今回も90年代のフィルム写真を中心に
消失風景の記録をUP。
1.瀧山町ビルディング
このビルは、1928年(昭和3年)三輪幸左衛門の設計により建てられた。
2枚目以降は2007年に撮影したものだが、何故か入口階段部分だけ
多く撮っている。
もっと外壁の装飾を写しておけばと今さらながらに
思うのだが、残念ながらこのビルは2010年に解体され、
もう二度と撮影することができない。
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かつて千葉県のJR蘇我駅からすぐの場所に
巨大な高炉が聳え立っていた。
JFEスチール第5高炉。
溶鉱炉として1965年から2004年まで操業し、
2011年3月に解体終了。
LOGGYは「工場萌え」仲間から知らせを受け、
2009年3月に撮影した。
駅前歩道橋から撮影。いきなり凄いインパクトだ。
迫り来る高炉。施設手前に柵があるので、
もちろん施設内には入れず、望遠レンズでズームイン。
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昔撮影したフィルム写真に建築物のお宝画像が
埋もれていないかとアルバムの発掘作業を開始した。
フィルム写真だと24枚か36枚撮りで、
建物の外観をほんの2~3枚ずつ写したものが多く、
質的にも非常に物足りないものばかり。
だが、今となってはもう写せない場所ばかりなので、
思い切ってUPする事にした。
今回発掘した写真は、築地の華僑ビル。
1990年代に撮影したと思われる。
このビルは建築・廃 . . . 本文を読む
2007年、日比谷三信ビルは多くの反対の中、解体されてしまった。
1930年に横河工務所(松井貫太郎)によって建設されたこのビルの
最大の魅力は、2層吹き抜けでビル中央部を貫通する東西90m余の
アーケードでアーチ天井には当初黄道十二宮の星座が描かれていたという。
また、中央部にあるエレベーターホールも外国映画に登場しそうな、
独特の色調とデザインが印象的であった。
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2004年6月、LOGGYと竹坊は丸の内一丁目遺跡見学会に
参加すべく長蛇の列に並んでいた。
ここは住所は丸の内だが場所は八重洲南口付近。
八重洲ブックセンターのちょうど向い側の場所で、
現在はグラントウキョウサウスタワーが建っている。
再開発工事前の発掘調査で、江戸城外郭門のひとつ鍛冶橋に
続く江戸城外堀跡の石垣が発見されたという記事を新聞で発見、
早速足を運んだわけだ。
この地域の外堀 . . . 本文を読む