ヨドヤのブログ

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気づいたこと

2013年11月14日 | バレーボール
グラチャンのアメリカ戦を見て感じたこと・・・

その1 オープン攻撃がほとんどない

 今更のことですがいわゆるオープントスは二段トスをアンダーで上げる時くらいで,後はほとんど平行トス,フロントゾーンならアンダーでもほとんどが平行トスを上げている.特にライトへのトスは日本はまだ少し山があるけど,アメリカはネットと完全に平行,ロングDって感じ.
 そんな攻撃スタイルを見て思うのは,アタッカーに自由度があまりないということ,ブロッカーが振られていれば強振,ついてきていればフェイント,少しでもコースがあればビーチバレーで言うショット的な打ち方で落す.
 トスが速いので,ブロックとレシーバーをよく見て打つということは難しいからコースの選択肢は必然的に少なくなるのでしょう・
 ただ,それはレシーバーにも言えることで,相手の攻撃が早いから,その分,レシーブのポジションも早くとらないといけなくなり,レシバーも相手を確認する時間は短くなっている.
 そうすると,高いところに早く到達できる,身長のある選手は,ブロックとレシーバーの位置を確認する時間が少しでも長く取れるから攻撃が有利になる.
 結局は大きな選手がいる国が有利ってことになるんでしょうが,今回のアメリカはあえて大きな選手を使わない戦法らしい.でも,2m級の大きな選手は外して190cm程度の選手で機動力を活かして早いバレーをする!という狙いらしいのですが,女子で190cmって日本なら十分に大きいし,しかも,日本人で190cmなら機動力は期待できないでしょうね

その2 リベロのポジションって?

 僕のレベルではリベロのポジションって,センターに入ったらエンドライン際でワンタッチと長いクロス,レフトに入ればクロスの強打とフェイントを基本的に見る感じ?でも,このレベルのリベロ(女子)は基本はレフト側でレシーブしてるけど,印象としては縦横無尽に動いてる感じ.乱れたレシーブのトスも後衛のライトじゃなくてほとんどがリベロが上げている.
 日本のリベロ(佐藤選手)の動きは素晴らしい.スパイカーをよく見て,機敏に動いている.一方,アメリカのリベロもとてもいい動きをしていた.ただ,違いは日本のリベロは状況を見て反応で動いてるのに対して,アメリカはデータに基づいてコースに入ってる感じ.反応は圧倒的に日本のリベロの方がいいんだけど,それに負けないくらいアメリカのリベロもレシーブを上げている.アメリカのリベロは日本に比べて,瞬発的な動きは少なかったように見えたけど,その分,ビーチバレーのレシーブのような感じで片手でも上手くボールを処理して,守備範囲をカバーしている感じ.

 守備力がほぼ互角なら,やはり攻撃力の上回るアメリカが勝ってしまうのは仕方がないのかも?

なんて思いました.

 ただ,今までの常識にとらわれず,新しいことをしようとする真鍋監督のチャレンジは素晴らしいと思いました.僕も試すかな・・・,ポジションを全部反対にするやつを

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