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TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)ーその2ー

2013-06-16 | 建築散歩
第2回はエントランスホールからご紹介。

まず、入口前には不規則に立つ柱に支えられた翼を広げたようなアルミ曲面の庇がある。

LOGGYは、この曲線がたまらなく壷である。

そしてワクワクしながらエントランスホールに入ると
床も壁も白大理石張りのおよそ区役所とは思えない巨大な静寂空間が広がる。

写真左側は室内に水を張り八角形の柱が水面から浮き立つように並ぶ。
写真右側には十字型アクリルオブジェ越しに低い地窓から小石を敷き詰めた庭が見える。


八つの天窓は中心よりやや右に寄せられ、ガラスモザイクによる四季が表現されている。
(製作:作野旦平)

ホールの奥には岩田藤七による色ガラスブロックの袖壁があり、間接照明になっている。

ブロックをよく見ると、化石のようなものを発見!


さて、エントランスホールを抜けると、LOGGY待望の螺旋階段が見えてくる。


緩やかにカーブする美しい階段は元々来客を4階の役員応接室や3階の保険加入者相談室、
2階の社員総代会場へと導くために作られたという。

フリーハンドで描かれた緩やかな曲線が細い鉄骨支柱で釣られており、
軽やかで空間に浮いているような印象を受ける。

LOGGYは興奮治まらず、上へ下へと階段を撮りまくる。


最下部へ行き・・・、


真上を撮る。


このくねり感に激萌え!


異次元へと続くかのような階段を・・・、


再び上る。


よくこんな細い柱だけで支えているものだ。


手すりの細部にも職人の技を見る事ができる。


・・・そして、いよいよ最上部へ。


最上部は、わりとすっきり纏まっていた。


螺旋階段を堪能したLOGGYは、屋上へと向かう。(ーその3に続く)

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