あまくさ人のひとりごち

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第2329回 ペトレさんご子孫ご一行様 101年目の墓参り 

2013-02-26 19:59:58 | くまもと
金栗四三氏助けたペトレ家子孫が墓参り 玉名市
2013年02月26日 熊本日日新聞

 1912年のストックホルム五輪マラソンでレース中に倒れた故金栗四三氏(和水町出身)を介抱した、スウェーデン人家族の子孫4人が25日、玉名市を訪れ、金栗氏の墓前で手を合わせた。

 4人は金栗氏を助けたエルジエン・ペトレさん(故人)の孫のジオさん(75)、ひ孫のタチアナさん(39)とヨハンさん(31)、タチアナさんの次女のミカエラさん(10)。ヨハンさんが24日の東京マラソンに出場したのに合わせて来日した。

 4人は金栗氏の墓に花を手向けた後、市歴史博物館で金栗足袋などの収蔵品を見学した。ジオさんは「祖父と祖母はいつも金栗さんのことを『笑顔がすてきな人だった』と話していた」と語った。

 金栗氏は1891年生まれ。日本人初の五輪選手としてストックホルム五輪に出場したが、レース後半で倒れペトレ家に介抱された。金栗氏は五輪後も、ペトレ家と手紙で交流した。

 昨年7月には、金栗氏のひ孫の蔵土義明さん(25)がストックホルム五輪と同じコースを完走。タチアナさん方も訪れて感謝の気持ちを伝えた。

 タチアナさんは「100年の友好に心から感謝している。これからも交流を続けていきたい」と話していた。(東本由紀子)


以前ブログでも取り上げたとおり、
日本マラソンの父・金栗四三は史上最も遅いマラソン記録の持ち主だ。
54年8ヶ月6日5時間32分20秒3。
おそらく未来永劫、この記録は破られないだろう。

ワタクシ、金栗四三のストックホルム五輪のエピソードは、
後日談も含めて結構大好きである。

「金栗さんにゴールしてもらおう」というスウェーデンの人たちの粋なユーモアと、
それに律儀に答えようとする金栗さんの心意気が好きだ。
そして何よりも、

54年8ヶ月6日5時間32分20秒3

と、コンマ何秒レベルまで細かく計測してくれたスウェーデンの人たちの律儀さには尊崇の念すら抱きたくなる。

尊崇の念といえば、
金栗家とペトレ家の100年にわたる交流も、ただただ尊いとしか言いようがない。

高校や大学時代の知り合いが今どこでどうしているかよくわからんワタクシにとっては、
ひたすら別次元の話だけど。

いや、ホントに別次元ですよ。
だいいち、100年どころか、10年以上の付き合いをしている人すらほとんどいませんからねwww



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