・・・多摩丘陵に、
独特な佇まいの館がある。
この建物は、旧多摩聖蹟記念館。
明治時代初期頃に明治天皇がこの地に
兎狩りと鮎漁で訪れた事から宮内大臣を務めたことのある
田中光顕の指示で1930年(昭和5年)に建てられた。
設計は関根要太郎。
記念館隣のこの建物は五賢堂。明治維新で功績のあった5人の偉人の胸像が安置されているそうだ。
記念館の建物内部はギャラリーになっており、
明 . . . 本文を読む
建築ガイドツアーレポ、第3回(最終回)は屋上と茶室・和室をご紹介。
屋上の一部は、「目黒十五(とうご)庭」と呼ばれる庭園になっている。
この庭は、目黒区と東京農業大学との共同事業なのだという。
ちなみに十五は村野藤吾の名前と作庭にあたっての15の思い、願い、ねらいを
意味しているそうだ。
また、屋上キャラ?の狸は居場所が時々変わるらしい。
屋上からの景色はビルだらけ。運が良ければ富士 . . . 本文を読む
第2回はエントランスホールからご紹介。
まず、入口前には不規則に立つ柱に支えられた翼を広げたようなアルミ曲面の庇がある。
LOGGYは、この曲線がたまらなく壷である。
そしてワクワクしながらエントランスホールに入ると
床も壁も白大理石張りのおよそ区役所とは思えない巨大な静寂空間が広がる。
写真左側は室内に水を張り八角形の柱が水面から浮き立つように並ぶ。
写真右側には十字型アクリルオブジェ越 . . . 本文を読む
ブロ友さんから情報を頂き、LOGGYも目黒区総合庁舎の建築ガイドツアーに参加した。
この建物は1966年(昭和41年)に村野藤吾の設計で千代田生命本社ビルとして建てられた。
その後2003年に「開かれた庁舎」として文化的価値を尊重しつつ目黒区が再生した。
(改修:安井建築設計事務所)
LOGGYは、以前単独で2度ほどこの建物を見学しているのだが、
今回のツアーでは学芸員さんの詳しい説明が聞け . . . 本文を読む
さて、北千住の街をぶらついた後は、
いよいよ今回の目的地「さよなら蔵展」へ。
築二百年と言われる蔵は、なかだえり氏の仕事場になっていて
毎年展覧会が 開催されていたのだが、
諸般の事情で近々蔵を立ち退かざるをえなくなったそうで、
蔵での個展は残念ながら最後となるのだ。
今回の展示は、某誌に連載していた全国の駅弁イラストが中心。
さぁ、蔵に潜入だ!
ますは1階から見学。
作 . . . 本文を読む