外国人に人気の東京築地市場のマグロの競りが、15日から見学禁止になった。
いちおう来月の17日までということだが、それ以降の再開については未定だという。
原因は外国人観光客のマナーが悪いことだという。
競りの最中にフラッシュをたいたり、マグロに手を触れたり、果てはマグロに抱きついて記念撮影する人もいるとか。
こうなるともう非常識の領域に入るが、だからと言って、「外国人はマナーを知らん」というわけにはいくまい。
イタリア・フィレンツェの世界遺産に落書きをした短大生が、わざわざ落書きを消しにイタリアへ行ったのはついこの間のこと。
国内でも、同じく世界遺産の吉野古道の樹木へのイタズラがあったり、鳥取砂丘に落書きが絶えなかったり・・・。
でも、こういうことをわざわざニュースに取り上げるのは、日本くらいだろう。
短大生に落書きされた世界遺産の関係者は、かえって日本人の律儀さにびっくりしてたという。
外国の観光の名所における落書きって、ご当地では結構当たり前なことととらえているのだろう。
なので、立ち入りを禁止された外国人観光客は、内心では「なぜその程度で?」と思っていると思う。
だが、郷に入りては郷に従え。たとえどこの国の人であろうと、マナーはきちんと守らなくてはいけない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます