え、エンドや一部設定が異なるのでゲームやっていなくても十分読めますよ。
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(漫画編)
4.ああっ女神さまっComplete 3巻(藤島康介:作)
オリジナルは持っていたんですが、保管状態が悪かった為のダメにしてしまっていた事もあり、購入。長期に渡る連載作だと、描き方(特に線の引き方)が変わるのが見れて面白かったり。

5.マリア様がみてる 3巻(長沢智:画)
コミックス版のマリみて、オリジナル(小説)とは異なる点もあるので、飽きずに読んでいます。

6.キメラ 10巻(緒方てい:作)
物語のターニングポイント、とりあえず見なさい。
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(その他編)
7.ちょっとネコぼけ(岩合光昭:撮影)
ネコ写真集~、ネコ好きなら買っとけって感じ。あー、見てるだけで癒されるって感じ。
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これに雑誌まで加えたら、一体何冊の本を買っている事やら……。

これからゆるりと読みます>「問題な日本語」

2005-02-27 22:54:21 | 
撮影会の帰り、地元の本屋で「問題な日本語」(北原保雄:著 大修館書店)を購入。結構売れているらしい……。
が、何に惹かれたかって、中の4コマを書いている「いのうえさきこ」女史の絵だったり(笑)。

昔(つーか今も1カットは描かれているが)/Vmag.の「買い物ウォーカー」内で描いていた漫画が面白く、好きな漫画家(つーかイラストレータか?)である。相変わらずの脱力系で面白い。

あ、本文は只今読み下し中。ここまでの雑感ですが、結構タメになりますね。

2冊紹介~

2004-12-23 01:56:38 | 
読書してますか! - Goo Blog テーマサロン
このテーマへのトラックバックは2度目になります。今回は最近読んだ本の中から面白かった本の紹介と簡単な感想でも書いてみます。

(その1)後宮小説(酒見賢一:著 新潮文庫)
第1回日本ファンタジーノベル大賞の大賞受賞作にして、作者の処女作。「雲のように風のように」というタイトルでアニメ化されているので、ご存じの方も多いのでは?
但し内容の一部はアニメ版と異なります……と言うかですね、とても昼間に放映されるモノじゃ表現出来ない部分もあるんですね。
(「後宮」ってのは、要はドラマでもやっている「大奥」と同じで……そういう表現も出てくるという事です。)
但し、不思議と嫌じゃないんですね。読んでいてもグイグイと引き込まれる、とてもこの作品が処女作とは思えない位にです。
出来れば古代~中世頃の中国の風俗世俗に関する知識があると読み進めやすいと思いますよ。

(その2)あなたの魂にやすらぎあれ(神林長平:著 早川書房)
氏の初の長編小説。火星の地下都市「破沙空洞市」に住む家族3人と、予知能力を持つ司祭が巻き込まれる奇妙な出来事を描いた作品。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けません(しかもその部分こそこの作品で一番面白い点だったりする!!)が、どんでん返しに次ぐどんでん返し、もう読む人を良い意味で裏切り続ける作品です。

コタツにミカンと来れば、後は……(笑)

2004-12-05 22:35:46 | 
炬燵に蜜柑とこの一冊 - Goo Blog テーマサロン
ここ数年、自宅ではコタツは出していませんが、でもコタツにミカンと来れば、後は「コタツの中で寝ている猫」でしょう(爆)。

という事で、じっくり読める程厚くはありませんが、ホッと癒されたい人で、猫好きな貴方にオススメしたいのが、「ニッポンの猫」(新潮文庫:写真と文 岩合光昭:ISBN4-10-119816-0)です。
全国の猫達の写真と、ショートコラムで構成されていますが……もう、猫が可愛くて^2。

うわ~

2004-11-27 22:26:39 | 
「魔界の神殿」5巻「奇跡の呪文」(真実の剣シリーズ第4部)を購入、電車の中で読む。

えーと、冒頭部分、電車の中で読むには(ある意味)辛かったです(苦笑)。
(ハイ、そういうシーンです……、詳しい事は買って読むべし。)

良い意味で裏切られました。第4部の最終巻なので詳しい事は書けませんが、ハラハラドキドキして面白かったです。

と、第5部「Soul of the fire(炎の魂?)」は来年4月よりスタートのようです。
少し間が開くので、これを機会にまだの方は読まれてみては如何でしょうか?

自分流 読書の楽しみ方

2004-11-17 10:35:48 | 
読書してますか! - Goo Blog テーマサロン

今回の記事より、新たに「本」カテゴリを追加しました。新たに読んだ本の感想等をつらつらと書き記す為に用います。

本を読むのは好きです。何だかんだ言っても結構読んでいます。その殆どは紙ベースのモノ。意外と電子ベースのモノはあまり読みませんね。と言うより読み辛いし落ち着かない。やっぱりゴロゴロしながら読むのが一番楽ですから。

さて、自分流の読書の楽しみ方ですが、こんな感じです。
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1.じっくりとは読まない、テンポ重視。標準的な文庫本なら1冊につき1~1.5時間程度で読みきります。

2.但し、同じ本は何度も読み返す。最低でも2回は読み返す。これは読み飛ばしていた部分や、理解しきれなかった部分を確認するため。読みこなしていくと、伏線も見えてきます。

3.(小説の場合)台詞から情景をイメージする。出来れば声もイメージ出来ると良し。映像化されている作品ならかなり難易度低いと思います。

4.絶対に肩肘張って、気合入れて読まない、コレ重要。「読もう!!」と思って読むと、疲れちゃいますから。気楽に、気楽に。
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そして最後ですが「右脳をフルに使う」事……文字だと普通は「左脳」なんですが、文字から情景をイメージして読む……と、単なる文字の羅列も苦痛でなくなります。文字を文字として読もうとするから、つまらなくなるし、苦行になるので嫌いになっていく……と。