万世橋・交通博物館の記憶 －その２－

■旧・万世橋駅遺構見学ツアー

博物館の閉館が近くになると、様々なさようならイベントが開催され、
その中の1つの「旧・万世橋駅遺構見学ツアー」という企画にLOGGY達も参加した。

展示室の廊下を抜けると、右奥の方に謎の扉がある。


それは遺構へと続く秘密の扉だった！
さらにベニア製のレンガを模した入口を入ると・・・、

そこには高架線のレンガアーチが当時の様子そのままに残されていた。
一行はここで約10分ほどの万世橋駅と交通博物館の歴史を紹介した映像を視聴。


その後長い通路（途中には謎の扉もあった！）を通り・・・、


駅コンコースと電車用プラットホームを結ぶ階段を登る。


階段の先からはホームが見える。
ちょうど雪が降った次の日だった為、
雪景色の万世橋駅を見ることができた。

安全上、ホームへは出られないようにガラス枠で覆われており、
一行はそこからホームを見学する。

すぐ傍を中央線が通り過ぎて行く。何故か皆一斉に手を振ると、
気のきいた運転士は警笛で返事をしてくれる。


博物館屋上から見たホーム遺構の様子。


最近のニュースによると、この万世橋駅遺構は再整備され、
高架線下にテナントが入り、ホームにはカフェとデッキが作られるそうだ。
2013年夏にはオープンするらしいので、LOGGY達も是非また訪れてみたいと思っている。