■夢のパノラマ模型鉄道運転場
交通博物館80年の歴史の中で人気NO.1の展示はパノラマ模型鉄道だった。
1948年(昭和23年)に最初の運転場が出来てから
以降数回の改装・増築を経て1975年(昭和50年)に
写真のレイアウトになったそうだ。
模型鉄道の心臓部である電気回路の配線は、学芸員
自らが図面を引き、床下にもぐって行ったという。
運転時刻がくると観覧席はたちまち満員となった。
学芸 . . . 本文を読む
■旧・万世橋駅遺構見学ツアー
博物館の閉館が近くになると、様々なさようならイベントが開催され、
その中の1つの「旧・万世橋駅遺構見学ツアー」という企画にLOGGY達も参加した。
展示室の廊下を抜けると、右奥の方に謎の扉がある。
それは遺構へと続く秘密の扉だった!
さらにベニア製のレンガを模した入口を入ると・・・、
そこには高架線のレンガアーチが当時の様子そのままに残されていた。
一行はこ . . . 本文を読む
先日ご紹介した神田須田町には、かつて中央線のターミナル駅があった。
■万世橋駅と交通博物館の変遷
1912年(明治45年)、辰野金吾と葛西万司の設計で
壮麗なレンガ・石積二階建の万世橋駅舎が建てられた。
日露戦争の英雄広瀬中佐と杉野兵曹長の銅像とともに
須田町のシンボルになっていた。
駅舎の二階には三つの食堂があり、芥川龍之介や菊池寛などの集う
サロンとなっていたそうだ。
だが1923年 . . . 本文を読む
2009年11月~2010年1月にかけてフランス大使館旧庁舎が解体されるのに伴い、
その施設を活用し、日仏の文化交流発信の場として「No Man's Land」という
アートイベントが開催された。
旧庁舎は1957年(昭和32年)にジョゼフ・ベルモンの設計による当時としてはかなり斬新なデザインの建物だ。
解体されるからこそ実現できるウォール・ペインティングや旧庁舎のあらゆる空間に
解体廃材を . . . 本文を読む
神保町界隈散策のついでに以前ご紹介した九段下ビルの
その後の状況を確認してきた。
最後の住人大西氏の郵便ポストだけが、工事用フェンスに設置されていた。
正月明けから解体工事が始まり、既に跡形も無い事は承知していたが・・・、
実際に瓦礫の山を目にすると、ショックが大きいLOGGYであった。
. . . 本文を読む